Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ピエロは踊る

2004年08月02日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、ピエロは踊るでした。

他人の運命を操ることの出来る神様という存在がいるとしたら、
あなた様は、なんて面白いお人なのでしょうか。

私に心臓障害を与えるだけでは、
あなた様は、まだ遊び足りないという。

幻想が見えました。

先週いなくなった、なっちゃんが、
私と同じフロアの別のデスクにいる幻想です。

しばらく経って、もう一度目を向けると、
そこに、なっちゃんはいません。

とてもハゲたおっさんが座っています。

なんだよ、やっぱりな、
と思って黙々と仕事をし続けました。

しばらくして上司に宅急便を送る雑務を頼まれ、
私の斜め後ろの空いたデスクで、
荷物の梱包作業をしようとしました。

すると少し遠く、さっきとてもハゲたおっさんが座っていた、
その席に、なっちゃんが。。。あのなっちゃんが。。。

本物の、なっちゃんが、そこに。。。

いくら目を凝らしても、眼鏡を外して見ても、
とてもハゲたおっさんには変わりません。

本当に本当になっちゃんがいたのです、こんちくしょう。

この再会に嬉しいを超えて、もう楽しくなっちゃって、
なっちゃんを見ながら、一瞬でも目に映って楽しんでくれたらなと、
ガムテープを意味なく回して放り投げたり、
ハサミを銃のように回しながら使ったり、
意味なくオーバーアクションに確認して張り付けたり、
延々と曲芸まがいの梱包作業をしてしまいました。

全く冗談でなく、大真面目に、
しっかりと曲芸をしました。

元来、私はこういうことを無意識に近く、
平気でしてしまいます。

なので、こういう時の私をカメラで写すと、
非常に面白いでしょうね。

なっちゃんに限らず、
好きな人といるとき、つい嬉しくなって、
相手を少しでも楽しませようと、相手の見てないところでも、
なにかしらの動き芸をしますからね。

敬愛するチャップリンさんの言動を、
地でいってるんです、この人は。

というか、私は根本的に、
性格も行動もピエロなんです。

以前、私の友達に対する頑張りの言動を指して、
ある女性に「ピエロみたい」と全人格を否定することを言われて、
その女性は極力顔も見たくなく、話もしたくないわけですけど、
自称も他称も、まさしくピエロなわけです。

先週あれだけ落ち込んでおいて、
今週になってすぐ、なっちゃんいました、の浮かれ報告ですからね。

あまりに簡単に踊らされ過ぎです。
周りから見れば、なんと滑稽なんでしょうか。

大騒ぎして誠に申し訳ございませんでした。てへへ。

でも、なっちゃん、いるんですよ、
どうします、いやホントにね。

あはは。うふふ。えへへ。

そんな浮かれ気分のまま迎えた、ピエロの夜。

去年から小さく支え合っていた友達に、
念願の大事な人が振り向いたという報告を受ける。

自分のことのように嬉しく感じて、
素直に「おめでとう」を告げた。

その苦労や悩みを知っているから、
やはり自分のことのように嬉しい。

けれど今後支えられるのは自分だけとなり、
なんだか、とても複雑な気持ちになる。

ここで前に進むべきか、
それとも後ろ向きに、他に心を移すべきか。

支えのバランスがチョット変わってしまいそうな今後は、
この決断を全て自分で決めなくてはならない。

そんな風に思う。

ピエロは、演じることは上手でも、
白塗りの化粧を落として台本を取り上げれば、
ホンの小さな、ただの人。

どなたか私の踊りを、観てくださいませんか。

…なんて暗くなるのは、やっぱりピエロらしくもなく、
大事な人が出来ようとも、心の置き場所は必要ですからね、
今まで通り、支え合っていこうとか思ったわけです。

どぞ、よろしく。

さてさて、これから先、
なっちゃんにどう対峙しましょうかね。

なっちゃんの目につくまで、
パントマイムでも続けてみましょうか。

とりあえずチャップリン映画で、
どう女性を口説いてたか見直そう。

スマーイル♪

観戦生感想「レアルvsヴェルディ戦」

2004年08月02日 23時18分36秒 | サッカー(その他全般)
両親様にふたりで行ってくれば、
と先行販売サイトのURLを紹介したら、
なぜか私の分まで購入してしまい、
はるばる親子3人で味の素スタジアムへ。

このスタジアム、サッカーは観やすいんですけど、
あまりに、対応が酷いな、と思ったりなんかしましたが、
その辺は携帯で書いてるので、気にせずいきましょう。

試合が始まって10分くらいの1点目、
ジダンのマルセイユ・ルーレットを生で、
さらに、その後フェイントでキーパーを翻弄してゴール、
なんていう鳥肌立つくらい華麗なプレーを観ることができた時点で、
今回の試合は大満足だったわけです。

そのジダンの足をスパイクで踏み付けた林は、
一体なにを考えてるんでしょうか。。。

親善試合なのになんてことを。。。

ということで写真は、
踏まれて痛そうに帰るジダンさんです。

大丈夫なのかな。。。

前で張っといてロングパスで抜け出て行くという、
ロナウドらしいゴールで、2点目。

ゴール左隅ギリギリの難しいコースに、
フィーゴのシュートが決まり、3点目。

華麗なパスの遣り取りで相手を翻弄し、
いつの間にやら押し込むレアルらしいゴールで、
モリエンテスが4点目。

得点以外にもロベカルのひとりスルーパスなど、
レアルらしい華麗なプレーの数々をたくさん観ることができた、
非常に楽しい試合でした。

大興奮、大満足、大満喫です。

日本でこんな華麗なプレーが、
それも2試合も生で観ることができたなんて、
本当に幸せ者です。

しかし、ヴェルディの選手達は楽しかったのか、
不安になってしまいました。

あのレアルと対戦できるんですからね、
プロでなく、いちサッカー好きとして、
ひとりひとりが舞い上がって楽しそうに、
いつも以上に張り切っちゃっていいと思うんです。

けれど、ヴェルディは見た目に楽しさの感じられない、
コンパクトに固まるよう抑制された面白くないプレーばかり。

攻めても全く得点しそうな雰囲気を感じられず、
レアルも軽くあしらうばかり。

むしろ憧れの対象であり、
余裕を持ったコンパクトなプレーをしそうなレアルの方が、
ひとりひとりが楽しそうに、一生懸命に張り切って、
純粋にサッカーをすることを楽しんでいるように見えるのです。

楽しいか楽しくないかは見た目じゃないのかもしれないですし、
ヴェルディのプレースタイルで仕方ないのかもしれないですけど、
せっかくの親善試合、思いっきり弾けてほしかったですね。

比較してどちらがどうかというのは良くないですけど、
私的には、舞い上がって張り切りまくりで、
前半は、レアルに勝っちゃうかも、とまで思わせた、
ジェフのプレースタイルの方が好きだな、と、
ジェフ好きらしく、つくづくと感じました。

けれど、途中交代で入ってきた、
和製ロナウドこと森本は、最初から果敢に攻めてましたし、
ボールを持ってないときの位置取りや味方への要求なんかが、
年齢とは思えない、上手さ、ふてぶてしさがあって、
なかなか将来が楽しみな存在だと思いました。

森本は、メディアのから騒ぎではない、
資質を持ってる気がします。

今後、伸びるかどうか。

なんにしてもこの2試合、
ボールを持ってもボールを持ったなくても、
生で観てこそな、いいプレイを見せてくれて、
本当にありがとう、レアルさん。

今度はスペインで会いましょう?
…行くの?

あ、で、ジェフさんはひっそり市原で。。。