髪を染める

毎月、きちんと日を決めて髪を染めています。
なのに、母はすぐに忘れてしまうのです。

今日も、髪を染めてほしい。と、頼んでいました。
それなのに、「眠いから、寝てくるわ。」と、寝室に行ってしまうのです。
私は、朝から買い物に行く予定はなかったのですが、急遽、買い物に駆り出され自転車を走らせます。
まあ、ちょうどよかったんですけど。
「帰ったら、髪を染めるわね。」と言う母です。
帰ったら、もう昼ごはんの準備をしないといけないのです。
「お昼からお願い。」と、頼んでおきました。

ちょうどいい時間に、「髪を染めようか。」と言うので、用意をします。
髪を染めてくれている間に、「あっ！」と、びっくりするような言葉を言います。
なんと、染める薬が顔についたのです。
それをぬぐうのに、余計に染薬を顔に広げてしまい、おでこが真っ黒になります。
毎回、染めているのに、なんで余計なことをするかなぁ。と、思ってしまいました。
怒る気にもなれず、石けんで洗っても、なかなか取れないので、「もう、いいや。」と、ほったらかしになります。