地元羽後町西馬音内はそば処としても有名です。そば好きの方たちにはたまらない魅力があるそうです。
今日は、その中でも最も歴史が古く、町内のそば屋の元祖でもある「弥助そば」を紹介します。
創業は文政元年(1881年)と言いますから、江戸末期、約130年ほど前になります。
この家の初代が江戸でそば打ちの修行をして帰郷し、西馬音内の地でそば屋を始めたのが、ルーツになっています。
いわゆる江戸砂場系のそばです。
現在のご主人、金昇一郎さんで6代目。代々受け継いできた、こしの強い独特の歯ざわり手打ちそばは、日本中どこのそばよりもおいしいと思っています。
店内はこんな感じで、いす席が5席、小上がりが2席で意外と狭いです。
お昼時になると、ほとんど満席になり、並んで待つことになります。
これは、西馬音内名物の冷がけそばのセットメメニューです。
手打ちのそばに煮干のだしというシンプルな味ですが、さっぱりしてとても美味しいです。
セットものは煮付けと大きな玉子焼きです。大盛りで800円とちょと高めですが、大の大人でも腹いっぱいになります。
地元の人たちはほとんど出前をとるので店には来ません。
ご主人は山登りが趣味で、「睦山行会」というグループを主宰しており、私の家内も参加しており、ことしは北アルプスの常念岳に連れていってもらいました。
公私ともにお世話になっている方ですので、皆さんも是非弥助そばにきてたんせ。
わが町にはこの他に5軒のそば屋さんがあるので、徐々に紹介します。