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イタリアより

滞在日記

イタリアへ無事到着!2018

2018年12月22日 | 旅行

ミラノチェントラーレ駅のクリスマスツリー


■2018年12月22日(土)

2018年12月22日朝、無事にイタリアに到着。先ほどホテルに入りました。いやぁやっぱり遠いですね、イタリアまで。特に私のように地方の田舎に住む者にとっては、国内移動だけでも半日以上、いや出国までに前泊が必要で、一日はかかる計算になります。


北京国際空港


その上、昨年のように長時間の座位が身体にこたえて、歩行が困難になるほど具合が悪くなるのでは旅行そのものが楽しめません。なんとか少しでも楽な旅程を考えようとしていた矢先、中国経由でビジネスクラスがとても安い航空会社を見つけました。しかも国際線はフルフラットの座席で、横たわって行ける、機内でしっかり寝られるとあっては、迷う予知はなく速攻このチケットを購入したのでした。


ビジネスクラス席


ところが、この航空会社の評判はイマイチで評価はかなり低い。地方空港からは、一度大連で降機して入国審査を受け、北京で乗り換えて出国するという何やらややこしい行程で、しかも北京の空港はとてつもなく広い巨大空港です。果たして無事にトランスファやトランジットが出来るのか、不安は次々押し寄せて来ましたが、こんな時は一つ一つクリアしていくしかないのですよね。


あー足が伸ばせる


でも、こうしてイタリアまで到着した!取りあえずは難関突破です。さて、今回の往事、この航空会社の評価はいかに!ビジネスクラスとはいかなるものだったでしょう。


180度フラットになりました


その真実をまたお伝えしたいと思います・・・って大げさですよねぇ。さて今滞在しているミラノはお天気が今ひとつ、これからどうしようか、と思案中です。

【余談】
このビジネス席に座ったときに、真っ先に思いました。この固定された席が一体どうやって平らになるのか、どこをどうすればフルフラットになるのか、恥ずかしながら迷いました。いろんなスイッチがあるのだけど、下手に押して、何かが飛び出しはしないか、相当悩んだ末、ほっほっー成る程!手品みたいだ。大体が機内の様々な操作、灯り一つ付けるのも苦労だし、映画を見るのもあたふたするし、効率よく考えられたセットなのだけれどいつまで経っても慣れないのであります。

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イタリア旅行/2018年冬の旅

2018年12月17日 | 旅行


ミラノ大聖堂


“2017年冬の旅”は未完のまま、次の旅行の出発が目前に迫ってきました。昨年の旅の記録には、まだまだ書きたいことや残しておきたいことは沢山あったのに、頓挫したまま一年が経ってしまい、情けないことこの上ない。


田んぼの中に立つ、美しい大伽藍/ここにはどうしても行きたいなぁ


特にサッビオネータでの失敗談は、みたびバスを追いかけることになって、これはこのクリスマスの時期に出くわす「イタリアあるある」として残しておかねばと考えるので、今回、機会があれば触れようと思います。恐らく今年も似たようなミステイクがよたび起こりそう、いや起こしそうで・・・


ここも訪ねたい


そうそう今回特筆すべきは、搭乗する予定の飛行機です。これまでイタリアへ行く時は、成田発着の直行便を利用していましたが、今年は少々マニアックなことになりました。


このライオンさんにも会いに行きます

待っててねー


ビジネスクラスが安い!と飛びついたのですが、これが、なんと賛否両論で。友人はもとより、旅行会社に勤める知人までもがこの航空会社を利用することに反対して、そうなると、一体、どんな様子なのかと興味は湧いてくるし、それよりも何よりも、十数時間のフライトを180度のフラットシートでくつろげるという誘惑には勝てませんでした。まっ行ってみよ-。命までは取られまい。


日本には多分知られていないこのお城にも


ということでもうすぐ出発の日がやってきます。今年は北の小さな街巡りをする予定ですが、前述したとおり、周囲が反対する航空会社の飛行機で、先ずは無事にイタリアに着く!、が、最大の課題。一体どんな旅行になるのでしょうねぇ。

追伸:上記の写真を見て瞬時にどの都市なのか分かる方は、イタリアマニアですね。凄いです(^^)
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こけたアリタリアに乗って~

2017年12月19日 | 旅行


イタリアのフラッグキャリアであるアリタリアの経営破綻は今に始まったことではないですが、よりによって、今年も、又々こけてしまったこの航空会社を選んでイタリアへ行くというのは、随分酔狂な~、と知人に苦笑されました。確かに自分でもそう思います。



