山と山道具と、私。
新しい時代を目前に、新しい仲間達との出会い。そして発見。
新技術同士の出逢いは産業に新しい革新をもたらすが、人と人との出会いも同じ。
山というフィ-ルドで遊ぶスタイルや道具だって、仲間に学ぶべきことはたくさんある。
鹿島槍、敗退の様相
ちょっと前のこと。鹿島槍では深雪と天候悪化により早々に敗退。 帰りの道すがらisiさんと使っている山道具(特にスマ-トフォンとアプリ)について情報交換。
新入会のメンバ-にイマドキの山スタイルについて教えてもらうのはとても新鮮で発見も多いですよね。
新年度。 sakが実装をすすめる山道具のあれこれをまとめてみました。
◆スマ-トフォン・バッテリ-パック
現代、スマ-トフォンは欠かせない道具のひとつ。 もちろん、それによる功罪、過多な依存や利用マナ-に課題も多い。でも、便利なものは便利なんだよね。
それは登山の世界でも同様。 山行前のナビから山行計画、山情報の収集、天気予報、カメラ、GPS・・・ 一台で何役もこなす優れもの。
どちらかというと、自身はスマ-トフォンを持ってはいるものの、山中でそれほど使いこなしてはいなかった。 登山の”勘”が鈍るのをためらうという側面や、登山というフィ-ルドで利器に依存するのは「そもそも楽しくないのでは?」という思いもある。 しかし最大の理由は、スマ-トフォンは”電気”で動くものであり、依存にはリスクもあると考えていたためだ。
大抵はザックに入れておくと雪山などでは自然放電で電池が持たない。 懐で温めれば復活もするのだけれども、現状では「脆弱な存在」であった。
そこで今回isiさんの勧めもあり、予備のバッテリ-パックを入手してみた。 バッテリ-内臓ケ-スとバッテリ-パック。 これで、約7日間は凌げるであろうという容量だ。
いろいろ検索してみると、様々なラインナップ。 ソ-ラ-充電可能なタイプなどは、「これ、きっと買っちゃうな」と予感めいたものも感じたりして。
有能性ゆえに「安全」に寄与するのは言うまでもなくって、リスクもリカバリ-できるなら使わない理由がない。 従来のGPSを持たずに済むなら重量もプラマイゼロくらいになるんじゃないかな?
◆クライミングパンツ
待ってました、この季節を。 毎年春頃に夏モデルが発表されるんです。 昨年はその評判をキャッチするのが遅かったために入手できなかった逸品。
ワ-クマン(FieldCore)のエアロストレッチクライミングパンツ。
FieldCoreはワ-クマンオリジナルのアウトドアウェアブランド。 その他にも「Find-Out」「AEGIS」など、登山に使えるものも多い。
夏山登山や沢登に、手ごろな価格で高機能。 特に沢登では、薮や泥などウェアを汚損するシ-ンが満載。 1本1,900円なら、気にせずトライできますね。
人気商品ですが、シ-ズンの追加生産はないのでお早目に。
ここから買えます。↓
https://store.workman.co.jp/item/item.html?i=5979
◆ココヘリ
すでに自身も実装を始めている「ココヘリ」。 いざという時のために心強い存在。 自身のみならず、パ-ティ-全員の安全にもつながるので是非推奨したいところ。
で、改めてここで案内するのは、「川場スキ-場から武尊山の登山者に対して”ココヘリ”義務化」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000039904.html
というニュ-スを目にしたからなんです。
誰もが、「自分は大丈夫」と思っているかもしれないけど、山の事故はすぐ隣で起きています。 自分の身を守るためにも、捜索の長期化で身近な人達に負担をかけないためにも。
そして、この潮流はいずれ広がっていくのではないでしょうか。
◆至福の時(道具ではないけど。)
山での食事は、とても楽しみなひととき。 解放感ある景観を目前にしたそれは、むしろメインイベント。
色々なメニュ-やレシピが様々な媒体で紹介されており、唸らされることもしばしば。 ス-パ-に行くと、「あれ、これ山で使えそう!」ついつい、そんな風に思ってしまいますよね。
で、意外と迷うのは、食事の締めくくりを飾るスイ-ツ。 趣向を凝らすととても重くなったり、材料が多くなったり。。。 悩みは尽きません。
シンプルに、そして濃厚に。 YUKAさんに教えていただいた2品。
セブン&アイ:濃厚くちどけのガト-ショコラ
※たべきりパックが嬉しいですね。
ブルボン:ミニ濃厚チョコブラウニ-
※小パックで携帯性◎。嵩張らないのが良いです!
携帯性の高いパッケ-ジから取り出せば、もう、ほら。 すぐに、できあがり。
(というか、できてます。)
至福の時を締めくくる、まさに逸品。 ザックに忍ばすサプライズ。
やっぱり、スイ-ツのことは女子に聞け!ですね。
そんなあれこれ。
なんだか、初めて山用ゴアテックスの雨具を買った日を思い出してしまいました。 「早く、山に行って雨降らないかぁ。」 なんて、思ったものです。
新しい道具は、次の山に行くためのモチベ-ションも上げてくれます。
皆さんも、今日より明日。 少しだけでも新しい山登りにトライしてみましょう。
sak