きのうまで3日間大阪にいた。大阪は何回も行っているが、ほとんど知らない。宿泊してもホテルから出ないからだ。大阪に限ったことではなく、どこへ行っても同じだ。
今回はたまたま、地下鉄難波から日本橋界隈を歩いた。理由はなんということない、下車駅を間違えたので、歩かざるをえなかっただけのこと。そこは大阪の歓楽街というか、繁華街なのである。新聞で報道される際のミナミという地域なのかな、とも考えてみたのだった。
私流のマチウオッチングをしてみた。種々の食べ物の店があり、文楽や松竹座があり、さては風俗店も混在している。しかし普通の家族も含めて行き交うマチのようである。自転車の駐輪があっちこっちに固まっていることからも、理解できるというものだ。
店の看板が目立つことを競い合っているせいか、刺激的な色とデザインが多く感じた。食べ物屋が多く、あらゆるものが用意されているようなので、相当な人が集まるのだろうと想像した。
戎橋近くの大きな本屋の陳列の仕方は、これまで見たことのないものだった。入り口が開放的で、大量の本が平積にされている。本棚の陳列の仕方が、背表紙ではなく表表紙を見せて数冊ずつ置いている。かしこまった感じはなく、賑わいがあり本が話しかけてくるようである。表紙って大事なんだ、ということを見せ付けられた思いである。そのマチを行き交う人にあわせた品揃えをするものだが、カジュアルなおもしろそうな本が多かった。代金の支払いは一番奥にあった。
旅行はそんなに多いほうでないだろうし、業務上の必要からだが、わたしが楽しみにしていることがある。
その地域のことを知りたいという思いで、地域の新聞を読むことである。地域によっては、イベントと表彰記事に多くをさいていたり、地域経済の場合もある。その地域の暮らしと民度といったものが想像できるし、新聞社が誰に依拠しようとしているかが、読み取れるようである。
また、NHKの地域の報道番組を見ることが楽しみである。夕方と朝に欠かさず見るようにしている。内容もさることながら、アナウンサーの異動がわかる。東京で全国放送でなじんでいた人が、夕方の番組を仕切っていたりするのである。
東京からの全国放送が、首都圏で聞いているときはすぐ近くでやっているように感じてフィットする。しかしそれ以外の地域で聞くと、はるか遠いところから発信されているようで、自分との距離を感じるのだ。この感覚は、なぜなのか不思議に思っている。
ホテルのチェックインの際、歯ブラシとカミソリを必要かどうか問われた。わたしは持ち歩いているので、不要であった。それに「地球にいいことをはじめよう」というキャッチコピーで、連泊でシーツ交換不要の場合カードを使用するようになっていた。わたしはベッドにそのカードをおいた。しかしそのカードはエレベーターの乗降場所にあったので、多くの人が気づきそうにないだろうに。
わたしからすれば浪費をなくす当たり前のことだが、ホテルとしての経費削減になるだろうが、地球環境を掲げるとことに、日本の新しい「もったいない」が始まっていると思ったのだった。
今回はたまたま、地下鉄難波から日本橋界隈を歩いた。理由はなんということない、下車駅を間違えたので、歩かざるをえなかっただけのこと。そこは大阪の歓楽街というか、繁華街なのである。新聞で報道される際のミナミという地域なのかな、とも考えてみたのだった。
私流のマチウオッチングをしてみた。種々の食べ物の店があり、文楽や松竹座があり、さては風俗店も混在している。しかし普通の家族も含めて行き交うマチのようである。自転車の駐輪があっちこっちに固まっていることからも、理解できるというものだ。
店の看板が目立つことを競い合っているせいか、刺激的な色とデザインが多く感じた。食べ物屋が多く、あらゆるものが用意されているようなので、相当な人が集まるのだろうと想像した。
戎橋近くの大きな本屋の陳列の仕方は、これまで見たことのないものだった。入り口が開放的で、大量の本が平積にされている。本棚の陳列の仕方が、背表紙ではなく表表紙を見せて数冊ずつ置いている。かしこまった感じはなく、賑わいがあり本が話しかけてくるようである。表紙って大事なんだ、ということを見せ付けられた思いである。そのマチを行き交う人にあわせた品揃えをするものだが、カジュアルなおもしろそうな本が多かった。代金の支払いは一番奥にあった。
旅行はそんなに多いほうでないだろうし、業務上の必要からだが、わたしが楽しみにしていることがある。
その地域のことを知りたいという思いで、地域の新聞を読むことである。地域によっては、イベントと表彰記事に多くをさいていたり、地域経済の場合もある。その地域の暮らしと民度といったものが想像できるし、新聞社が誰に依拠しようとしているかが、読み取れるようである。
また、NHKの地域の報道番組を見ることが楽しみである。夕方と朝に欠かさず見るようにしている。内容もさることながら、アナウンサーの異動がわかる。東京で全国放送でなじんでいた人が、夕方の番組を仕切っていたりするのである。
東京からの全国放送が、首都圏で聞いているときはすぐ近くでやっているように感じてフィットする。しかしそれ以外の地域で聞くと、はるか遠いところから発信されているようで、自分との距離を感じるのだ。この感覚は、なぜなのか不思議に思っている。
ホテルのチェックインの際、歯ブラシとカミソリを必要かどうか問われた。わたしは持ち歩いているので、不要であった。それに「地球にいいことをはじめよう」というキャッチコピーで、連泊でシーツ交換不要の場合カードを使用するようになっていた。わたしはベッドにそのカードをおいた。しかしそのカードはエレベーターの乗降場所にあったので、多くの人が気づきそうにないだろうに。
わたしからすれば浪費をなくす当たり前のことだが、ホテルとしての経費削減になるだろうが、地球環境を掲げるとことに、日本の新しい「もったいない」が始まっていると思ったのだった。
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