お小遣い帳

自分の金銭感覚が気になって、お小遣い帳をつけることにした。
どうせ、お小遣い帳をつけるなら、本格的に、ＤＳの「しっかり家計簿」というのを買った。
でも、家計簿は、家計の帳簿で、お小遣い帳としては、用を成さないことがわかった。
友人に、「ＤＳの家計簿を買った。」と、告白したら、「馬鹿者。そんなものは、スケジュール帳の隅っこに、走り書きをしていればいいのだ。」と反撃された。
確かに、毎日、お金を使うわけでもないし、走り書きで充分だというのがわかった。

月によってちがうけれど、どちらかと言うと、私は、お金をあまり使わない性質なのだ。
失業も伴って、余計にお金を使うのが、罪悪である気持ちが高まってくる。
ＤＳの「しっかり家計簿」は、私にとって、無駄金だったことがわかった。
しっかり考えてお金を使わないと、無くなる一方になる。
次の就職まで、今の貯金でまかなえるか心配である。
これからの出費は、履歴書と面接に行くための交通費で消えていくだろう。
情けない話である。