ずぶ濡れの犬

ネットサーフィンをしていて、ある記事に目を奪われました。
それは、道で、ずぶ濡れのヨークシャテリアがうずくまっていた。というものです。
我が家にもヨークシャテリアがいるので、他人事とは思えないのです。

もし、私もそんな場面に出くわしたら、きっと、そのヨークシャテリアを連れて帰るに違いないのです。

以前に、飼い主とはぐれた犬を家に連れて帰ったことがあります。
父は、「見捨てればいいのに。」というのですが、気持ち的に、それはできないのです。
季節は夏。
愛犬と一緒にさせるわけにもいかず、暑い私の部屋で一晩過ごさせました。
さすがに、飼うことができないので、警察に頼んで、保護犬として連れて帰ってもらいました。
それから、何の連絡もなく、「飼い主のもとに戻ったのかなぁ。」と、今でも、心が痛むんです。
もし、今の愛犬がいなかったら間違いなく、うちの子になっていたでしょう。

雨の日、道でずぶ濡れの犬を見たら、私はどうするでしょうか。
心を鬼にして見捨てるかもしれないし、やっぱり、警察に頼んで保護犬として預かってもらうかもしれません。
今は、そんな場面に出くわしたことが無いから、妄想の中でいろいろ考えるのです。
大きな家だったら、犬の2～３匹でも買えるのでしょうけど、何しろウサギ小屋のような家ですから、犬１匹で精いっぱい。
もっと、お金持ちに生まれたかった。と、思うのです。

犬や猫が大切にされている世の中であってほしい。と、願ってやみません。