北海道5区「池田まき」さん個人演説会での圧巻の決意表明。2016年4月14日
北海道第5区衆議院議員補欠選挙 自民党候補 和田義明 第一声
会社の業務改善発表会まで後一週間もありません。一応、プレゼン原稿は仕上げたものの、棒読みにならない為には、政治家の演説なども聞いて参考にしなければなりません。そこで、オバマ大統領の演説なども聞いてみましたが、原文が英語なのでどうしても臨場感に欠けます。「他にもっと参考になりそうなものはないか」と探しているうちに、遂に上記の動画にたどり着きました。
それが北海道5区衆院補欠選挙(4月24日投開票)の候補者演説です。元々この補欠選挙は、衆院議長・町村信孝の死去に伴うもので、「弔い選挙」ゆえに与党有利と言われていました。ところが、戦争法(安保法制)廃止を掲げた野党共闘が各地で成立する中で、ここでも市民団体に推された社会福祉士の池田真紀(まき)が、野党統一候補として出馬する事になり、今や、町村の娘婿(むすめむこ)で与党統一候補の和田義明と、横一線、つばぜり合いの大激戦となっています。
その両候補の演説を、プレゼンの参考資料も兼ねて、私も現在聞いている所ですが、はっきり言って、池田真紀の演説の方がはるかに魅力的です。技術的な面だけで見れば、体格で勝る男性の和田義明の方が、声の通りは良いのですが、言っている中身が全然ドッチラケ。二言目には「私は町村さんの娘婿だ」と、もうそれしか言わない(言えない)のですから。「立候補しているのは町村ではなく自分だろう。自分自身の公約を語れ」と言われても、「町村さんの背中を見て育った。町村さんのような政治家になりたい」と返すしかない体たらく。後はもう「野党は野合だ。裏で糸を引いているのは共産党だ」と、そればっか。
それに対し、池田真紀の方は、家庭内暴力に苦しんだ子供時代や、シングルマザーで借金苦の悲惨な境遇をバネにして、苦学して大検の資格を取り、社会福祉士になって介護や福祉の現場を見て来た経験を、自分の言葉で語っています。語り口は朴訥(ぼくとつ)で、お世辞にも上手いとは言えません。しかし、演説に魂がこもっているから、聞く人の心を打つのです。「もう、私のような悲惨な目には誰も合したくない。もう誰も見捨てない。だから、国内農業を切り捨てるTPPにも、若者の命を犠牲にする戦争法にも反対するのだ」と、主張にも一本筋がちゃんと通っているのです。
これの一体どこが「野合」なのか?自民・公明に新党大地や「日本を元気にする会」まで相乗りし、私利私欲や利権で結びついた与党候補の方が、よっぽど「野合」じゃないか。
そもそも「共産党」で何が悪いのか?悔しかったら、自分達も同じ事を言ってみろよ。自分たちはまともな事を何一つ言えないくせに、それを妬んで相手の揚げ足ばかり取るんじゃないよ。
衆院道5区補欠選挙 公開討論会 (2016/04/04)北海道新聞
プレゼンにはテクニックも必要ですが、最後の決め手は、やはり「演説に魂がこもっているかどうか」です。実際、演説上手と言われる小泉純一郎や橋下徹の演説動画も参考に、棒読みにならないように意識して、抑揚や身振り手振りも付けてプレゼン原稿をしゃべってみましたが、後で聞くと、ものすごく偉そうな物言いになっていました。これでは逆効果です。それに引き換え、池田真紀の語り口は確かに朴訥ですが、決して棒読みにはなっていません。それは、彼女の演説に一本芯が通っているからではないでしょうか。プレゼンでは池田真紀の演説を手本にしようと思いました。
北海道第5区衆議院議員補欠選挙 自民党候補 和田義明 第一声
会社の業務改善発表会まで後一週間もありません。一応、プレゼン原稿は仕上げたものの、棒読みにならない為には、政治家の演説なども聞いて参考にしなければなりません。そこで、オバマ大統領の演説なども聞いてみましたが、原文が英語なのでどうしても臨場感に欠けます。「他にもっと参考になりそうなものはないか」と探しているうちに、遂に上記の動画にたどり着きました。
それが北海道5区衆院補欠選挙(4月24日投開票)の候補者演説です。元々この補欠選挙は、衆院議長・町村信孝の死去に伴うもので、「弔い選挙」ゆえに与党有利と言われていました。ところが、戦争法(安保法制)廃止を掲げた野党共闘が各地で成立する中で、ここでも市民団体に推された社会福祉士の池田真紀(まき)が、野党統一候補として出馬する事になり、今や、町村の娘婿(むすめむこ)で与党統一候補の和田義明と、横一線、つばぜり合いの大激戦となっています。
その両候補の演説を、プレゼンの参考資料も兼ねて、私も現在聞いている所ですが、はっきり言って、池田真紀の演説の方がはるかに魅力的です。技術的な面だけで見れば、体格で勝る男性の和田義明の方が、声の通りは良いのですが、言っている中身が全然ドッチラケ。二言目には「私は町村さんの娘婿だ」と、もうそれしか言わない(言えない)のですから。「立候補しているのは町村ではなく自分だろう。自分自身の公約を語れ」と言われても、「町村さんの背中を見て育った。町村さんのような政治家になりたい」と返すしかない体たらく。後はもう「野党は野合だ。裏で糸を引いているのは共産党だ」と、そればっか。
それに対し、池田真紀の方は、家庭内暴力に苦しんだ子供時代や、シングルマザーで借金苦の悲惨な境遇をバネにして、苦学して大検の資格を取り、社会福祉士になって介護や福祉の現場を見て来た経験を、自分の言葉で語っています。語り口は朴訥(ぼくとつ)で、お世辞にも上手いとは言えません。しかし、演説に魂がこもっているから、聞く人の心を打つのです。「もう、私のような悲惨な目には誰も合したくない。もう誰も見捨てない。だから、国内農業を切り捨てるTPPにも、若者の命を犠牲にする戦争法にも反対するのだ」と、主張にも一本筋がちゃんと通っているのです。
これの一体どこが「野合」なのか?自民・公明に新党大地や「日本を元気にする会」まで相乗りし、私利私欲や利権で結びついた与党候補の方が、よっぽど「野合」じゃないか。
そもそも「共産党」で何が悪いのか?悔しかったら、自分達も同じ事を言ってみろよ。自分たちはまともな事を何一つ言えないくせに、それを妬んで相手の揚げ足ばかり取るんじゃないよ。
衆院道5区補欠選挙 公開討論会 (2016/04/04)北海道新聞
プレゼンにはテクニックも必要ですが、最後の決め手は、やはり「演説に魂がこもっているかどうか」です。実際、演説上手と言われる小泉純一郎や橋下徹の演説動画も参考に、棒読みにならないように意識して、抑揚や身振り手振りも付けてプレゼン原稿をしゃべってみましたが、後で聞くと、ものすごく偉そうな物言いになっていました。これでは逆効果です。それに引き換え、池田真紀の語り口は確かに朴訥ですが、決して棒読みにはなっていません。それは、彼女の演説に一本芯が通っているからではないでしょうか。プレゼンでは池田真紀の演説を手本にしようと思いました。