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昭和のプロレス:試合回数の間違い

2024-06-14 06:29:49 | 日記
主な対戦相手は猪木

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」では主役を盛り立てた脇役達を
振り返っています。
今週は「青銅の魔人、アール・メイナード」です。
 185cm108kgとレスラーとしては小柄ながら、全身が筋肉。
1971年2月の日本プロレス、ダイナミックシリーズに初来日しました。
 同シリーズはミル・マスカラス、スパイロス・アリオンなどの注目の新顔
ばかりを集めた画期的なシリーズ。
 ジャイアント馬場は大柄なアリオンと、猪木はマスカラスと、それぞれ
シングル戦を行いましたがメイナードは猪木派。
2月28日に三重で対戦し10分52秒にエビ固めに敗退。
3月5日の後楽園ホールでの再戦も11分18秒に体固めで負け。
 タイトルは大木が持つアジアヘビー級王座に2月24日に挑戦しています。

 再来日したのはバレンタイン、マスカラスが主役を務めた翌年5月の
第一次ゴールデンシリーズ。
猪木は既に退団していて対戦はありません。
6月19日にヒロマツダとの一戦がテレビ中継されました。

豪華な外人勢

 3度目の来日は73年9月2日から10月12日まで28戦が行われた
新日本プロレスの闘魂シリーズ。
バレンタイン、パワーズ、リベラが揃い、それまでの「貧弱外人」のイメージ
を覆す豪華版でした。
 そこに加わったメイナードはパンフレットでこう紹介されています。
<筋肉のばけものと言われるほど発達した筋肉の持ち主~レスリングは
単調ながらパワーファイトには定評がある~単に肉体ばかりが見世物ではない>
レスリングは単調だと断言されてしまっています。

 シリーズ中にエース猪木とのシングル対戦が何度か組まれました。
6日に小地谷で戦い14分3秒にアバラ折、15日は宮崎で13分57秒
に体固め、23日は沖縄で12分3秒にアバラ折、29日は大阪で6分
59秒にアバラ折、いずれも敗退しています。
 このシリーズで猪木が行ったシングル戦はブリッジとアナコンダと各2回、
パワーズ、イーグル、サント、リベラとは各1回。
それに比べるとメイナードとの対戦回数の多さが目立ちます。
 余程相性が良かったのか、はたまた筋肉美のメイナードが崩れ落ちるのが
絵になったのか、そんな想像が浮かびます。
 Wikipediaにはこの新日出場がたったの一行だけ書かれています。
<9月の新日闘魂シリーズでメイナードは猪木と3回シングル対戦を
行っている>
 実は4回でした。




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