acc-j茨城 山岳会日記

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奥日光・柳沢本流遡行

2013年07月29日 00時48分34秒 | 山行速報(沢)

久しぶりに山に行ってきました。
パートナーはYさん。
目標ルートは柳沢本流。右俣を登って左俣を下る予定。
夜現地の赤沼茶屋駐車場に着くと、あまり天気はよくない。
翌日、4時半に起床。5時半にハイブリッドバスに乗り西ノ湖入口で下車。
ここから柳沢林道を進み柳沢川へ入渓。赤岩滝までは踏み跡が付けられ
ており、これを利用。西ノ湖入口からここまで約1時間半。
遡行を開始する。
二俣までは、概ね平凡、崩壊箇所が多く沢が倒木/岩で埋まっている所も見受けられた。

5m滝を越えるとナメ床になり右俣と左俣を別ける二俣。水量比はほぼ1:1。
ここは滝の多い右俣に入る。ここからはナメ床が延々続く非常に気持ちの良い所です。何本か滝を登ると
10mスダレ状の美瀑。ここは水流を直登。続いて同じような12mスダレ状。こちらも直登する。


すぐ先には黒岩滝と名が付く17m滝がある。これを直登するのにはロープがほしい所だ。左から取り付き、水流を横断し右側の壁を登ると思われるが、壁は脆そうだ。直登は止め右岸を小さく巻いた。

すぐ上にもナメ滝が有り進むと15m大ナメ滝。これまた美爆。^_^ここも直登する。

滝の上からは平凡な様相になる。二俣に出、ここは左俣を進む。しばらく進むと尾根上に踏み跡がある。これは柳沢左俣へのショートカットの踏み跡なのだろうか?まだ時間に余裕があったので、稜線迄沢を詰めることにした。(後でわかったが、ここから上はひたすら笹藪の藪漕ぎになります)
沢筋はガレに向って伸びており、その手前に20m涸滝。これを問題なく登ってガレを上がる。

ここからは笹藪の藪漕ぎになり、踏み跡もない。喘ぎ喘ぎ藪漕ぎをし、やっとの思いで、稜線に出る。稜線(県境尾根)から左沢を下降。

左沢は緩やかなナメが連続する癒し系です。ナメに癒やされながら、あっという間に赤岩沢出合いに到着。

時間もお昼頃なので、Yさんの希望?もあり、赤岩滝を見に行くことにした。赤岩滝までは踏み跡たどり15分程度のアプローチだ。


赤岩滝は見事な滝だ。直登ルートは水流右の壁。岩は乾いているのでフラットソールが有効であろう。巻きは右のルンゼから巻けそうだ。Yさんは入念に偵察していた。登る気満々!なのかな?
赤岩滝の偵察を終え、来た道を戻り西ノ湖入口に下山。
柳沢本流は非常に綺麗な沢でした。お勧めですが、稜線迄詰めると笹藪の藪漕ぎがあります。藪漕ぎが好きな方は稜線迄詰めてみて下さい。

BY G





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