Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

アイ・マイ・ミーハー

2004年08月01日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、アイ・マイ・ミーハーでした。

驚くことにこの4日間で、
レアルvsジェフ日本女子代表日本U23代表レアルvsヴェルディと、
4つの試合を観戦したわけです。

今まで観戦記事を載せたことがなかったので、
この4日間のblog内容は何事か、と。

このオッサン、なっちゃんがいなくなって気が違っちゃったよ、
とか思う方もいるかもしれません。

もちろん軽く違っているのは確かです。

しかし、話題にはしてこなかっただけで、
blog開設当時からカテゴリーにサッカーがあったくらい、
実はサッカー好きだったわけです。

幼少期の英才教育の一項目に入っていましたし、
サッカー原体験である「キャプテン翼」の1~10巻までが、
小学1年の誕生日プレゼントだった気がしますし、
サッカーはずっと好きなのです。

運動禁止になってからも、スーファミや64やPS2や、
各ハードのサッカーゲームをずっとしてきましたしね、
なんだかんだとサッカーはずっと好きなのです。

好きなものを好きと言おう、めいっぱい楽しもう、
というのが昨今の主題なわけで、私的にはとても自然な行動です。

しかし、今年Jリーグの試合観戦してないにも関わらず、
女子代表、U23代表を観に行き、
さらにはレアルの試合を2試合とも観に行くなんて、
我ながら、えらいミーハーぶりです。

もう、これは心からサッカーを愛する人に、
嫌われても仕方ないレベルのミーハーです。

でもいいんです、ミーハーな心って必要なんです。

結局、社会の中に生きている限り、
大きな流れに飲まれるか、もしくは離れて見るかであって、
どうしてもその流れを意識せずにはいられません。

意識してなくても、大きな流れに飲まれた人から、
「遅れてる」の烙印が押されますからね。

社会に関わっている以上、
流行から逃げられはしません。

逃げられはしないなら、
ノってしまってもいいわけです。

ただ、終始流行にノり続けるのもインテリじゃないですからね、
たまにノったりノらなかったりなのです。

流行になる理由って必ずありますからね、
その理由を知るのも面白いですし、感性を磨くには必要です。

で、今回は思いっきり、
いえいとばかりに、ノって浮かれてみました、なわけです。

そんな浮かれ心を自分では気付いているので、
本当に好きな人には気を遣い、
ジェフサポとは書かずに、
ジェフ好きと表現していたりするわけです。

我ながら、無駄なこと気ぃ遣いなわけです。

けれど生で観るジェフの試合は、
本当に面白いですね。

選手達が終始がむしゃらにボールを追って、
心からサッカーを楽しんでプレーしているように見えて、
観ていて心が躍り、自然と応援にも熱が入ります。

選手も観客も楽しめるサッカーです。
やはりオシムはいい監督ですね。素晴らしい。

2ndステージは、リーグ戦にしばしば行ってみようかな、
なんて思いました。

…ということを話題にしようかと思っていたところに、
友達から、リーグ戦を観ずにイベント戦だけ見るのはミーハーだ、という、
大変胸に刺さるご指摘メールがありまして、
自他共に認めるミーハーという地位を得たわけです。えへん。

アイ・マイ・ミーハー。

こういう語呂合わせは昔から好きだった私なので、
こういう自分も、またいい。

レアルvsヴェルディ戦帰路

2004年08月01日 23時03分26秒 | サッカー(その他全般)
味の素スタジアムから、
最寄駅である飛田給駅までの道程。

冴えない社会資本と出口制限により、
行きは5分だったのが、
帰りは50分かかる。

人の波に飲まれっぱなしのお子様が、
とてもとてもカワイソウ。

ここを取り仕切っている人が策士だったら、
残念ながらこの都市国家は全滅です。。。

試合のいい思い出が。。。

映画生感想『シュレック2』

2004年08月01日 10時59分22秒 | 映画
7月31日、なかなか字幕版と時間が合わずに観られなかったのですが、
相鉄ムービルさんで、ようやくの鑑賞となりました。

