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飛んでいるタカを見分けたい

2016-01-14 07:00:27 | 日記
タカ科に興奮

 手元に愛鳥家が手にする「BIRDER」と言う雑誌があります。
書名の隣には大きく「飛んでいるタカを見分けたい!」とサブタイトルが掲げられており、
これに惹かれて随分前に衝動的に買いました。

 毎週木曜日はウォーキングの途中で見かけた野鳥を取り上げていますが今週は
タカ科 ハイタカ属 ツミ です。

 素人鳥好き人間の私はタカ科の鳥を見つけると妙に興奮します。
梢に隠れる小鳥より、ゆうゆうと羽ばたく姿は見ているだけで得をした気分になります。
小さな草の種を忙しなくついばむのに比べ、獲物を狙って戦闘態勢で滑空する姿には
王者の風格が感じられます。
鋭いくちばし、厳つい爪、それら猛禽類の特徴は男心をそそります。
凛々しい佇まいが初心者の私の心を捕えて放しません。

謎の鳥出現

 ウォーキングコースの公園には、ストレッチを補助する器具がいくつも設置
されています。
 アーチ形の器具で空を仰ぎながら背骨を伸ばしていると、一羽の鳥が視界に現れました。
飛び方は余り上手に見えません。
あたかもコウモリが空中に浮かぶ為に必死に翼を動かしているかの様に、慌ただしげな
羽ばたきを繰り返します。
 必死に羽ばたいた後、今度は気持ちよさげに大きな円を描いて滑空を始めました。
そして再び頼りなげな羽ばたきをしながら西の方向に遠ざかって行きました。

 僅か2分程、しかもくたびれた私の裸眼での観察でしたが、ヒヨドリと同じくらいの
大きさでお腹の当たりに少しばかり赤い毛が混じっている様子が分かりました。
正体は分からないけれどタカの仲間である様に見えました。
 はて何だろう、帰宅早々に例の雑誌や図鑑を繰りました。

 「近年は市街地での生息も多い鳥。胸部から体側面にオレンジ色の羽毛を持ち、
羽ばたきと滑空を繰り返しながら飛ぶ。大きさはヒヨドリよりも小型」
この記述を頼りに出した結論が「ツミ」でした。
 しかし続く「冬には東南アジア方面に渡りをするが、温暖な地域では留鳥として残る」
にはいくら温暖化が進んだとは言え長野市がツミにとって暖かな地域なのか悩むところです。
 結局のところ、ツミっぽい鳥を見ました、としか書けません。

 例の雑誌の発行年月日は2009年9月とあります。
以来数年に渡って幾度もページを繰ってきましたが、いまだ明確に判別できるのは
トビ1種だけ。
好きと知るとは大違い。
 私にとってタカの仲間を見分けるにはまだまだ時間が必要です。
コメント
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