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なつかしい改源

2020-01-26 15:05:43 | シニアの暮らし-過去と今と
 なつかしい「カイゲン・改源」を入手した。小学生時代の母親と家族、そして新聞を思い出した。
 からだがあたたまる効用があるというしょうが湯ということだ。母は和服を着て時にはかっぽう着姿であり、ある年代に大事そうに飲んでいた。また、薪ストーブを中央にした居間と家族がよみがえってきた。それに兄姉たちを見上げる自分がストーブを囲う輪にどうすれば入れるか、といったことも。
 また新聞広告は強く印象に残っている。小さな囲み広告は、「改源」を独特の角ばったレタリングの文字をほどこしていたのだった。幼い時から新聞を手に取って見ていたので、文字は読めないので活字と異なる文字に関心をもったのだろう。
 ところで現在のものは、「羅漢果入り 改源 しょうが湯」としており、説明タイトルは「おいしいね ふるさとの香り、母の味」とある。お湯で溶いての飲みながら、「母が飲んでいたのは苦そうだったが・・・、甘みも加わっているな・・・。羅漢果入りで時代に受け入れられるような味にしたのかな」と。当時の母よりはるかに老いた自分と向かい合う時間でもある。
 なお、販売会社が「カイゲンファーマ・・・・」というカタカナ文字表記に時代の移ろいも感じている。

*ブログ編集のフォーマットの変化への対応を誤り、利用不能になっていました。ようやく回復したので、また書き続けます。

 
 

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