町村長研修2日目は三重県大紀町と多気町を視察しました。
三重県町村会長の谷口友見町長の大紀町では、熱烈歓迎を受けながら、町長自らの案内で津波防災タワーなどを視察しました。
海に面した錦地区は、昭和初期の東南海地震で壊滅的な被害を受けており、2カ所の防災タワーを始め31カ所の高台避難所を設置して万全の備えをしていました。
谷口町長は豪快な人柄で、飛び抜けたリーダーシップで町づくりを行なっているのが印象的でした。
多気町では中部電力が昨年設置した、木材チップを利用したバイオマス発電所を見せてもらいました。
多気町は羽後町と同じ規模の町でしたが、シャープを始め企業誘致が進んでおり、自主財源が羽後町の2倍以上ありました。
隣合わせの町同士ですが、対照的な町づくりで大いに参考になりました。
昨年、先進国サミットが伊勢志摩で開かれており、賢島にある記念館では首脳が会議で使用したテーブルも展示されていました。
リアス式海岸の英虞(あご)湾では真珠の養殖が盛んで、帆船風のクルーズ船でその様子を見ることができました。