あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

心臓を鍛えるウォーキング

2016-01-18 07:00:55 | 日記
不幸の手紙

 ある日届いた郵便物の中に健康診断の結果を知らせる封筒がありました。
これまで健康体だと自負してきましたが、一通の郵便物でその自信がもろくも崩れそうです。
危ない危ない、危うくしょげるところだった!
弱気を言っている場面じゃないよ、私には健康の万能薬「ウォーキング」があるじゃないか。

 毎週月曜日はウォーキングを通じて健康長寿を実現するテーマを取り上げていますが今週は、
「ウォーキングで心臓を鍛える」です。

 健診結果はそれ程重大な話では無く、なるべく早い時期に精密検査をする旨の内容でした。
しかしこれまではせいぜい歯の治療を指示される位でしたので、恥ずかしながら結構な
ショックを受けてしまいました。
 しかしこんな時こそ自分に合った健康法を活かす時。
これまで幾度となく「ウォーキングは万病に効果のある万能薬」と声を大にして来ましたので、
へこたれてはいられません。
ウォーキングに活路を見出して、下向きの気持ちをグッと上向きに変えてみせましょう。

 従来医学会では心臓の悪い人には、運動は不向きと考えられていました。
ところが最近の研究では、その必要性が認められているそうです。
 心臓は、酸素を多く含んだ血液を動脈で全身に送り出し、古い血液を静脈で送り返す役割を
しています。
重力に逆らって下半身の血液を送り返すのは、心臓には大きな負担です。
それを補うのが足の筋肉。
筋肉が血管を軽く押して血流を促進させるポンピングアクションです。
ウォーキングは筋肉量を増加させてこのアクションを活発にするので、結果として心臓の
負担を随分と軽減させています。

心臓の栄養

 運動には心臓を助ける別の側面もあります。
それは心臓のエネルギーです。
 心臓のエネルギー源には脂肪酸と糖質と乳酸の3つがあります。
この内脂肪酸と糖質は食事から摂取しますが、乳酸は運動によって筋肉が働く事で産生されます。
出来上がった乳酸が心臓のエネルギーとして使われます。
 ウォーキングは血流と栄養の両面で心臓の機能回復、維持増進に貢献しているのです。

 世界心臓連合(こんな団体があったんだ!)は「1日30分のウォーキングを週に5回」で
心臓病の発症リスクを低下させようと提唱しています。
インターバル速歩を取り入れた自分の気に入ったウォーキング法で今年も健康長寿を目指して歩きますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする