Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

Alone Again(Naturally)

2004年10月25日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、Alone Again(Naturally)でした。

どうしてもダメな日というのを、
私くらいの年代になってくれば、
きっと、1度くらいは経験するんだと思う。

そんなに酷くはない1日だけれど、
なんだか肉体面でも精神面でも環境面でも、
やり切れない1日になっていたと思う。

体温調整がまるで出来ず、熱かったり寒かったりを繰り返し、
指先の神経が発火するんじゃないかっていうくらい、
右手だけが、熱く痛く感じられたりもしてみる。

体調の不調は、精神の不安を呼び起こす。

他人に弱い部分を見せたくない私は、
全ての想いを自分の中に押し込める。

悩みを相談できる相手がいないということそのものが、
悩みの元であるのだから、余計に性質が悪い。

溺れているのに、差しのべられた手を掴まず、
ずっと泳げるフリをし続けてきた。

それももう、限界なのかもしれない。

悩んで悩んで悩み切っても解決できないと、
人は、どこかに逃げ道を見つけ出したくなる。

その逃げ道として、
自殺ほど楽なものはないと思う。

人は、他人も自分も簡単に殺せてしまう。

だからこそ、自分が殺されないために人を殺さない決まりをつくり、
それを守ることで、コワがらず生き延びようとする。

自殺者が増えれば増えるほど不安な気持ちになるのは、
自分も死ねてしまえることに気付かされるからだろう。

そんな風に、全く楽しくはないけど、
活動を停止させることは総じて楽である。

だから思考停止して、
宗教にハマったり、麻薬でラリったり、泥酔したりするのも、
とっても楽な行為と言えて、精神的自殺だと言えると思う。

私は肉体的に死ぬのは構わないけど、
肉体はそのままに、精神的に死にたくはない。

楽な道に逃げたくなる気持ちは、わからなくもないけど、
その先が楽しくなければ意味がない。

だからどんな状況になっても、
楽な方に逃げてはいけない。

肉体も殺せない。

ひとりで生きているなんて有り得なくて、
ひとつ名で繋がれていることを忘れてはいけない。

けど、楽しさ、って誰のためのものだろう。

楽しさは独善的で、ひとりが楽しいと感じるとき、
もうひとりは楽しく感じられないのではないだろうか。

自分が楽しいと感じるとき、
誰かを貶めていやしないだろうか。

誰かを貶めるくらいならば、
私は楽しさを欲しいとは思えない。

想いは空へ海へと拡散していく。

10日間ぐらい拘束着を着せられて、
なにもせず、ただひたすらに答えを探さないと、
複雑化させた問題を解くことは出来ず、
私はなにも得られない気がする。

そんなことを考えながら、暗い夜道を歩きつつ、
iPodのホイールを回し、偶然の曲選びを行ってみる。

10038分の1の確率だっていうのに、
Gilbert O'Sullivanの『Alone Again(Naturally)』が流れる。

そんなもんだろう。

…と、こういうところまで深く落ち込むと、
あとは明るく考えるしか手段がなくなる。

自然と笑いがこぼれるくらいの、
幸せな妄想が、心を満たす。

私は、またひとりになるかもしれないけど、
そもそも溺れてなんかいやしない。

そして、この空は広いんだ。

すると、ランダム再生中のiPodから、
The Beatlesの『The Ballad of John and Yoko』が流れる。

いや、それはチョット。。。

靴を履き替えるように、心も履き替えられたなら

2004年10月24日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、靴を履き替えるように、心も履き替えられたならでした。

ついにというか、ようやくというか、
バイク用の靴が新しくなりました。

本当は全く同じ靴にしようと思っていたのですが、
売っておらず、ではではと全く違う靴を購入。

グローブもそうですが、
濡れてグチョグチョになりそうな革製品より、
濡れてもなんとかなるハイテク素材製品が、
好きだったりします。

靴に関しては加えて、ギアを押し上げるため、つま先が固いことと、
歩き回っても疲れないくらい優れたクッション入りのソールであるということと、
あと、いかにガンダムっぽいか、という謎の基準があったりします。

いや、ガンダムっていうか、
未来っぽいか、パイロットぽいかっていう。

バイクでも気張らず、まるで普通の服装をする私ですが、
一箇所くらい、少しの遊びをしてみたいわけです。

お写真は、どうです?チョットそれっぽくないです?

