道の駅うごの運営会社「おも・しぇ」の社是「近き者説び(よろこび)、遠き者来たる。」の扁額が、振興局の小松農林部長の揮毫で掲げられました。
論語の一説で、政治の要諦を尋ねた葉公に、孔子は「近くにいる民が喜び幸せであると、遠くにいる民もそれを聞いて集まってくる」そのようにするべきだと答えた故事に由来しています。
好調な運営が続く道の駅うごですが、改めて初心に返って社是を実践していこうという決意に敬服しました。
先日の農業新聞に掲載された結城登美雄さんのコラムにも、農産物直売所が地域農業再生の拠点になると述べられていました。
農業新聞のアンケートによると、JA直売所で年間売り上げが5億円を超える店が全国に133もあり、10億円以上は39を数えるとのことです。
現在2040の直売所があり、総売り上げは3469億円、1店舗当たり平均1億7千万円の売り上げがあるそうです
これはJA直売所だけの数字で、全てを数えると全国に2万3600カ所、売り上げも1兆円産業となりました。
アンケートでは9割が生産所得の向上、8割が生産意欲の向上に寄与したと答えています。
私も、道の駅構想を打ち出した理由の一つが、まさしくこの事を狙ってのことでした。
今後も地元に愛され、遠くの人に行ってみたい場所になるように発展してほしいものです。