感想を一言で言うと、
1シーン1シーン、全く無駄のない展開で話が進み、
まるで時間を感じさせないくらい、
お気楽お手軽に面白かったです。

前作より、いい意味で、
お気楽お手軽度が上がってる気もしますしね。

きっと何度観ても、あっという間に感じられて、
飽きずに楽しめることでしょう。

夏休みの余暇を過ごすには、
持って来いの娯楽作品です。

米国産の笑いって、日本人とは質が違っていて、
理解に苦しむときがありますけど、
この作品には世界共通の笑いが詰まっています。

終始、笑顔で鑑賞できることでしょう。

そもそも元となっている、
おとぎ話の世界は世界共通ですしね。

パロディ元の映画についても、
日本でもヒットしたものばかりですし、
パロディ元のTV番組についても、
なんとなく知ってるものなので安心です。

それにしてもパロディ映画好きですよね、
米国人の方々は。

そいえば日本でパロディ映画ってあるのかな、そもそも。。。

さて映画の内容としては、
美しい姫と王子が幸せになる、おとぎ話の対極に位置する、
醜い者同士でもお互いを認められて幸せならばいいじゃないか、
という主題が、前作に引き続きあるわけです。

シュレック似とも言えなくもない、
醜い私なんてのは、そんな主題に共感しつつも、
奥さんはカワイイ方がいいな、
なんて思ってしまう、ダメな奴なわけです。
ごめんなさい。

今回は、それに加えて奥さんの父親との確執なんていう、
世界共通でわかりやすい主題も入り込んできたりもして、
もし私が夫婦や家族の構成で観ていたとしたら、
もっとなにかクルものがあったのかもしれません。

なので、この作品、
ある意味、若い父親のための映画かも。

ハリポタさんで優等生的に楽しむのもいいですけど、
この作品を観て、素直に笑える家族に憧れるかもしれません。

でも私もハンサムさんになれる薬がほしいかも。

「右腕の安らぎ」第1章

2004年08月01日 10時20分30秒 | 物語
とても悔しい思いをした。

空に振りかざした両腕を、叫びながら机に叩き付けたかった。

とても悔しい思いをした。

拳が割れるほどの勢いで、壁を殴りたかった。

とても悔しい思いをした。

奴を動けなくなるまで殴り続けたかった。

でも、殴った後の虚無感、むなしさ、かなしみ、あわれみ、そんなのを感じることの方が、もっと嫌だったから、できなかった。

どれもできなかった。

月の沈む夜、そのことが頭によぎった。

とてもとても悔しい思いをした。

僕は、右拳で思いっきり自分の右太股を殴った。

でも、青の拳以外、何も変わらなかった。

僕は、右腕を要らないと思った。

赤に支配された世界。

すぐに黒に変わる不安定な世界。

そんな世界の下、僕は自転車に乗っていた。

車が僕の邪魔をする。

右側通行の自転車が僕を邪魔する。

むこうを向いた人が僕を邪魔する。

こちらを向いた人が僕を邪魔する。

標識が僕を邪魔する。

信号が僕を邪魔する。

前輪のライトが僕を邪魔する。

風が僕を邪魔する。

黒が僕を邪魔する。

みんな僕を邪魔する。

なにひとつ僕の邪魔をしないものが無い。

みんな邪魔だ。

無くなってしまえばいい。

それとも僕が無くなろうか?