さて、そんな新しい靴とバイクで、
映画を観に行き、そして友達の家に遊びに行きました。

そこで話題になったのが、
またも先月末の合コンのお話。

いやはや、しつこい集団です。
もう、大好きです。

この合コンは友達の彼女が、
高校の同級生を3人集めて行ったものでした。

ので、友達の彼女の連絡先さえ知らない私は、
常に友達の判定を受けねばならず、
これまでどんなに弱音を吐こうが、
受け入れられることはありませんでした。

それは当然のお話です。
出来なかった私が悪いのですから。。。

しかし今回、出来るかわからないけど、
彼女にお願いして飲み会を開くよう頼んであげようか、
という言葉が。

そこで私の言葉が出ない。。。

基本的に私は、自分の私利私欲のために、
他人に無理を強いる行動は、好きではありません。

他人が好意でしてくれる行動にはノりますが、
そこに少しでも暗い気持ちを抱くならば、
私は自らそれを得たいとは思いません。

自分の幸せのために、他人が苦しむ姿は見たくない。

今回もまた、無理そうなことを実現させようと粘る、
手間をかけさせたくなかった。

友達がどれだけ行動をするかわかりませんが、
自分に置き換えて考えると、それは大変なことだと思ったんです。

そもそも私は、目の前にいる人に対して、
精一杯の気持ちで接することが正しいと思っており、
その人の前で、その先にあるものや別のものに対して興味を向けることは、
とても失礼なんじゃないかな、って思うわけです。

別にそのために一緒にいるわけじゃないって。

それ故に、飲み会の場を設けてもらおうと頼むのも、
その友達に失礼な気がしますし、
友達が彼女に頼むのも、そんなだから悪いなって。

言葉がなくなったわけです。

けれど、幸せを掴むためには、言葉は悪いけれど、
どこかで他人を利用しなければならないのかもしれません。

もっと貪欲に、もっと形振り構わず。

ああ、この弱弱しい心も、靴のように簡単に、
新しく履き替えられればいいのに。。。

そんな私に対して、その前に言われてはいたけれど、
友達は一言、空気、という喩え言葉を投げかける。

いてもいない存在だというのだ。

もちろん冗談であり、そこに悪意はない、
怒るところでなく、笑うところである。

いてもいない存在。

明日死ぬかもしれないと日々考え、私が望んでいる姿は、
挨拶もなしに現れて、話すだけ話して、聞くだけ聞いて、
しばらくしたら、挨拶もなしに去るも誰にも気付かれない、
というもの。

つまり、いつ私が死んでも、
誰も悲しまず、誰も気にもしない、
そんな存在で、私はありたいと思い続けていた。

誰にも影響を与えず、私は私だけを生きる。
そうすることが周囲のためだと思って。

私は空気。

自覚していることを言われることは、
人間何よりもツライ。

その言葉以来、私の笑顔が曇ってしまったことを、
誰にも気付かれなかった。

それもまた、空気たる所以か。。。

浜名湖SAさんのうなぎパイVSOP

2004年10月23日 19時33分17秒 | 旅行
行きも帰りも、なんでこんなにお馴染みかと言えば、
そもそも鈴鹿帰りに、東名の全SAに寄ってるんですよね。

さて、お酒はお付き合い飲料扱いな私なので、
ひとりの今、勝利の美酒は飲まなかった私ですが、
バスの車内がお酒っぽい匂いが少しして、
やんわり頭痛くなり中。

基本的に私は、匂いに弱いんですよ。。。

ちなみに写真のうなぎパイVSOPには、
リアルにブランデーが入ってるのです。

もちろん買ってないので、
お友達さんは想像してください。

ジェフvsグランパス戦後半

2004年10月23日 17時19分46秒 | サッカー(ジェフさん)
2vs0で、ジェフさんの勝利でした。
村井選手のシュートと阿部選手のヘッド。

後半はジェフさん、上手く噛み合っていて押しまくりで、
途中、その割に途中点が入らずやきもきもしましたが、
最後にはとっても気持ち良く勝てました。

オシム采配冴え渡りましたね。
次節もこの調子でいきましょう。

サポーターバスの旅

2004年10月23日 07時19分05秒 | 旅行
色々と方法を検討した結果、
これが一番お手軽じゃないの、
ってことで、東京駅からサポーターバスで、
はるばる名古屋に向かうわけです。

お年寄り好きな私らしく、
席はおじいちゃんの隣。
長距離長時間移動もバス好きな私なので、
わりとニコニコなわけです。

にしても、この1ヶ月くらいで、
名古屋3回は行き過ぎな気が。。。

PWMのCDが横浜近辺のお店で買えるんですよ!

