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健康長寿 めざしましょう

健康長寿:民族矮小化現象

2019-03-04 06:29:39 | 日記
縮みに加速

 毎週月曜日は専門知識の欠片も持たない私が、ウォーキングを通じて健康長寿を
手に入れようと奮闘するお話です。
 人間誰しも若々しくありたいと願いますが、実際には加齢に伴ってあれやこれやの
ありがたくない変化が現れるものです。
歳と共に背が低くなるのもそのひとつ。
目上の方に久しぶりに会った時に、随分小さくなったなと感じるのは気のせいだけでは
ありません。
今週はその辺りを見てみましょう。

 統計によると40歳を過ぎると、10年で1cm身長が縮むと言います。
その主な原因は体内の水分の減少。
子供は70%成人は60%の水分を持っていますが、歳をとるとそれが50%にまで
減ってしまいます。
 体を支えているのは30個の骨が連なった背骨です。
その骨と骨の間にはクッションの役割をする椎間板がありますが、そこから水分が抜けると
隙間が重力で押しつぶされてしまいます。
これが背が縮む主な原因です。
 他にも猫背やO脚などの姿勢の悪さ、筋力の衰え、更には骨粗鬆症などもあげられます。
(MAGZNEWS より)

 日本人の60歳から69歳までの平均身長は男性164,0cm、女性151,4cm。
75歳では男性162,72cm、女性150.1cmだそうです。
 70歳からの10年で男性は2cm女性は3cm身長が縮むと言います。
80歳過ぎでは男性が2,5cm、女性が3,5cmと、どんどん縮小傾向が強まります。
 それは止められないけれど、スピードを鈍らせる方法はあるそうです。
栄養バランスに気を付ける、禁煙や節酒に努める、それと適度な運動をする。
ストレッチで猫背を治すのは大事。
ウォーキングで脚や腹の筋肉を鍛えて正しい姿勢を保つ事も大切です。(MAGZNEWS より)

伸びがストップ

 加齢に伴って身長が縮むのは間違いありませんが、加えて驚きの事実が存在します。
日本人の身長は過去100年で15cm伸びましたが、近年はその傾向がストップしたと
言うのです。
 <昭和44年から平成8年までに生まれた男女315万人を対象に調査をした。
平均身長が一番高いのは男女ともに昭和53年から54年生まれで、男性では171.46cm、
女性では158.52cm。
ところが平成8年生まれでは男性が170.82cm、女性が158.31cmと低く
なっている。>(産経ニュース より)

 身長が縮む傾向に転じたのは男女ともに昭和55年生まれからだそうです。
いったいその年に何があったのか?
思い当たるのはその年に私が生まれたことです。
 日本人の縮小傾向が己の生まれた年から始まったとは、何とも心が落ち着きません。
暫し考えて、気がつきました。
自分の生まれた年は1955年、昭和で言えば30年、何を早とちりしたのやら。
 私は真剣に、身長よりも脳みその心配をしなければいけません。

コメント
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