今日は「山形新幹線大曲延伸推進会議」の平成18年度総会が横手市で開かれ、出席して挨拶してきました。
この推進会議は秋田県南の4市2町1村が、山形県新庄まで来ている山形新幹線「つばさ」を秋田県の大曲まで延伸させることを目的に結成している会で、毎年今頃関係者が集って総会を開いています。
冒頭、会長である湯沢市長が「山形新幹線の大曲までの延伸は、地域住民の切なる願いである。その実現のために早期に実施すべき事業と長期にわたって実施すべき事業との二つの観点に立って、山形県側とも連携しながら頑張っていきたい」とあいさつし、それぞれの協力を要請しました。
来賓としてあいさつした私は「山形新幹線の延伸は県南地域の悲願である。秋田21総合計画にも、重要な課題として2010年までの着手を目指す、と書き込まれている。現在の状況は予断を許さないが、延伸の旗を掲げる以上粘り強く運動を続けることが重要だ。新庄から大曲まで98.7キロメートル、事業費530億円との試算も出されている。高齢化社会を迎えて安全に大量輸送が出来る鉄道の果たす役割はますます重要になっている。悲願の実現のために共に頑張ろう!!」と激励してきました。
なかなか明るいきざしが見えないなか、運動の継続を疑問視する意見も聞こえてきます。あきらめることは簡単ですが、厳しいなかでも執念を持って運動することが重要だと考えています。多くの皆さんのお力添えをお願いします。