科学の発展
毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、どーでも良い愚問を取り上げています。
今週の話題は「光ピンセット」
今の世の技術では、光で物を掴めるのだとか。
そんな話を耳にして早速あれこれと調べましたが、理系苦手な私の頭では凄い技術らしい、
って事しか分かりません。
その存在は信濃毎日新聞の子供向け記事「科学にファーカス」に載っていました。
<光にはごく小さな物理的な力がある。
~小さな物体に当てると光の中心に集まるような力がかかり、~顕微鏡内で動き回る細菌や
血液中の赤血球などを捕まえて観察することが可能。>
概ねその様な説明でした。
もっと詳しい内容を、とネットで検索すると「中学生にも分かるノーベル賞の話」のタイトル
が見つかりました。
光ピンセットの基本原理を発見したアーサー・アシュキン博士ら3人は2018年のノーベル
物理学賞を受賞しています。
その原理を中学生にも分かるように懇切丁寧に解説した物でした。
でも私にはさっぱりです、中学生向けの内容が頭に入りません。
辛うじて理解したのはたったのこれだけでした。
<レーザーを集光することでタンパク質分子などナノメートル(100万分の1mm)や
マイクロメートル(1000分の1mm)サイズの微粒子を1個単位で動かせる。
僅か10億分の1ニュートンの光の圧力で、非接触・非破壊で正確に空間操作する。
これにより赤血球や微生物にダメージを与えずに所定の位置に動かす事ができる。>(TALK より)
この技術の応用で既にDNAの修復などが行われているそうです。
私が理解できようができまいが、科学は頼もしく発展していきます。
夢の実現
光ピンセットが威力を発揮するのは顕微鏡の世界だけではありません。
遠い宇宙の彼方でも利用が検討されています。
<NASAは小惑星探査機オシリス・レックスに搭載する従来とは全く異なる手法を研究中。
光の力を使って無重力・真空の世界で微細なサンプルを採取する計画だ。>(テレスコープマガジン より)
理解不能な技術が、SFの世界を現実のものにしていきます。
SFと言えば、小学生向けの雑誌で大昔に見たロケットを思い出します。
光に近い速さで飛べる夢の技術です。
ロケットの速度は噴出させるガスの速さに比例するので、光子を出せば秒速30万キロに近い
スピードを得られるのだとか。
お尻に巨大な反射鏡を取り付けたロケットは、お皿の裏に鉛筆を立てた姿に似ていました。
それを見ながら、21世紀にはこんなロケットで人間は宇宙を飛び回っているのだとあの頃
想像しました。
残念ながら現在に至っても光子ロケットは実現の見込みが立っていません。
あの時の夢は夢のまま、理系苦手人間にとってそれは少しばかり心地よくもあります。
毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた極々小さな、どーでも良い愚問を取り上げています。
今週の話題は「光ピンセット」
今の世の技術では、光で物を掴めるのだとか。
そんな話を耳にして早速あれこれと調べましたが、理系苦手な私の頭では凄い技術らしい、
って事しか分かりません。
その存在は信濃毎日新聞の子供向け記事「科学にファーカス」に載っていました。
<光にはごく小さな物理的な力がある。
~小さな物体に当てると光の中心に集まるような力がかかり、~顕微鏡内で動き回る細菌や
血液中の赤血球などを捕まえて観察することが可能。>
概ねその様な説明でした。
もっと詳しい内容を、とネットで検索すると「中学生にも分かるノーベル賞の話」のタイトル
が見つかりました。
光ピンセットの基本原理を発見したアーサー・アシュキン博士ら3人は2018年のノーベル
物理学賞を受賞しています。
その原理を中学生にも分かるように懇切丁寧に解説した物でした。
でも私にはさっぱりです、中学生向けの内容が頭に入りません。
辛うじて理解したのはたったのこれだけでした。
<レーザーを集光することでタンパク質分子などナノメートル(100万分の1mm)や
マイクロメートル(1000分の1mm)サイズの微粒子を1個単位で動かせる。
僅か10億分の1ニュートンの光の圧力で、非接触・非破壊で正確に空間操作する。
これにより赤血球や微生物にダメージを与えずに所定の位置に動かす事ができる。>(TALK より)
この技術の応用で既にDNAの修復などが行われているそうです。
私が理解できようができまいが、科学は頼もしく発展していきます。
夢の実現
光ピンセットが威力を発揮するのは顕微鏡の世界だけではありません。
遠い宇宙の彼方でも利用が検討されています。
<NASAは小惑星探査機オシリス・レックスに搭載する従来とは全く異なる手法を研究中。
光の力を使って無重力・真空の世界で微細なサンプルを採取する計画だ。>(テレスコープマガジン より)
理解不能な技術が、SFの世界を現実のものにしていきます。
SFと言えば、小学生向けの雑誌で大昔に見たロケットを思い出します。
光に近い速さで飛べる夢の技術です。
ロケットの速度は噴出させるガスの速さに比例するので、光子を出せば秒速30万キロに近い
スピードを得られるのだとか。
お尻に巨大な反射鏡を取り付けたロケットは、お皿の裏に鉛筆を立てた姿に似ていました。
それを見ながら、21世紀にはこんなロケットで人間は宇宙を飛び回っているのだとあの頃
想像しました。
残念ながら現在に至っても光子ロケットは実現の見込みが立っていません。
あの時の夢は夢のまま、理系苦手人間にとってそれは少しばかり心地よくもあります。