アホ、じゃなかったアリタリア航空の歴史を遡れば、驚く程、経営破綻に陥る危機の連続で、思い起こせば2008年に渡伊した時もそうでした。この年は、約1ヶ月近くのイタリア滞在だったため、ほんとにヒヤヒヤさせられたものでした。この時は、イタリア政府から巨額の融資を受けたので立ち直るかと思いましたが、これまた信じられないことに結局倒れてしまいました。政府とすれば、手の打ちようが無く、持ち株の半分近くを手放して、以降民営化の道を歩むことになった訳ですが、それでも懲りないアリタリア。

2013年にも同様の危機に見舞われます。中東のエディハト航空が救いの手をさしのべたものの、経営体質というか、企業風土というか、改善の努力はそれなりになされたのだろうけれど、成果は見られず、結局今年の5月に破綻してしまったのです。巷に流れたさまざまなニュースやネットの情報では、今度こそダメだろう、もう救いようがない、今秋今冬のこの会社のチケットは買わない方がいいと、それこそ、根拠のない噂も飛び交いました。当たり前です。折角購入した切符が紙くず同然になる恐れがかなりの確率で起こりそうなのだから。



そんな中で、やっぱりこの会社のチケットを購入したのは、再建に向けたプログラムが動き始めたからでした。取り敢えず来年の4月まで、いわゆるつなぎ融資を投入して、これまで通りの運航が見込めるようになったのです。イタリアでは来年5月に総選挙があって、まさか、この時期に2万人近くの従業員を抱えるアリタリア・イタリア航空を倒産させてしまうなんてあり得ない、イタリアの新興政党、あの「五つ星運動」でさえ、この問題には言及せず、黙りを決め込んでいるようだし、というこれも誠に根拠のない勝手な憶測もありました。



アリタリアは、格安航空会社や、国内では既に民営化されている鉄道会社のトレニタリア、更には競合の私鉄イタロ、新しいところでは長距離バスを格安で走らせるフリックスバス等に押されて赤字続きのようですが、経営危機は、こればかりが原因ではないはずで、顧客の目から見れば、余りにも満足度が低すぎる。身近なところでは、アリタリアの東京支社に電話を掛けてもつながることは先ずないし、例えつながったとしても慇懃無礼な受け答えをされるのがオチで、もういっかとなってしまう。一事が万事で、こうした企業風土は澱のように社内に充満していることは想像に難くない。お客様は神様です、等という時代がかったことを言うつもりはないけれど、これでは客も離れていくのは無理からぬことだろうと思います。そうそうマイルの使い道もないしね…。



と数々の文句を並べ立てましたが、当日出発してその日に現地に着くのはやっぱり魅力です。そして、搭乗したその時からイタリア気分を味わえるのもアリタリアだからこそで、こんなファンも居る。

今年もこの飛行機に乗って今週出発です(^^)
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2016年冬の旅開始

2016年12月22日 | 旅行

成田空港のガラスの塔



こんなに綺麗なのに誰も立ち止まって見ない


■2016年12月22日

今年も冬の旅が始まりました。今成田にいます。さすがにクリスマス前なので混雑もなく静かな空港ですが、ツアーの方もおられてチェックインカウンターには並びました。



3時間も前に着いても行列が。チェックインの方法をそろそろ見直す頃だろうにな。




どこからか、ミャーミャーと鳴き声が聞こえるので、振り返ると向かいのカウンターでは、猫と犬がチェックインを待っていました。帰国するのか、旅行するのか。少しの我慢よ。良い旅をしてね。そして必ず飼い主さんと一緒に戻っておいでね。



今年もこのアリタリアで(^^)

トラブルなく到着しますように




出国審査も終えてもうすぐ出発です

温かなお言葉、恐縮です

はい、行って来ます!