2004年10月22日 23時23分28秒 | 音楽
友達ということを抜きにして大好きなバンド、
Pianist with Mussoliniさんが、
Yokohama Music Awardの第13期グランプリに輝き、
2ndアルバムが横浜近辺の店舗で販売されることになりました。

今まではライブ会場でしかCDを売ってなかったので、
こう、有名な店舗に置かれるなんてね、
なんか、きっと私の方が感動しているような気がします。

写真はHMV横浜ビブレ店ですが、
その他にも以下の店舗で販売しているそうです。

---
「The deepest sound of this week」
Pianist with Mussolini
1,500円

●HMV 横浜ビブレ店
●HMV 横浜ワールドポーターズ店
●下北沢ハイラインレコーズ(*)
●新星堂 上大岡店
●新星堂 横浜ランドマークプラザ店
●新星堂 横浜ジョイナス店
●新星堂 横浜ポルタ店
●新星堂 港北東急店
●新星堂 海老名店
●新星堂 小田原ダイナシティ店
●新星堂 茅ヶ崎店
(*)ハイラインレコ-ズのみ11月以降の店頭販売となります
---

邦楽では、よく洋楽っぽいって言われるバンドってあるんですけど、
それって単に、楽曲が洋楽のコピーっぽい、ってことだと思うんです。

でも、PWMさんは、洋楽のコピーっぽくはなくて、
楽曲の質そのものが洋楽で、邦楽の枠に収まってないです。

美しいメロディに、駆け抜ける疾走感。

今の日本でこういう音をつくれるバンドって、
他にいないんじゃないでしょうか。

あんまり言い過ぎると胡散臭いんですけど、
本当にいい楽曲なんですよ。

誰の胸にも響く、POPな楽曲揃いです。

ジャンルはギターポップというか、
激しくノれる曲もあれば、静かに染みる曲もある、
ブリットポップ系でしょうか。

1stは多様なジャンルが入り混じって荒削りな感じでしたけど、
2ndは落ち着きが出て統一感と安定感のある完成された感じになってます。

こちらから視聴できるので、
普段音楽聴かない方も、もちろん聴く方も、ぜひ一度聴いてみて下さい。

心を動かす、なにか、を感じるかと思います。
気に入ったら、ぜひ1枚お手元にどうぞ。

ちなみにPWMさんはライブも素晴らしくて、
楽曲の良さに、歌に対して真摯に取り組む緊迫感が重なり合って、
自然と高揚して、胸が熱くなるんです。

CDを聴いて気に入ったら、ぜひ足を運んでみてください。

普段はひねくれものの私をして、
こう素直に宣伝したくなるくらい、いいバンドです。

C&Aさん新シングルは「僕はMusic/crossroad~いまを生きる僕を~/熱風」

2004年10月22日 17時12分20秒 | 音楽
Information | CHAGE-ASKA.NET

2004年12月8日に、C&Aさんの新曲が発売されるのですが、
その曲名が決まったようです。

・僕はMusic
・crossroad~いまを生きる僕を~
・熱風

『熱風』はアレンジしただけな気もするので、新曲は2曲。
どちらがCさんで、どちらがAさんでしょうか。

しかし『僕はMusic』とは、
さすが、いい題名をつけてくるなぁ。

楽しみに続報を待ちましょう。

blog開設の動機はタイミングの悪さ

2004年10月21日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、blog開設の動機はタイミングの悪さでした。

勤務中の夕方、同期のお友達さんから、
休憩がてらに外に買物に行こうと誘われました。

ビルの1階で待ち合わせということで、ぼんやり待っていると、
顔見知りのお偉いさんだとか、
宅急便の荷物を持ってきた友達だとか、
出張帰りの友達だとか、
普段、その瞬間その場所で会わないだろう知り合いと、
なぜだかとても、会いまくったわけです。

