Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

2005年09月09日の服装

2005年09月09日 23時15分26秒 | 服装
3日連続赤色を入れてくるなんて、
我ながら相当マイってるんですね。

私的に赤は無理矢理心を奮い立たせる時の色ですからね、
そんな劇薬を使いまくるなんて、とっても危なっかしいです。

その日の気分を、言葉以上に明確に残すための今日の服装ですからね、
こういうことがあると、日々残してる意味もあるなと思えるわけです。

ただ、今回みたいに服装が信号を出していたとしても、
そんなのは自分にしかわからないことですし、
そもそも人の心は目に見えてわかるものではないですからね、
そこを見抜くのって難しいですよね。

私も出来るだけ気付いてあげたいと思うのですが、
継続的に会ってない限り、やはり見ただけではわからないので、
言葉に出さない人の場合、なかなか難しいです。

それに気付いたところで、どう対応すればいいかと言えば、
それも人それぞれですからね、やっぱり難しい。

過干渉せず、ほっておけば自己解決してく人もいれば、
ひとつひとつ掘り下げて痛みの元を引き出してあげなければならない人もいる。

いや、人というか抱えている問題によって
同じ人でも、ほっておいたり、引き出したり、違う対応をする必要がありますからね、
なんともはや、難しい。

難しいのでそんな話は放り投げまして、
とりあえず最近思うんです。

質量保存の法則は、
実は感情にも生きているんじゃないかって。

全ての人の感情がプラスに転じれば、
それはそれはステキな世の中なんですけどね。

でも残念ながらそうではなく、世の中に存在する感情の量は一定で、
プラスな人がいるとき、常にマイナスな人がいて、
それで感情の均衡が保たれてるんじゃないかって。

つまりはプラスな人のために今の私はマイナスになってて、
要は、ある意味、私はプラスの人を支えていて、
さらに言えば、世界規模で感情の均衡を保たせてるんじゃないかって。

私のマイナスが人を支え、世界の感情の均衡を保ってるっていうなら、
それはそれでカッコ良くていいですよね、なんか明るくなります。

ただその考えを採用するとなると、もし私がプラスに転じたときは、
必然的に、どこかにマイナスな人が生まれてしまうので、
自分がプラスになることに責任を持たなければなりません。

始終プラスであり続けず、マイナスな人に手を差し伸べて、
出来る限り、お互いゼロに保たせるような。。。

言葉を変えれば、自分の幸せに浮かれず、周囲を見渡し、
たとえ幸せの時間が削られても、他人の不幸せに手を差し伸べて、
一言でも言葉をかけてあげられる自分であろう、というか。

なんにせよ、自分だけ幸せであればいい、なんて、
そんな感情で生きてしまうのは淋しいことな気がします。

その方が楽なので、いつそちらに転ぶかわかりませんけどね、
転べたら、今マイナスになってないんでしょうね。

いやはや、なんて生きるのが難しい世の中に、
自分で勝手にしてるものだ。

CASSHERN』みたいなこと言って、大丈夫かな。

フクアリで福有り

2005年09月09日 08時18分14秒 | サッカー(ジェフさん)
2005年9月7日、フクダ電子アリーナの、
運営シミュレーションに行ってきました。

実際は2005年10月16日にこけら落としなわけで、
ファンクラブ限定でひと足早く体験。

今後「フクアリで福有り」なんてスポーツ新聞の見出しか、
それともポスターで自らか言われるんでしょうね。

さて、蘇我駅からフクアリ行く途中、
居酒屋さんが歓迎ムードで早速ニッコリ。



店頭販売したっぽいのですが、
購入された方もいるのでしょうか。

早く着き過ぎて歩道で待たされ、
豪雨に打たれるものの、無事入場。



ついついキョロキョロしながら進むも、
あまりの綺麗さ、しっかりしてる具合にホームじゃないみたい。

周囲を見渡すと工場が間近にあるのは、
とりあえず、ジェフのお約束とは思う。

1Fメイン中央中段に席確保後、
2Fメイン中央、コーナー自由メイン、1Fメイン最前列、
なんて具合にフクアリ探検をしてみる。



どこから見てもサッカーの観やすい環境でニッコリしつつも、
席を買うという観点ではとっても悩む。

下手にメインやバックスタンドで席指定されるなら、
コーナー自由メインが近いし最もお得かも?

…なんて、単に見学会だけでなく、
サテ同士ではあるものの、 柏との千葉ダービーがありました。



選手紹介にビジョンがあるのってステキ、
と、うっとりしようと思ったら、
中島に滝澤の顔写真、水野に藤田の顔写真が出る。

ネタ?

…とかなんとかありつつ、試合が始まる。
試合経過はテキトーに。



フクアリの記念すべき1点目は、
は・や・し!は・や・し!



なんとなく、やりそうだな、と思ったらやってくれた。

ビジョンに映るゴールのアニメがGOALと点滅するだけで今後に期待。
ゴールシーンのリプレイも欲しいところ。

先制点とって動きがよくなったかな、
とか思わせつつも、動きがバタバタしてきて、
谷澤にポカッと決められる。あぁ。。。

でも前半の内に、さくっと2点目を、
ヨゥダ!ヨゥダ!

