
滞在時間わずか5時間ほど
でも、今年も来られた!
なごりを惜しみながらミラノに戻りました
でも、今年も来られた!
なごりを惜しみながらミラノに戻りました
■2018年12月25日(火)
ミラノからイタロやフレッチャ(特急列車)のリーズナブルな早割切符を利用して、ベネチアへ行きました。例年なら、たとえ一泊でもするところなのですが、今回は日帰りです。

リアルト付近
やっぱり賑わうリエリアです
例年にも増して中国の旅行者で溢れています
やっぱり賑わうリエリアです
例年にも増して中国の旅行者で溢れています
それも滞在時間は5時間ほどで、時間と費用がもったいなかったなとミラノに戻ってから気付きました。でも、クリスマスの25日の過ごし方を考えたとき、ベネチアなら店も開いているだろうし、何よりも短時間でも迷路を散策するのは魅力でした。やっぱりこの町が好きなのだと思います。

サンマルコエリアから外れて
スキアヴォーニへ足を向けました
スキアヴォーニへ足を向けました
私のベネチアでのバイブル、陣内秀信さんの名著「迷宮都市ヴェネツィアを歩く」に記載されているこの町の歩き方“ルート1”から“ルート13”まで全編のエリアは、通り一遍ながら昨年で走破しましたが、まだまだ知らない場所はいっぱいで、案の定、今日は、本に載っていないカンポ(広場)に行き当たり、一軒のオステリアを発見!そこで美味しいランチを食べることが出来ました。

路地を一歩入ると途端に人通りは途絶えて

ソットポルテゴ(小さなトンネル)を覗きながら
迷路を進みます
迷路を進みます
こんな橋も渡って

何度も記していますがベネチアは光と影が交錯する町です
こんなカッレ(細い道)を行くときは
きっと光の場所に到達するのだという予感にわくわくします
こんなカッレ(細い道)を行くときは
きっと光の場所に到達するのだという予感にわくわくします

やっぱり!
カンポに躍り出た!
カンポに躍り出た!
この広場の一角に小さなオステリアを見つけました。クリスマスの25日にお店が開いている。しかも地元の人が次々に入っていき、お年寄りまでもが歓談しながら食事をする様子を窓越しに見かけるに至っては、無意識のうちに、我が身は店内に吸い込まれていきました。こんなお店は安くて美味しいのに決まってる!
果たして・・・!(^^)!

プリモに頼んだ魚介類のサラダ
ちょっとちちょっと奥さんウソでしょ~美味しいっ
ちょっとちちょっと奥さんウソでしょ~美味しいっ
しゃきしゃきの新鮮な野菜に
ほんのり温かな海老やイカやあさりが
たっぷりミストされていて甘みまで感じる
ほんのり温かな海老やイカやあさりが
たっぷりミストされていて甘みまで感じる

イカスミのスパゲティもどこか繊細でなんて美味!
勧めてもらったプロセッコも喉にすっと入っていきました
勧めてもらったプロセッコも喉にすっと入っていきました
この店のイカスミパスタはお歯黒にならない^^;

食後にはお店からのクリスマスのプレゼントだといって
食後酒を出してくれました
こんな心遣いがほんとに嬉しい!
食後酒を出してくれました
こんな心遣いがほんとに嬉しい!

来店の記念に写真を撮ってもらいました
厨房から出て来る料理に興味津々でいたら、カメリエーレのお兄さんが、料理を運びながら小さな声で、「これは、カラマーリ(イカのフリット)だよ」「これはズッパ・ディ・ベルデ(野菜のスープ)」「この大きいのはロブスターだよ」等と料理名を教えてくれました。たった二皿味わっただけだけどこんなに美味しいのだもの、この店の全てのメニューを今度は走破したい。あーやっぱり宿泊すべきだった・・・
お店の名前は・・・内緒にしとこ(^^)
スキアヴォーニ辺りを歩いていたら
きっと見つけられると思います
スキアヴォーニ辺りを歩いていたら
きっと見つけられると思います