9月末に、厚生労働省が再編を促す病院名を名指しした事が大きな波紋を呼んでいます。
町立羽後病院も県内5つの病院にあげられましたが、私の元にも存続を求める声や不安を訴える声が数多く寄せられています。
先日も、インフルエンザの予防接種のため羽後病院を受診しましたが、午後3時の接種時には待合室が一杯になるほど希望者が来ていました。地域住民にとっては命と健康を守る拠点です。
患者数の減少と医師不足により、地方の中小病院はどこも苦労していますが、生き残りをかけた改革の必要性は実感しています。
羽後病院でも入院病床の削減など、ダウンサイズも含めた経営改善策を検討しています。
そうした中、地域の実情を無視したお上のご意向は、かえって逆効果になると思いますね。