せめて、この右腕だけでも無くしたい。

交差点の余裕は、霧の向こうにある星空みたいに不確かなもので、誰も信用してない。誰も信用できない。そんな気持ちを抱かせる。

沖へ出ようか。

静寂に包まれた水のうねりを独り見つめてみる。

そこに、右腕の波紋を加えてみる。

なにかが変わった。

400万光年離れた星が消滅した時と同じ感覚に襲われる。

白の指は、柔らかく細くなるべきだと思った。

追い討ちをかけるように左腕も差し入れる。

「あなた、今日、なにしにきたの?」そう彼女に言われた時の感覚が襲う。

耐え切れずに左手を空に投げる。

右腕はゆっくりと、紙風船を上げる時のやさしい気持ちで抜き出した。

それが始まりだった。

童謡を忘れないように、この思い出も忘れることはない。

リズムに乗って右腕を動かす。

リズムに乗って右腕は動く。

お気に入りのTシャツを破いてみる。

左腕に力を入れて破いてみる。

ポルトガル語を覚えた少年は、信じることを忘れ、疑うことも忘れた。

僕の母国語では、疑うことしか思い出せない。

黄色いズボンの女の子は僕の方を向いて笑う。

僕の後ろにいた彼氏に手を振りながら笑う。

そんな科学を打ち破りたくて、右腕の嘆きを利用した。

もう一つの時計のありかを知りたくて僕は旅に出る。

銀杏並木を歩く時のようなすがすがしさで僕を歩く。

この右腕を、思い出を、全てを忘れたい。

自転車は家ではなく、海岸へと向かっていた。

泣き叫ぶ、泣き喚く、男の子がひとり森の中にいた。

僕の右腕はその子を助けに行こうとハンドルを切る。

けたたましい音と共に点滅する星を見つめる。

男の子はこおろぎの顔をして僕に近付いてきた。

耳に手を当てた時、彼の両親は亡くなっていた。

自転車は森の中へ飛び込んだ。

僕は左腕で彼の右手を握り、海岸を目指した。

靴を履かない彼は不器用な行進をする。

ぶかぶかの靴を履いた彼は用水路を進む目つきで僕を見る。

僕らはまだ、坂の向こうがどうなっているのかさえ知らなかった。

水が落ちてきた。

金の延べ棒で殺された時のような痛みが僕の右腕を襲う。

彼はにこやかな顔をして創作の世界へ迷い込む。

煮え湯の香りをかいだすずめばちの音で僕らを包んだ。

もう一度会えるのならば小麦色のTシャツを着ていよう。

最後の言葉。

最悪の言葉。

君を守ることもできなかった僕は自分を守ろうとしている。

彼もやっぱり守れないかもしれない。

翼を見て流れ星だと呟く。

願い事より、祈り事の色が強くなる。

落ち着きの無い虫たちはもういない。

そこに、いる。

公園にいた君のようなしぐさで僕を引き付ける。

彼の姿はなくなっていた。

水を吸い取った土はスポンジのように膨らんでいた。

海岸には彼を連れて行かねばならない。

そう思いたかった。

僕は彼を右腕で引き寄せた。

そこから見える景色は虹彩でしかなかった。

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第1章あとがき

[当時]
実験的作品としてはいい出来だったと思いますけど、
読み直してみると文章の繋がりが、
さすがにおかしすぎた気がします。
でも、確信犯的に書いているのでご安心を。

[現在]
これも「犬(dog)」さんと同じ7年前、
18歳頃に書かれた作品です。
同時期に両者を書いていました。
アッチ系もソッチ系もコッチ系も行ける自由な人です。
この作品はこの作品で、あまりに痛々しいというか、
安心して読んでられない若さを感じます。
というか、読んで意味わかる人いるのでしょうか。。。

2004年7月のアクセス数

2004年08月01日 00時45分49秒 | 雑談
毎月のことながら、7月分もほぼ自分用に掲載。

4月は【4042】、5月は【9575】、6月は【13970】と、
着実にアクセス数が増えていました。

果たして7月はどうだったかと言うと、
【11614】ということで、単純にアクセス数で言えば、
減少してしまったわけです。

単純に日割りすると【374】ですしね。

けれど恐るべき忙しさに追われて、
なっちゃんだけで過ごした1ヶ月にしては、
とても上出来ではないかと思うわけです。

更新数とアクセス数の相関関係で言えば、
きっと今月の方が比率はいいんじゃないでしょうか。

そんな期待していただいた、なっちゃん話も急に失くなり、
私はわかりやすく気を落としたわけです。。。

さて8月からの予定ですが、
まず、こっそり止めていたCD千選が復活します。

そして「犬(dog)」に引き続き、
もうひとつの18歳時代の作品「右腕の安らぎ」を掲載開始します。

陽の「犬(dog)」に対し、陰の「右腕の安らぎ」というか、
言葉の「犬(dog)」に対し、文章の「右腕の安らぎ」というか、
「右腕の安らぎ」は即興で書かれた暗い作品ですので、ご注意ください。

染伝文句も面白いので復活したいんですけどね、
題材選びが難しいので気が向いたら掲載します。

その他にもうひとつ新企画が起き上がっているのですが、
それはまた別の機会に、ご報告を。。。

映画やライブの感想は、
今月もたくさんあるかと思いますので、
サラッと読んで貰えればと思います。

なんにしても、なっちゃんのような付き合う前の恋のお話は、
書くのも読むのも楽しいので、8月もしたいんですけどね、
まるでいないなぁ。。。ふむぅ。。。

このblogで、お見合い相手募集とか面白いかも?

誰もノらなそうですけどね、心の喪失感が。。。