まったりとした時間

職業訓練校に行くのに、朝からバタバタした1週間が過ぎ、やっと休日になり、いつも通りのまったりとした時間になりました。
このまったりが私には最高の時間なんです。

朝、起きる時間は一緒でも、全然一日の過ごし方が違います。
眠たかったら寝たらいいし、本を読みたかったら本を読んでもいい。
こんな時間を私は、ずっと過ごしていたんです。
結局、働かざる者食うべからずで、お小遣いが不足し、でも、働くところがなくて、学校に通う羽目になったんですが。

学校では、生徒が6人で勉強しています。
子供の時の勉強と違い、ほとんどが話し合いに基づく勉強なのです。
人嫌いでは、とても通用しないものなんです。

人嫌いの私は、ホント困ってしまいます。
しかも、物を知らない生活をしているわけですから、話し合いが成り立たないのです。
結局、人の足を引っ張ってしまい、悪態付かれるのです。

「昔は、もっと生徒が多かったよ。」と、言う先生もしました。
寝てしまう生徒も大勢いたようです。
しかし、6名では寝ることもできません。
卒業にはテストもあるそうです。
テストに受からないと、補講があって、お金を取られます。
どうしても、それだけは避けたい。

大人になってからの勉強は、ほんときついです。
しかも、満員電車に乗らないといけないのは、もっと嫌。
夏の暑さで、汗で化粧は落ちるし、で、きついの何倍になるのでしょうか。
早く卒業して、働いたら、またお給料をもらえます。
その時まで、いやいや学校に通うのです。