絵本と児童文学

絵本と児童文学、子ども、保育、サッカーなどの情報を発信する

レッズ優勝逃す

2007-12-01 19:05:57 | サッカー
 今年も最後の月になった。加齢とともに時間のたつのが早く感じるものだ、と実感している。今週から街の紅葉と落葉が、一気に始まった。わが家の庭では、ヤマボウシの葉がほぼ落ちて、ヒメシャラが赤く染まり落葉し始めている。居間からは見える低木では、ノハギが黄色でその右側のミツバツツジが紅く、ささやかながら紅葉の趣を味わっている。
 街へ行く道の学校のイチョウの巨木が黄色になり、葉が風に舞い始めている。1軒おいたゴードンさんは、クリスマスのイルミネーションを開始している。去年より大掛かりではではないが、ゆっくりトナカイが動くのとプレゼントの箱が開閉するのが、趣がある。

 Jリーグの最終節であった。大方がレッズの優勝と思いきや、アントラーズはエスパルスに勝ち、驚異的な9連勝をしてチャンピオンになった。レッズが最下位の横浜FCに、0-1でまさかの敗退を帰したため優勝を逃してしまったのだった。
 レッズは28日(水)の天皇杯4回戦で、J2の愛媛に不覚にも敗れたし、それを引きずっているかのように横浜FC戦も精彩がなかった。
 横浜FCはよく戦った。小村、山口などがチームから離れるので、J1最後の試合をベテランならでのゲーム展開のうまさと集中が途切れず勝利をものにした。このぐらいの試合をしたら、記録的な連敗で降格しなくてもよかったのにと思うが、このメンバーで最後の戦いというモチベーションのなせる業であったのか。
 レンズはACLを戦い、ハードスケジュールをこなしてきた疲労もあるだろうが、ACL優勝後は精彩を欠いている。もうすぐ始まるクラブW杯では、強いレッズを発揮できるようにコンデションを整えてほしいものだ。

 J2降格は、横浜FCとヴァンフォーレ甲府である。財政規模の小さい甲府が2年間よく戦ったが、今シーズンは得点源のバーレを手放さざるを得なかった弱小クラブ宿命であろう。攻撃サッカーを掲げてやってきた大木監督が退任とのこと、地方都市のクラブの光だっただけに、今後も見守りたい。
 J2からは札幌と東京ヴェルディが復帰する。J2は、15クラブのうち上位7位までJ1だったクラブである。各地に地域に根ざしたクラブができて喜ばしいことだが、クラブとしての総合力が成績にも反映するようである。来シーズンから熊本と岐阜がJ2に加わり、17チームとなる。

コメントを投稿