あるく あかるく

健康長寿 めざしましょう

日々の愚問:金貸して

2019-03-30 06:29:09 | 日記
上限は無し

 前回は小学生でも知っている金融機関の基礎知識を、この歳になって漸く頭に入れました。
そうしたら新たな愚問が湧いてきました。
「銀行はお金を貸すのが商売、だとすると年金暮らしの年寄りにも融資してくれる?」

 毎週土曜日は日々の暮らしの中で生じた、極々小さなどーでも良い愚問を取り上げています。
今週は「融資のいろは」です。

 調べてみたらありました。
定年退職した年金受給のみの年寄りへの朗報が。
 <みずほ銀行とソフトバンク株式会社による合弁会社ジャイスコアは、20歳以上70歳
以下を対象に1000万円までの融資を行う。
金利は0.8%から12.0%、保証人は不要、ネット上で手続き完了。
 セゾンかんたん安心カードローンは80歳まで30万から100万円の融資可能。
金利は14.8%。>(ゼニエモン より)

 この分野にも少子高齢化の影響がありました。
<どの金融機関も新規貸出先の開拓の悩みから「年金収入=安定収入」と捉えて、高齢者
向けの融資商品の取り扱いを増やしている。
例えば住宅のリフォーム向けに住宅金融支援機構が扱う「バリアリフォーム」は、60歳以上
が対象で上限は無し。
500万円まで融資を行う。>(PRESIDENNT Online より)

話が旨すぎる

 年寄りも借金ができる事は分かりましたが、問題はどう返すかです。
面倒な計算やらで頭を悩ましますが、先ずは利子です。
 <初めに決めた金利が続く固定金利か、社会情勢で利率が変動する変動金利かを選ぶ。
返済は初期の負担が少ない「元利均等返済」か、後の負担が少ない「元金均等返済」かを決める。
利息は、元金額×金利×借入期間で算出するが、簡単に計算できるシミュレーションツール
が各種出ている。>(資金調達プロ より)
 複雑な金利計算も、今や打ち込むだけで簡単に答えが分かる便利な時代です。

 借金と言えば連帯保証人選びも頭の痛い問題ですが、それも不要。
<その代わりに保証会社の保証を受ける必要がある。
その際に発生するのが保証料。
万一返済できなくなった場合、保険会社が本人に代わって金融機関に残りの債務を返済する。
一般的には1000万円の借り入れで、35年返済なら約14万円、10年返済で約8万円。>
(会計どっとcom より)
 何だか至れり尽くせりの感じです。
定年後の年寄りにもお金を貸してくれるかな、から始まった素朴なテーマが行き着いた先は、
年寄りを金融機関の上得意にしようとする企みでした。
なんちゃって。

 だったらその話に乗って、まとまったお金を借りて思い切り使っちまおうか。
愚問が融けたと思ったら、今度は愚鈍な自分が出て来ました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする