台湾4日目は農業関係の視察です。
新幹線で台中市に移動し、郊外の傑農(けつのう)合作農場を研修しました。
ここは日本の農業法人の様なもので、140戸余りの農家が作ったぶどうや梨などを外国に輸出する事業を行っています。
ぶどう、梨、マンゴーなどを作って主に日本向けに輸出しています。
台湾にも農協があり、時々利害が対立することもあるようですが、両方に所属している農家も多く、国内向けは農協、外国向けは合作農場と住み分けしているようです。
午後は南部の高雄市に移動し、国立の高雄区農業改良場を視察しました。
ここは、日本の農業試験場と農業改良普及所が一緒になったような所で、作物の品種改良や農民に農業技術や流通を教えています。
黄場長が歓迎の挨拶をし副場長が事業内容を説明してくれましたが、様々な品種改良の中で枝豆の品種改良を行なっているのには驚きました。
日本へ輸出するための品種改良や機械化で、まさに日本が大きなマーケットであることを実感しました。
県の試験場がはたしてこれ程の成果を上げているのか、考えさせられました。
連日の研修で少し疲れ気味ですが、帰国まであと二日。頑張ります。
今日は大曲の花火大会ですが、雨は大丈夫でしょうか?