私が外に限らず、勤務時間内に買物に行くなんて、
ホントに何ヶ月ぶりだっていうのに。

そして、出会った知り合い的には、
社内の1階で、外出用にほぼ帰り支度な服装をして、
あからさまに人待ち顔でいる、
そんな私を、とっても不思議がるわけです。

こっそり付き合ってる女子でも待ってるんじゃないの。

…なんて、勝手に社内恋愛の疑いをかけられても、
正直、なんの不思議もない場面です。

実際は、悲しいくらい全くいないんですけどね。
社内なんて、特に。。。

でも今回に限らず、私は勘違いされるそうな場面を、
なぜだかとても、知り合いに見られている気がします。

他の人と比べてどうかはわかりませんが、
なぜこのタイミングでこの人に会うか、
ということが多くて、そんなときはつい、
素っ気無く接したりしてしまいがちです。

普段と違うところで私に会って違和感を感じたら、
裏になにかあるんですよ、必ず。

でも、この偶然の出会いを、
例えば交通事故と置き換えるなら、
私は何度死んでるかわかりません。

普段通りしないからこそ、
普段通りでないことが起きるのでしょうか。

不思議なものです。

実は、このblogを開設した理由のひとつとして、
知り合いさんに女友達といる現場を見られて、
全くの誤解のまま、blogの記事にされていたから、
ってのがあるんですよね。

私がスタバで女友達とふたりでいるとき、
ひとつ挟んで隣のテーブルに知り合いさんがいて、
その場でも、その後会ったときでも、
なんの話もなかったので、気付かなかったのかな、なんて思ったら、
後日読んだblogで、さも私がお付き合いしているかのように書かれていて。。。

そうしてblogで書くということは、本人はそう思っていることで、
その誤解を私の知らないところで周囲に言っていたらどうしよう、と。
余計なところに伝わったらめんどくさいぞ、と。

読んですぐ、そう慌てたわけです。

そんなことはない、誤解だぞ、と。
そのとき私は、女友達が好きな人の相談にノってたのだぞ、と。

そう宣言したかったんですけど、あくまで知り合いレベルであり、
かつ、実際に言われてるかどうかわからないところでの弁解も変なので、
誰かが私に言ってこない限り、弁解の場もないわけです。

その件に限らず、今後こういうことがあるといちいち厄介なので、
誤解を解くための場を用意しとこうかな、と。

逆に、今度こっちがなんか見たら仕返してやるぞぉ、
という、暗く黒い欲望があったんですけどね。

落ち着いて考えると私は、
他人のことをどうこう書くのって、
別に好きじゃありませんでした。

自分が直面した人に対してどううしたかった、
みたいのは書きますけど、
この人はこうだろうなんてとこは、
あまり興味がないです。

書く題材として、全くの他人は別ですけど、
友達や知り合いをいじるのって、とっても難しくて、
ここに書いたことが全てみたいに思われると、
それは違うって話になってしまいます。

いざ文章にすると、本心のまま書くということもなく、
お話を面白くするの大好きですからね。

と言いつつ、この文章では、過去の文章でも、
思いっきり知り合いのことを書いてるんですけどね。

でもその人自身がどうかでなく、
その人が私にどんな影響を与えたかっていう、
日記だから当たり前なんですけどね、
そうして常に自分視点でしか見られない気がします。

そこが私の最大の欠点な気もします。。。

そして、もうひとつある欠点は、
今まで話してきた会いたくないときに人に会う、
そんなタイミングの悪さではなく、
好きな人に好きというべきところで素直になれない、
そういう意味でのタイミングの悪さでしょうか。

言うべきところでなにも言えず、
言えなかったことが余計に想いを強めることとなり、
そして後悔の念も強くなっていくという。。。

それでいて相手は言うべきところで言わなかったのだからと、
あとはもう、私のことは忘れていくだけ。。。

そして私は、誰からも忘れられないよう、
今日もblogに私を打ちつける。

台風23号の早帰り

2004年10月20日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、台風23号の早帰りでした。

台風23号が上陸するので、
今日は17時に帰りましょう。

…なんて、上司さんが仰ってくださるので、
仕事だなんだ関係なく、私は素直に17時に帰宅したわけです。

昔から、帰りましょう指令には素直で、
中学の頃、授業中ペチャクチャ喋ってたら、
教師さんに売り言葉で「教室から出てけ」言われて、
ホントに出てったりしましたからね。

で、教師さんは慌ててコントみたいに迎えに来たという、
そのくらい素直な、とってもいい子ちゃんなわけです。

今はずいぶん大人しくなったものです。

さて、せっかくの早帰りだし、ということで、
本屋さんでじっくりとスウィングガールズの公式本を読み比べ、
HMVさんでゆっくりとスウィングガールズのサントラを持ち歩き、
なんだか、とっても充実した過ごし方が出来ました。