2vs1で前半終了。

ハーフタイムは大半の人が、
練習終えて来た上部VIP席にいる、
トップ選手観察会になってた。



そんなに観察しなかったけど、声援に両手振って応える、
メガネ大輔さんがカワイかった。萌えキャラだ。 お写真はメガネ巻。

そして後半が始まる…前に、
VIP席からサテメンバーに声援が響きほのぼの。

前半から引き続きバタバタしてる間に、
李に決められる。あぁ。

空気読まないな柏はとか思ってたら、
するどい直接FKを決める、
晃樹!晃樹!



晃樹はフル出場したけど、つくづく素晴らしい選手だと思った。
守備をこじあけ得点するための積極性、アイデアと、
それを実現するだけの才能を持ってる、まさにスター様だ。

水本も1対1では抜群の強さがあるし、
中原も全体で見ると安定感はまだまだだけど、
ポイントポイントでは素晴らしかった。
中牧もデカイ。

…なんて、若手の台頭が見えるサテは面白い。

その後、試合が中だるみしてきたと思ったら、
谷澤ショーが始まる。

汚いプレーに、報復に、シミュレーションにやり放題。
あんなに空気読まず、なにしに来てるんだろう?

その空気読まなさが柏全体に広がり、
いつものガツガツしてくる、悪い柏に。

うわーとか思ってるうちに、
ダニエル、ダニェル、ダニロが、
果敢にゴール前でドリブル突破して楽しませる。

そんなこんなで試合も終わり。
3vs2で、勝利のでんぐりんぐ。



お互い借りもののスタジアムで戦っているような印象だったけれど、
ここがジェフのホームになるんだよなぁ。。。

ただ観やすいだけでなく、声も響くし、
サポートしてる感覚が強く出るアリーナになるんだと思う。



素晴らしいフクアリを間近で観て体感できて、
さらに珍しくメインでゆったりと試合も観れて、
なんとも面白い1日でした。

映画生感想『サマータイムマシン・ブルース』

2005年09月09日 01時02分26秒 | 映画
2005年9月5日、会社帰りおひとり、
ワーナーマイカルみなとみらいさんにて、21時50分の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
前半の伏線が後半一気に解消されていき、気持ち良く笑って楽しめる、
いい意味でちまちました、小さなタイムトラベル作品でした。

くだらないながらも、なによりも面白く、腹の底から笑い合えた、
いわゆる学生ノリで過ごした、平凡だけど特別な夏休みが作品の中にあります。

そして、そのちまちまSFぶりは、
ドラえもんで育った私達世代にはたまらないと思います。

というか、元となった劇団ヨーロッパ企画の作家であり、
この映画の脚本家である上田誠さんが1979年11月生まれの25歳だそうで、
いよいよ私達世代の作品が表舞台に出てきたな、っていう嬉しさがありました。

単に嬉しいってわけでもなく、年齢のことをまるで気にせずに観てても、
台詞のこだわり方とか、まさしく私達世代でしたからね、
物事に対しての感覚がガッチリ合って面白かったです。

そういう身近な感覚があるからか、すっごく内輪で共感できる感じというか、
話の面白い友達が延々話し続けるホラ話みたいな、
ちまちましながらも最高にバカげて笑える四畳半映画でした。

ただ、そうした特定の世代だけが持っている感性のまま突き進んでは、
誰にも楽しめる娯楽性というものが欠けてしまうのは確かなので、
その感覚へのオブラート的に、全体的に大人の手が入っているような印象は受けました。

その大人の手というか、ハチャメチャさせつつ破綻しない演出ぶりこそが、
交渉人 真下正義』が踊るの世界を継承できた原動力なのかも、
もっと言うと本広監督がいるからこそ踊るなのかも、なんて思えたりもしました。

なぜここで真下の話を持ち出したかといえば、
実は真下とリンクしている俳優さんが多いという。
本広監督はあえて真下で使ったんでしょうけど。

脇役はほぼヨーロッパ企画の方々だそうで、
舞台出身の俳優さん達は、全体の動きが派手で映えて良かったです。
こういうハチャメチャな映画にはピッタリです。

そこに思い切り良く絡む上野樹里さんが輝いていて、
つくづく演技力以上のものを持った女優さんだと思いました。

少し押さえ気味でツッコミ役な瑛太さんも良かったですし、
役者達がそれぞれ活き活きと演技をつくり上げていく感じが伝わってきて、
どこか、演劇を観てるような気分にもなりました。

物語自身も伏線の回収ぶりとか脚本がバカっぽく見せて、
実は賢く考えててそれだけでも面白いんですけどね。

一場面、一台詞まで丁寧に考え尽くされた『運命じゃない人』とはまた違った、
演劇的な生っぽい勢いによる面白さがありました。

こうした賢い脚本がきっと邦画を、映画を救ってくのでしょう。
重厚長大にしなくても、楽しい作品は作れるものです。

この作品ももう1度観たいですね。
時間軸ひねくれ系にホント私は弱いです。

脚本がどう素晴らしいかをまるで語ってはおりませんが、
文量でこの作品のお気に入り度を判断していただきつつ、
学生を経験したいい大人には、とってもおススメな作品であり、
ひとりでも、友達同士でも、カップルでも、ぜひ観ていただきたいと思います。