シャワー

水道代、電気代をケチる父です。
今までは、「お風呂に入りたい。」と、ぼやいていた父ですが、夏になり、「シャワーだけで十分だろう。」と、湯船にお湯を貯めないのです。
お風呂に浸かりたい私は、ちょっと不満を感じています。

シャワーだけだったら、ちゃんと体の黴菌が落ちてない感じがして否めません。
「外国人じゃないのだから。」と、思います。
そういえば、沖縄の人も湯船に浸からない。と、聞きます。
本当に日本人なのか。と、思います。
汗だけ流れたらそれでいいのだろうか。

そのうち、「湯船につかりたいんだ。」と、文句を言いそうになります。
足の指の間も、綺麗に洗えてない気がして、「水虫になったら、どうしてくれる？」と、言いそう。
シャワーだけの生活に憧れた時期もありましたけど、もう年齢もかなりいくと、ゆっくり湯船につかって、「ハ～。ビバノンノン。」と、歌いたくなるのです。
これは冗談ですが。

父のケチさは、折り紙付きなのです。
次の水道代、電気代の請求が来るまで、続きそうです。
それより先に、私の癇癪が爆発することになるかも。
ケチは、どんなしょうもない癖より、質が悪い。と、思ってしまいそうです。