
改めてAMAT社のチケットブース
インディペンデンツァ広場にて
売り場の一番向こうに見えるのがバス停
インディペンデンツァ広場にて
売り場の一番向こうに見えるのがバス停
■2019年12月27日
バスには沢山の人が乗り込みました。切符は、車中で刻印しますが、どうもコツがあるようで、器械に挿入するのにてこずっていた私の切符は近くのおじさんが押してくれました。こうして皆さんから様々に親切にして頂いて、シチリアはなんて旅行者に優しい。

バスの中では刻印を忘れずに
上方から切符を挿入すると
一旦チケットは飲み込まれ
刻印すると、戻ってくる仕組み
一旦チケットは飲み込まれ
刻印すると、戻ってくる仕組み
バスは郊外の町々を通りながら、山手の方へと上がって行きます。前述したとおり、降りるのは終点なので、通り過ぎてしまう心配もなく安心して車窓の景色を楽しむことができました。やがてバスは終点の「Fontana del Drago Palermo」に到着。全員ぞろぞろ降りました。正面両脇に上方へ延びる道が続いていますが、どちらへ行ってもモンレアーレの中心に着きます。

バスは終点「Fontana del Drago Palermo」まで
2019年12月27日/私が乗ってきたバス
私は右側の細い道を行きましたが、下方から車が次々に上がって来るので避けるのに苦心しました。何しろ狭い坂道になった道路だから退避する場所もありません。身体の横すれすれに車は通っていく、バッグやカメラの肩紐をひっかけられないように身を縮めるのは少々ストレスでした。あーこれなら左側の大通りを行けば良かったと、ぶつぶつ言いながらも先を急ぎます。この道路を道なりに上がって行けば道幅は少し広がるし、迷うことなく聖堂前の広場に出る。

バス停からは一本道
歩を進めれば
聖堂前に行き着きます
歩を進めれば
聖堂前に行き着きます
聖堂のテラスより撮影
余談

番組の中で美味しそうにカンノーロを頬張る
小関裕太さん(右)とバールの店主(左)
小関裕太さん(右)とバールの店主(左)
テレビのキャプチャーより
前頁に記した通り、小関裕太さんが食べて美味しかったと言ったバールのカンノーロの味を確かめに行きました。ほんとに美味しいんやね?とちょっと意地悪なミッションです。ボンジョルノと言いながら、小さな店のドアを開けると目の前に見覚えのあるお顔があって仰天しました。
そう、テレビで見た身体の大きなあのバールの店主です。この店のあるじなのだから、いらっしゃるのは当たり前なのですが、いきなり目前に、では、驚きすぎて私のミッションはどこへやら~。でも気を取り直して、カンノーロを注文しました。旅行会話の定番、お勧めは何ですか?、そしてランチを済ませた後なので小さなカンノーロがいいと付け加えると、いちご風味だという可愛いカンノーロを出してくれました。一口食べて、目がぱちくり。えっこれがカンノーロ?ホテルで出されたそれとは別物で、その柔らかな舌触りと、口の中で全てが合わさってとろける感触、そしてベタベタと甘くはないしっとりとしたクリームに、成る程!!と納得。聞けば、このカンノーロは、モンレアーレで採れた小麦やチーズや果物や蜂蜜、卵等、全て地元のいわゆる地産地消だそうで、そういえば、番組の中でもモンレアーレのカンノーロは特別だと説明があったことを思い出しました。こうして私のミッションは達成したのですが・・・
-続く-