安藤豊ブログ【日記・活動記録・地元秋田のPRなど】

秋田県で活動中の安藤豊のブログです。日記や日々の活動記録、美しい自然に溢れる地元秋田のPRなど。HPもあります。

歴史は繰り返す

2010年03月23日 | Weblog

ご承知のように、県議会は21年ぶりに会期を延長しました。

3連休中に会合に出席すると、県議会もずいぶんもめるね、という声が返ってきます。

私は、もめているのではなく、間違いのない議決をするために議論しているのだ、と答えています。

自民党の対応には首を傾げますが、基本的にさらに事業を精査することには、反対ではないので、結果的に会期延長には賛成しました。

ところで、21年前の会期延長は何が原因かと、当時の新聞を調べてみました。

理由は当時全国的にブームになっていた、リゾート開発の調査事業でニュージーランドに職員を派遣する事業に、県政与党の自民党が噛みついたことが原因で、3日間の延長の末、予算を減額修正しました。

当時の自民党幹事長は北林昭助氏(北秋田郡選出)で、そのコメントが「与党といえども是々非々だ」というものです。

当時の知事は佐々木喜久治氏で3期目の途中でした。

共産党以外オール与党の状況で、独断専行に陥ってきた知事に、灸をたてたいとの思惑もあるとの解説も載っていました。

歴史は繰り返す。

今回は、全国的に失敗例がニュースになる、市街地再開発事業が舞台です。

与党の自民党が疑義をはさむことまで同じですが、佐竹知事はまだ就任後1年足らず。

与党の反乱にしてはずいぶん早いな、という印象です。

リゾート開発も鳴り物入りで実施されましたが、県内の観光地を見ても、その成果が残っている箇所は皆無です。

時々のはやりで、今は再開発、の感があります。

ちなみに、当時の国政のニュースは、海部首相と自民党の幹事長の小沢一郎氏が衆議院の解散はしない、とのコメントでした。

因縁を感じます。 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 会期延長 | トップ | ふるさとの山河 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事