あんた、スウィングガールズばっかりじゃんっ。

いや良かったんですよ、ホントに。
ここをしばらくファンblogにしたいくらい。

…と、家に帰ってからもまだ早いので、
たまには、と全く他人のblogやサイトを見て回ったりしてみました。

基本的に、本もまともに読めない私なので、
他人の文章をじっくり読んでいられるはずもなく、
繋がりのある人のblogを読むか、単なる情報収集かでしか、
ネットって利用しないんです。

けどたまに、こう、テキトーな単語で検索して、
全く関係ない人の人生を垣間見てみるってのも面白いものです。

私には起こり得ないことが起こっている事自体も面白いですし、
それに対する文章の表現方法の違いも面白い。

世の中ってまだまだ捨てたものじゃないっていうか、
こんな面白いところで私は生きてるんだな、
って、すごく日本というか、この今いる瞬間が好きになりましたね。

いいなぁ、この世の中って。

そんな検索過程で、色んな面白い言葉を見つけたので、
このblogでパクパクしようかなとか思ったりもしました。

例えば、ピアノを弾いてる方の使っていた、
熱心な練習を「弾きこもり」と表現するのとか、すごく上手いなって。

こういうの好きなんですよね、なんとなく。

…なんて、ネットをぐるぐる回りつつもまだまだ時間があるので、
今月は過去の事象を振り返りつつ長く深く書くぞ、と決めて、
その結果、1日で書ける分量でなくなって更新が追いつかなくなった、
という、終焉を迎えそうな1分間スピーチを、
せっせ、せっせと更新してみたりとかもしました。

blogのつくり上、どこが更新されたかわからないと思いますからね、
興味のある方は、10月1日から遡って読んでみてください。

ふと現実世界に戻る。

私はひとり、ベッドに横たわり、
雨に濡れた服が、床に広げられている。

外では宣伝車みたいワゴンが走り回り、
近所の小学校に来てください、と避難勧告を出している。

もう、寝るか。

HMVさんのゴールドカードを入手!

2004年10月20日 23時59分58秒 | お買い物
先月以来すっかり踊らされて、
というか、ちょうど買いたいものが重なったんですけど、
CDやDVDをあえてHMVさんで買いまくり、
見事、ゴールドカードを入手しました。

ゴールドカードになった特典はというと、
3000円お買い上げごとに500円引きのクーポン券2枚でした。

わりと得したような気もしますが、
今年中に使い切らなくてはならないというのが微妙に。。。

さて、恒例のお買い物内容を公開しましょう。

2004年10月20日
HMV横浜VIVRE店

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SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック

正直、演奏自体は素人レベルなので、
なにも知らないJAZZ好きが聴いたら怒りそうですけど、
でもそこがいいんですよね。

スウィングガールズ達が実際に頑張ってるんだなって、
映画を観た人が楽しめる作品になっています。

Jazz以外もゴダイゴ好きには嬉しい、
ミッキー吉野の曲になってますからね、
終始ニコニコです。

ジャズやるべ♪


Bank Band「沿志奏逢

ミスチルの櫻井さんが岡村ちゃんのファンという話は昔から聞いていたので、
『カルアミルク』の出来映えがとても楽しみで、購入してしまったわけです。

全体的に、楽曲の良さを滲み出す渋い技巧の演奏に対して、
櫻井さんの声がチョット浮いてる気もしますが、
その分、歌詞が色濃く伝わってきて、これはこれなのかなと思いました。

実は購入した動機って、楽曲を楽しむためというよりも、
このバンド活動の目的であるap bankっていう環境活動が、
主旨もそうですけど、活動もガラス張りですごく共感できて、
たまには、こういうのにノっかってみるのもいいかな、
と思ったからだったりもします。

少しの投資で未来が明るくなるならば、
それは嬉しいですよね。

それにしてもamazonさん、
古川昌義さんはドラマーでなく名ギタリストですよ。。。


Gomez「Split the Difference

発売時になぜだか輸入盤が軒並み高く、そのくせCCCDだったので、
HMVさんの2枚で割引セールになるのを待っておりました。
今回ようやくHMVさんの2枚1690円セールに登場したので、購入。

BEATLES中期~後期っぽいひねくれっぷりを隠し味に、
渋い雰囲気が漂っているのが彼らの特徴ですが、
今作もいい具合にひねくれつつ、美しい音楽を奏でています。

ただ前より、楽曲に勢いが増して若くなった気がします。
スタンディングライブで聴きたい感じですね。

なんにしても美しい音楽は心に染みます。


The Beta Band「Heroes to Zeros

Gomezと同時期に出て、輸入盤が高くて、CCCDで、
やっぱり価格が落ちるのを待っていた作品。

The Beta Bandさん、映画ファンには『ハイ・フィデリティ』において、
ジャック・ブラックが勤務しているレコード店で彼らの曲をかけて、
お客が買いに求めるシーンでお馴染みかと思います。

