掻きむしり

服の下には、搔きむしりの跡がいっぱいの私です。
何をそんなに掻きむしるのか、私にもわからないのです。
虫に食われた跡もあります、あせももあります。
意味の分からない掻きむしりの跡もあります。

お風呂に入って、体を見れば、結構な掻きむしりの跡。
母に手伝ってもらって、薬を塗ってもらいます。
「ここにもある。あっちにもある。」と、母の手はあちこちの跡にメンソレータムを塗るために薬の瓶と背中を往復します。

これは、ほんと最近になって痒くなったもので、今まで掻きむしりの跡などなかったのです。
まあ、背中はほんと知る由もないのですが。
目に見えるところでは、肩当たりが非常に多く、「どうなっているのかなぁ。」と、思うのです。
そのうち、本当に黒ずんだ跡になり、なかなか消えないものなっていくはずです。
人前で裸になるのは、ご法度なんです。
「当分は、お風呂屋さんにも行けないなぁ。」と、考えます。
もちろん、私は、人前で裸になるのはあまりいいことではないので、家風呂に入ることになります。

つい最近、足の指の間が痒くなりました。
「水虫？」と、思ったんですが、きっちり足を洗うと、痒みが消えます。
いつか、皮膚科に行って診てもらうことも考え中です。

綺麗な体のまま過ごせたら、と、思うのですが、そう簡単にはいきません。
今は、我慢のしどころなのかも。