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昭和のプロレス:レスラー程素敵な商売は無い

2019-03-22 06:29:59 | 日記
スリムな体型

 若い頃の体型を保つためには不断の努力が必要なのは、一般人もプロレスラーも同じ。
レスラーは人気が上がりギャラが増えれば食事も豪華になるので、若き日のスマート
さは失われがちです。
 巨体のブッチャーも初来日した頃はぐっとスリムな体型でした。
ブッチャーの様にしょっちゅう来日していれば体重の増加もそれ程目立ちませんが、
数年振りに来日したレスラーの場合は激変に驚かされます。

 「甦れ!金曜8時の昭和のプロレス」ではマットを彩った脇役達を振り返っています。
今週登場するのは「激太りのコーリン・ジョイソン」です。

 名前を聞いて「あーいたいた」と思い出せる方は相当なプロレスファン。
初来日は1968年4月の国際プロレス、ヨーロッパ勢が大挙して訪れた日欧チャン
ピオン決戦シリーズでした。
 デビューしてまだ4年、若干21才のコーリンは180cm95kgのスリムな体型
をしていました。
田中忠治相手にスピーディな試合を展開し、翌年6月に再来日した時にも同じような体型
で同じような動きを披露しています。

 急激に膨らんだ姿を見せたのは6年後の新日マットでした。
28才のコーリンのお顔はふっくら体はポッチャリ。
前回とは全くの別人でしたが、シリーズの主役が体重300kgのデブ兄弟マクガイヤーズ
だったので変貌ぶりは話題になりません。
だからシリーズのパンフレットには平気でこんな表記がされていました。
<英国の小型ミサイル弾・180cm95kg>
初来日時のサイズそのままです。
 32才で再び国プロに登場した時には、改名間もない阿修羅原とタッグで対戦しています。
専門誌に写真が掲載されましたが、もはや不健康なオヤジそのものでした。

職業自慢

 プロレスラーの食事量は常軌を逸しています。
<馬場はようかん30本を一気に食べた。
猪木は米びつ3杯分を1日で完食した。>
 スリムに見える両巨頭でさえ、食べる量は規格外です。
ましてや体を作る若手時代の逸話には事欠きません。
<大仁田が新弟子の頃、1回の食事で40杯を馬場に命じられた。
小林邦明は山本小鉄に新幹線の全メニューを食べさせられた。>(いずれも Livedoor Blog より)
 レスラーは1日に6000~8000、人によっては1万を越えるカロリーを摂取します。
これに見合った練習量をこなさなければカロリー過多で激太りです。

 本日の主役の食事量も凄かったと想像します。
「メタボでもお呼びが掛る。
喰いたいだけ喰って世界中を旅行して、プロレスラーは最高の稼業ときたもんだ。」
コーリンにはそううそぶいて欲しいものです。
 
コメント
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