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日々の愚問:電話には出んわ

2019-03-16 06:29:39 | 日記
固定電話の架設には

 スマホ全盛のこの世にあって、私いまだにガラケーです。
時代遅れのオヤジと蔑まれますが、今でも持て余し気味なのにこれ以上の機能をもらっても
多分使いこなせません。
それに我が家にはもう1台、扱いに困っている電話があるのだし。

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、極々小さなどーでも良い愚問を取り上げています。
今週は「どうなったのか固定電話の債権」です。

 黒くて重々しい固定電話が、家の中のかしこまった場所に鎮座していたのは昭和の時代。
あの頃は電話の債券なんて物がありました。
1953年つまり昭和28年から1983年の間に電話の架設を申し込むと、債券の購入が
義務付けられていました。
正確には覚えていませんが10万円前後だった記憶です。
 値上がりを期待してそのまま持っていても良いし、即売り払う事も出来ました。
雑誌の片隅や電信柱に「電話債券買取」の文句が躍っていました。
あの債券が今ではどうなったのか気になります。

 正確には「電信電話債券」と呼ばれるそうですが、これと本人確認書類を持って指定金融
機関に行けば元利を受け取ることができるのだとか。
期間は2027年の7月5日まで。(NTTグループHP より)
 ただし債券の現物が無いとダメ、例えば「保護預かり証書」や取得した際の「報告書・計算書」
の類では受け取りはできないと言います。
 さて我が家の債券はどうなっているのだろう、既に売却したのか書類の束に紛れているのか、
そちらの方がもっと気になります。

固定電話の行先

 混同していましたが電信電話債券とは全く別物の、「電話加入権」という代物も
あると言います。
 現在でも固定電話の新設を頼む際には、電話加入権を36000円で購入する必要が
あるのだそうです。
しかし中古の加入権を専門業者が3000円前後で販売しているので、実際にはそれ程の
金額にはならないと言います。

 逆に固定電話を取り外したい場合はどうするか?
金券ショップに売るか、知人に譲渡するか、休止手続きをして毎月の基本料金を免れるか、の三択。
(電話加入権 より)
ショップに売っても2000円、譲渡するには手数料800円、休止にも手数料と工事費で
3000円程掛ると言います。
 いずれにしても何時かは決断しなければいけません。

 我が家の固定電話にかかって来るのは大抵の場合何かの勧誘。
家族や知人は携帯にかかって来る時代です。
もはや固定電話は無用の長物と化しました。
リーンと鳴っても電話には出んわ。

コメント
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