acc-j茨城 山岳会日記

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伊豆城山・西南カンテ

2011年04月18日 01時28分13秒 | 山行速報(フリ-)
伊豆城山・西南カンテ


城山全景と桜

春の陽気に誘われて伊豆、大仁までやってきた。
ココのところ何故だか、西湘~伊豆に惹かれていたのだ。
ひと足早い陽気を掴まえたい。そんな風であったような気もするが、感覚的なものでうまく説明できない。

ともかく、春の陽気に乾いた岩。アルパイン的マルチピッチを楽しもうというのがこのたびの計画主眼。
伊豆、城山はそんな計画にもってこいだ。
メンバ-は東京のAさん夫妻、茨城はABさん、sakの4名。


ついつい熱が入る

城山南壁のアプロ-チは驚くほどお手軽だ。
南壁は高く、立ち、そして乾いていた。
こんな岩場を見ると、ついつい熱が入ってしまうのは、岩ヤの性分。
ウォ-ミングアップのつもりが、昼前までフリ-の岩場で楽しむ。

しかし、ここの岩は細かく甘い。
慣れるまでの間、充分に手こずり、慣れてからも充分に手こずった。
登れて楽しい、登れずチョット悔しいながらもやっぱり楽しい。
クライミングの楽しさを初心に帰って再発見した気分だ。


西南カンテ

西南カンテは南壁西端にある顕著なカンテからスタ-トする。
支点はハ-ケン、リングボルト、ペツルと充分にある。
アルパイン的なマルチピッチだ。
東京のAさん夫妻が先行。
茨城パ-ティ-はABさんリ-ドのツルベで離陸する。

1ピッチ
逆層気味のカンテを行く。しかし快適なフリクションでグイグイ登れる。
2ピッチ
カンテが終わり、樹木帯を抜けるとハング帯。
3ピッチ
右上にトラバ-スし屈曲点で切る。このトラバ-スが意外と怖い。
4ピッチ
カンタンな左上の登り。二間バンド大ハングエリアを見ながら。
5ピッチ
核心の凹角。中盤が薄カブリ。足元が切れ落ちているので旨く抜けると爽快なピッチ。
抜けると一投足で踏み後があり、終了。


核心の凹核

下山は懸垂下降で。
二本のロ-プで行ってみたものの、回収がうまくできずに手こずる。
このあたりの判断は要修行。
結局はプル-ジックで登り返して、ロ-プ1本で短く下ることにした。

陽気は春を超えてもはや半袖で気持イイほど。
あとは軽い食事をしながらここ最近の四方山話をしていると、クライミングはもはやお腹一杯で今日はこれでお開きとなった。
久々の乾岩に狂踊しながらも慣れない岩質に苦労したのを感じるのは、翌日、思い切り筋肉痛になってからのことであった。

sak


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