あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

ウォーキングで免許更新に備える

2016-01-25 07:00:30 | 日記
身近な場所でも事故

 運転免許証の更新に出かけ、高齢者と交通事故に関する講習を受けました。
事故は遠い場所での出来事ではありません。
自宅の近所でもここ1年の間にコンビニで2件、ドラッグストアで1件、車が店内に
突っ込む事故がありました。
いずれも原因は、高齢者がアクセルとブレーキを間違って操作した為でした。

 長野県は65歳以上の免許保有率が全国1位、免許を持っている県民の4人に一人が
65歳以上の高齢者だそうです。
交通事故を防ぐ為に日常生活で出来る事は無いだろうか?
思わずそう考えてしまいます。

 毎週月曜日のテーマはウォーキングを通じて健康長寿を延ばす、です。
70歳になっても介護不要の心と体を維持できる様に「7010」
(70歳になったらもう10年)を合言葉としてウォーキングを楽しんでいます。
 今回の免許更新で、70歳になった時の目標がもうひとつ加わりました。
それは動体視力健診に合格する、です。

70歳の検査会場を余裕で過ごす為

 加齢と共に体の反応は鈍ります。
危険を感じてブレーキを踏む「単純反応時間」は相対的に遅くなります。
信号の変化を認識して正しく反応する「選択反応時間」も同様で、20代に比べて
60代は0.1秒以上長くなってしまいます。
判断した決定には、30代に比べ60代では1.7倍、70代では2.2倍もの
誤反応が生じていると言います。

 これらの反応は主に反射神経に関わります。
これは脳の命令を受け無い、いわゆるとっさの反応です。
 反射神経は視界に入った情報を認識する動体視力と密接に関連しています。
だから動体視力を鍛えれば反射神経にも良い作用を与えます。
ウォーキングをしながら通り過ぎる車のナンバーを読み取って記憶する、ぼんやりと
歩かずに周囲の景色に気を配る、それだけでも効果が高いのです。

 また有酸素運動のウォーキングは脳の活性を高めます。
運動により下半身に溜まっている大量の血液が全身に流れ、脳にも大量の酸素や
ブドウ糖が送り込まれます。
日常的に運動をしていると反射神経やバランス感覚が高まり、脳の神経細胞の活性化で
反応時間はより短く、誤反応はより少なく、となります。 

 70歳以上の運転免許証更新には動体視力検査が行われます。
次の次辺りの更新では私にもこの検査が待っています。
10年後に検査場でオタオタしない様に準備開始です。
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