今日は、11月の県政協議会が開かれ、12月県議会に提出される補正予算や人事案、などが内示されました。
補正予算は64億円余りの増額で、主なものは新型インフルエンザ対策で市町村の取り組みを支援する予算や、新規高卒者の就職支援として、専門学校や企業での研修に対する補助、東京アンテナショップの再開経費等々です。
また、仙北、北秋田両医療圏などの地域医療再生交付金も認められる予定で、50億円を基金に積むことにしています。
この予算は、当初仙北100億、北秋田25億を予定していましたが、新政権の3兆円の補正予算の見直しで、100億の分が廃止されて減額されるものです。
仙北は組合病院の改築が予定されており、100億円以上の事業費が見込まれる大型事業のため、影響が心配されています。
ただ、交付金事業は継続されるため、今後県や市町、厚生連などの負担をどうするかなど難しい調整が残されています。
景気回復が遅れており、特に新規学卒者の就職などが就職氷河期のような状態であり、大変心配です。
今回、国の緊急雇用などを使って職場研修や専門学校の授業料などを支援しますが、今日の魁新聞のコラム欄に我が町の誘致企業である、秋田指月工場長の小田敦さんが書かれているように、企業は採用を増やせないかもう一度検討すべきだ、という力強い考えを実現出来るよう、企業経営者の皆さんにはお願いしたい。
私たちも、少しでも問題解決のために頑張ります。