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イタリアの荷物預かり所情報とトレニタリアの規則改定2016

2016年12月20日 | 旅行

最近日本でも見かけるようになったプレゼピオ

語学学校の入り口に飾られていました


プレゼピオとはキリストの誕生場面をテラコッタの人形で再現したクリスマスの飾り付けのことを言います。でも、このプレセピオはちょっと変です。キリストの誕生は12月25日なので、中央に置かれた赤ちゃん(イエス・キリスト)は、実は25日までは存在しないのです。イタリアでは、12月24日11時59分までは赤ん坊の人形は居なくて、飼い葉桶は空のまま置かれています。12月25日零時になると赤ちゃんは布に包まれ出現する…というのが正しいプレゼピオの飾り方…とはいうものの、ここは仏教国ニッポン。細かいことはまっいっかーということで、今年もイタリアに出かけたいと思います(^^)

単独旅行なので、例年通り、あちこち問い合わせをしたり、リサーチをして準備を進めていましたが、今回驚いたのが、トレニタリアの普通電車のルール改定でした。これまでの約款では、現地で購入した普通電車の切符の有効期限は、刻印をしない限りは、2ヶ月間有効でしたが、このたびの改訂ではなんと、購入した当日の23時59分までに利用しなければならないというのです。例えば、本日12月20日に買った切符は、20日の午後11時59分までにその切符を使わないと無効になる規則に変更になっています。

又、距離が200キロまでの旅程なら切符は6時間有効で、最大24時間の猶予がありました。だから小さな町なら途中下車して観光も可能でした。けれど、今回の改訂では刻印後の有効期限は4時間。2時間も短くなってしまいました(新約款より)。


自動券売機で、普通電車の切符を購入する時は、要注意!

切符の有効期限は当日限り


・2016年7月31日までの旧約款(運送規約)
Utilizzo – I biglietti possono essere utilizzati nella classe indicata, entro due mesi dal giorno dell’emissione, questo compreso.(利用は発行日から二ヶ月以内)

・2016年8月1日から施行の新約款
Utilizzo – I biglietti possono essere utilizzati nella classe indicata, entro le ore 23.59 del giorno scelto ed indicato sul titolo
(利用は選択した日、そして購入したチケットに明示された日の23時59分以内)

先日、フィレンツェから地方に行くためのチケット情報を調べていた時、何かしら胸騒ぎがして約款に目を通したところ、この変更に気が付きました。イタリアは一年経つと、料金はもとよりルールも変わることが多くて気が抜けません。今回のイタリア鉄道・トレニタリアのルール改訂は、2016年8月1日から実施されています。イタリアへ行かれる方で、鉄道のレッジョナーレの列車を利用される方は注意なさって下さい。

窓口で切符を買う時は、使用する(乗車する)日時を言って(日時を指定して)購入するようです。これらの新しい規則は、あくまでもレッジョナーレと呼ばれる普通電車の切符に関してのみ。フレッチャロッサやジェントなどの特急列車のルールには変更はありません。今までとは違う、何か疑問に思ったら、必ず現地で係員に聞いて下さい。

もう一つは、荷物の預かり所情報です。先般ベネチアの駅、サンタルチア駅に問い合わせをしたところ、親切にも他の駅の預かり所の時間も教えてくれました。クリスマスや元旦を控えて、ご心配になる方もおられるだろうと思います。参考になさって下さい。2016年12月現在の情報です。


問い合わせに返信がありました



★ベネチア/サンタルチア駅

Il deposito bagagli di venezia Santa Lucia è aperto tutti i giorni dalle 06,00 alle 23,00

Prezzi di deposito per ogni bagaglio:
€ 6,00 fissi per le prime 5 ore
€ 0,90 ogni ora dalla sesta alla dodicesima
€ 0,40 ogni ora dalla tredicesima
Attenzione: verificare orario di apertura e chiusura del deposito bagagli.
IL SERVIZIO OGGETTI SMARRITI NON E' DI COMPETENZA DEL DEPOSITO BAGAGLI.

サンタルチア駅構内の荷物預かり所は、6時~23時の時間帯で毎日開いている
料金は最初の5時間までは6ユーロ
6時間以上12時間までは、1時間につき0.9ユーロ加算
13時間以上は1時間につき0.4ユーロ加算
(注意)
荷物預かり所の開いている時間や閉まっている時間は確認して下さい。
遺失物に関しては荷物預かり所の管轄ではありません。

★その他の主な預かり所の営業時間

Orario di apertura/chiusura. Time open / close

Bari C.le 08.00 - 20.00

Bologna C.le 07.00 - 21.00

Firenze Smn 06.00 - 23.00

Genova Brignole  08.00 - 20.00

Genova Principe 08.00 - 20.00

Milano C.le 06.00 - 23.00

Napoli C.le 07.00 - 20.00

Palermo C.le 08.00 - 20.00

Roma Termini 06.00 - 23.00

Torino P.N 08.00 - 20.00

Ve Mestre 08.00 - 20.00

Venezia S.L 06.00 - 23.00

Verona P.N 08.00 - 20.00

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