激しい人

つい最近、元いた施設の所長から電話がかかってきました。
「元気にやっていますか。」というのです。
そんな電話を掛ける暇があったら、もっと売り上げを上げて呼び戻してほしい。と、思うのです。
しかし、電話口では、いつも通り暗い話題で終わってしまうのです。

「今の施設はどうですか。」というのです。
「優しい人ばかりです。」というと、「うちの施設は激しい人が多いからなぁ。」と言っていました。
やっぱ、わかっているんだ。と、それならその時助けてくれたらよかったのに。
結構、きつい口調でなじられていたのを見抜いていたようです。

もうすぐ、緊急事態宣言も終わりそうです。
しかし、すぐに問題が解決するか。と思いきや、そうでもなさそうです。
まだ、いろいろな余波が残っていて、周りの人たちもいろいろ気をつけないと、また大変なことになります。
一体誰のせいで、こうなったのか。
それは、急にお金持ちになった中国の人たちが一気に世界に飛び出していったからに違いないのです。
未だに、中国は未知の国です。
何が起こるか、世界の人たちはわかっていないのです。

あまりグローバルな話になると、人を攻めてしまいそうになります。
もっと、小さな世界に住んでいる私の周りでは、やっぱり、小さな葛藤があります。
最近、気づいたのは、どこで働いても同じ。ということです。
どこでも小さな葛藤があり、それを払いのけることができないのです。
激しい人は、どこにでもいる。ということです。
それに気づいただけで、私はだいぶ大人になりました。
もうすでにおばさんだけど。