彼らの音楽は色んな音楽を混ぜこぜにした感じで、
不思議な違和感が漂いまくりなんですけど、
今作は不思議な違和感を残しつつも、
POPさが増えて、とっても聴きやすくなっていて、
きっと初めてでも気持ちよく聴けると思います。

でも残念なことに、このアルバムを最後に、
経済的理由で解散してしまったんですよね。

曲的に大ヒットするとは思えませんが、
こういうバンドには長く残って欲しかったな。

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お値段開示はなんとなくやめてみました。

映画生感想『スウィングガールズ』

2004年10月20日 13時58分40秒 | 映画
2004年10月19日、雨の中ひとり、
ワーナーみなとみらいさんにて、19時50分の回を鑑賞しました。

『ウォーターボーイズ』が、邦画を見直すキッカケとなった作品だったので、
公開前から必ず観ようとは思ってたんですけど、
ディズニーランドが大雨で行けなかった場合の代替として、
この作品の鑑賞を挙げていたため、どうもひとりで行きづらくて、
ここまで遅くなってしまいました。

以上、言い訳終了。

感想を一言で言うなら、
お話自体はすっごく爽やかでわかりやすい青春学生映画で、
どんなに落ち込んでても、疲れていても、
観ればきっと元気になれる、そんな笑顔の力を持っていて、
どうもウズウズなって、みなさんもぜひ観てください、
と思わずおススメしたくなる、そんな作品でした。

正直、物語の大筋は『ウォーターボーイズ』と同じですけど、
題材と、そこで動かすキャラを変えると、
こんなにも輝きが増すものなんだな、って思えました。

私は、基本的に音楽関連の映画好きなので、
余計にそう思うのかもしれません。

パンフレットの監督インタビューにも書いてあったんですけど、
音楽を使うことで会話することなく感情を伝えたり出来ますし、
なによりノリがいいんですよね。

映像と音楽が上手く絡んだときの爽快感と言ったら、もう。

それに、根本的に音楽って単なる演奏だけでも感動できるものなので、
そこに至るまでの面白い物語が絡んで、つまらなくなるわけがないです。

Jazz自体も取っ付き易いですしね。

キャラの方なんですけど、
今回は、主役が男子でなく女子ですからね。

こう、主要キャストを観て、
高校生時代なら鈴木友子役だけど、今なら関口香織役に心惹かれるな、
…なんて、男子の自分に戻っての観方をしてみたりも出来ます。

いや、単に、関口香織役の本仮屋ユイカさんが素晴らしい、
ってことを言いたいだけだったんですけど。

真面目に書くと、全体的にキャラ設定はとっても上手くて、
ひとりひとり確実に個性がある、隣にいそうな客観視するとチョット変な人だらけで、
とっても共感しやすく、それぞれの言動がいちいち楽しめました。

過剰に変な人を出して笑いを取ろうという作品が、
最近の国産作品では多い気がしますけど、
こういう、普通だけど変なこだわりを持った人の方が、
あざとさがなくて、素直に面白い気がします。

映画らしいデフォルメはありますけどね。

そんなこんなで、すっかり物語世界に入り込み、
終盤では、やっぱり目標に向けて頑張るのって大事だよな、
と胸が熱くなり、自然とウルウルしてました。

高校時代、いや中学時代の私が観たら、
普通にジャズ始めちゃったんじゃないでしょうか。

影響されやすいですからね、基本的に。

そんな行動はしないものの、影響されやすさは今も変わらずで、
鑑賞後、iPodでわかりやすくお気に入りのJazzを聴きつつ、
今の自分でも幸せじゃんって、自分が全ての真ん中にいるような、
そんな心地良さを感じながら、汽車道を歩き、帰ったわけです。

やっぱり、モノをつくって発表するなら、
人の悩みに共感させたり、やたらと恐がらせたりするのではなく、
こういう、触れた人を無条件に元気にさせる作品であるべきですよね。

額に汗して頑張る姿は、素晴らしい。

なんにしても、観てよかったぁ、と心の底から思える、
とっても良質な作品でした。

ジャズやるべ♪