goo blog サービス終了のお知らせ 

週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#061 -’25. 五千頭の龍が昇る聖天宮(その二)

2025年02月28日 21時47分41秒 | 日常の出来事(日記)

聖天宮を訪れたのは2月19日です。今日は2月28日ですから、既に十日が過ぎようとしています。五千頭の龍が昇る道教の台湾のお寺です。その一はこちらです。

豪華絢爛な佇まいと彫り物には、その匠の腕に感服する素晴らしさでした。

五千頭の龍が昇る聖天宮の見所

五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾の一流の宮大工を呼び寄せ
十五年を掛け建立しました。
建物は幅50メートル、高さ25メートルあり壮大。
豪華絢爛な造りは天界の悠久の宮殿を思わせます。

  屋根:神様と皇帝の建造物しか使われない黄色い屋根瓦と龍
  屋根飾り:ガラスとタイルで造られた屋根飾り
  前殿天井:一万以上の部品を釘なしで組まれた天井
  本殿天井:釘無で組まれたらせん状の天井
  石柱:透かし彫りされた5mもある一本の石柱
  前殿扉:4mもある一枚の板から彫られた扉
  楼閣:2階から望む風景 (聖天宮HPからの引用です。)

それでは、台湾の陰と陽の織りなす独特なお神籤からアップします。

1    おみくじを引く前に、本殿に向かって合掌、一礼をしておみくじを引きます。今いる所は前殿です。本殿と前殿を比べると前殿の方が大きいです。

廟(びょう)宮(みや)の違いは廟は一棟に対して宮は二棟以上の建物を回廊で囲って中庭を有する形式とのこと。

2    書いてある番号を覚えて、陰陽対になった神椑を陽陽に揃えて番号を念じながら床に落とします。

3    落とした神椑が陰と陽だったら引き出しからおみくじを引くことができます。陰陽とならない場合は、なるまで繰り返します。

4  大凶と大吉でした。

5  中庭方向から本殿を写しています。

6

7   鐘楼への階段です。階段下に置物が飾られていました。

8  陽紅布・短冊 短い「陽」の力をかもしだす「陽鐘」の下で抱負を明記し、叶える勇気を授かるとのこと。

9

10  陽鐘・太陽が昇る東側にあり、始まりを現わすそうです。広がりのある音色だそうです。日本の鐘楼に吊るされている鐘は下は垂直で広がっていません。西洋の鐘に形は近いですが、鐘自体が左右に振れるようではない。

11  天に昇る龍が沢山おります。

12

13

14  こちらは鼓楼を上った所です。

15

16

17  本殿の前に九龍網があります。

18

19  九龍網は一枚の岩から彫られた九頭の龍です。神様の「威令」と「恩恵」は全てを網羅する意味だそうです。

20  九龍網の説明文を拡大して載せました。

21

22

23

24  本殿の説明の方より参拝方法など教えて頂き、撮影して良い場所も指示していただいた所から太極天井を撮影しました。因みに頂いた資料によると「全ての始まり、宇宙の始まりも表す。渦を巻き、陰と陽に分かれるとの事です。

25

26  本堂の振り返ると、拝拝・参拝 願いをお線香の煙に託し天に伝えます。こと細かくされるとご利益があるそうです。 

27

28

29   本殿で祈祷される方の待合室です。

30

31

32

33

99

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

#060 -’25. 旧東京音楽学校奏楽堂を見学し

2025年02月28日 09時30分31秒 | 街角

上野の山の街歩きで立ち寄った旧東京音楽学校奏楽堂です。何度か前を通っても演奏会や見学停止中なので入るのは初めてです。

家内はタイミング良く入っているのに自分一人の時は何故か弾かれます。ネットで調べて行くほどではなく、他にも上野のお山は見学する所が多いとの安易な感覚が良くないのかも。ただ写真は家内がコロナ禍の時に撮影した物もあります。

沿革

旧東京音楽学校奏楽堂は、東京藝術大学音楽学部の前身、東京音楽学校の施設として、明治23年に建築され、日本における音楽教育の中心的な役割を担ってきました。2階の音楽ホールは、かつて瀧廉太郎がピアノを弾き、山田耕筰が歌曲を歌い、三浦環が日本人による初のオペラ公演でデビューを飾った由緒ある舞台です。

 創建から80年近く経過した昭和40年代に入ると、建物の老朽化が目立つようになり、校舎を都外へ移設する構想が持ち上がりますが、昭和58年に台東区が東京藝術大学から譲り受けることとなりました。そして、昭和62年に現在の地へ移築・復原し、「旧東京音楽学校奏楽堂」として一般への公開を開始しました。さらに、翌63年には、日本最古の洋式音楽ホールを有する建造物として、重要文化財の指定を受けました。以来、旧奏楽堂は「生きた文化財」として、建物の公開のほか、演奏会や音楽資料の展示を行ってきました。
 平成25年4月より建物保全のため休館していましたが、耐震補強や保存修理等の「保存活用工事」やパイプオルガンの修理を終えて、平成30年11月2日(金曜日)にリニューアルオープンしました。(旧東京音楽学校奏楽堂HPから引用です。)

1  時代を感じさせる中にもひときわ輝きを放っていて風格があります。

2

3  京都のレストラン、フォーチュン・ガーデンを思い出してしまいました。入り口の佇まいが似ていたからかも。

4  

5  和と洋の融合として軒先ペディメントには中央に雅楽で使用する太鼓でしょうか。左にハープと右に雅楽で使用する笙(しょう)が使用されていました。

6

7  一番最初に目に留まったのがこちらのピアノです。

8  パイプオルガンの原理を示している模型でしょうか。優しく触ってくださいとの事で、触れてみましたが大きな音に驚きました。

9  階段の踊り場の外の緑が絵になりました。

10  二階のホワイエです。コロナ禍の時に撮影したもので、先日の訪問時の写真ではありません。今では懐かしく思える図柄です。

11  二階のホールです。演奏用としては、国内最古のパイプオルガンがあります。

12  二階のホールの椅子の下にはスチーム用のラジエーターが敷き詰められていました。

13

14  バカラのシャンデリアとはいきませんが、素敵な照明が付けられていました。

15  以前はよく見かける斜めの補強柱に所に細工されて綺麗にかざられていました。階段状の通路に暖房用のラジエーターが据え付けられています。

16  二階の窓から京成電車上野公園駅の国会議事堂を模した建物が木々の間から見えます。

17  滝廉太郎像を室内から撮影です。

18  こちらは正面からの廉太郎像ですが、掃除していた方から掃除直後との事でした。ピカピカでした。

18-2  先日撮影した物ですが、緑青が噴いているというよりペンキでも塗られたが如くの色合いです。

19  全く大河ドラマも観なくなってから久しいですが。

20

21  全景を撮影ですが、今回の物ではありません。

99

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター