acc-j茨城 山岳会日記

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ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

吾妻連峰 前川大滝沢

2013年10月15日 15時55分08秒 | 山行速報(沢)
2013.08/11(日) 天気:曇り→雨

吾妻連峰 前川大滝沢遡行をしてきました。

メンバー:N艦長・K先輩・Appleの3人パーティ。装備:ザイルφ8.0×30m(使用せず)


今回の登山行程は、前日発車で常磐道=磐越道=東北道=福島飯坂IC=R13=峠駅=滑川橋まで入る。
6:20滑川橋~7:05-15大滝~7:45大滝上~11:00-12:05桶木沢出合~12:20-30登山道~13:45-55滑川温泉~14:00滑川橋までの1日です。


前から行ってみたいと思っていた大滝沢に行くと会のMLに流したら大先輩2名が同行してくださることになる。
N艦長に自宅に寄ってもらい私の車で一路福島へ!岩手のK先輩とは峠駅か滑川橋で落ち合うことに。
福島飯坂ICを降りたらすぐのヨークベニマルで買出し。いつものように酒とつまみ、昼飯用に素麺と天ぷら等を買う。
峠駅に着くが夏はなんか薄暗くて寂しい感じなので入渓点の滑川橋へ向かう。
いつものようにブルーシートを敷き大宴会が始まる。急に雨になり車に撤収!オ~マイ・ガ~です。
しばらくすると止んだのでまた外で宴会続行(なぜか外が好き)またまた雨になり車の中へ。(^_^;
夜も深けていいかげん酔っぱらったので先に寝ることにする。電話がつながらないと不便だわ。
K先輩がなかなか到着せず心配していたら深夜寝静まってから到着する。途中道路工事で3時間の足止めをくってたらしい。
じゃ~ってことで起き出して宴会を始める。久々の再会に話は弾む。

朝目がさめて近くを散策して戻ると両先輩も起きていた。
めいめいに朝食をとり準備をしていると相模ナンバーの車が2台隣に止まる大勢のパーティで先に入渓していった。
すぐ追いついちゃうからすこし時間をおいてこちらも入渓するが最初の滝でもう渋滞している。
しばらく様子をみているとおネーサンが頭から落ちてロープでぶら下がる。落ちても問題ない場所だが、ここで落ちるようならこの先リーダーは大変だなぁ。
こりゃだめだと右からへつって19m滝に取付き水流右を直登する。おネーサンたちはへ~と見ていたが山登りは格好ではないのだ。
普通ならナメ床の沢を快適に登って行くところだが、私は3日間ひどい下痢してたせいか、すでに疲れているので身体は重い。
しばらく進むとど~んと滑川大滝が表れる。ここで大休止して滝を眺めて登れるルートを探したりしてみる。
ま~私には無理だということは分かり、普通に左から巻き道を登る。途中草付きトラバースがあるがステップが切ってあるので問題なく行ける。
大滝上にドンピシャで出る。ここからも延々とナメ床が続く。直登できる滝が連続して飽きさせない。
癒し系の沢であるがN艦長は休まずガンガン進む。身体は重いし写真も撮りたいので各自勝手に遡行することにします。
沢床は赤く沢水を飲んでみると鉄分が多いのが分かる。これでは魚が住むのは難しい感じだ。
そして沢水がぬるい!今年の夏は暑いせいもあるだろうが、なんかぬるま湯である。ここも春と秋とがお勧めです。
でもここまでナメ床が連続して風景が変わらないと少々飽きてきます。ちょっと贅沢いってる?
各自好きなところを遡行しているとナメ床が終わりゴロゴロとした岩が出て来たところで、よく写真で見る吊橋がある。
すこし行ったところで左から枝沢が入り込む出合で休憩する。ここの水は冷たいのでここで冷やし素麺をする。
夏の沢での定番料理だが喉ごしよく食べれる。天ぷらと薬味の冥加が良く合います。
しっかり食べてのんびりしたところで枝沢を登って登山道に合流し遡行終了とする。
沢靴を履き替えていると雨となり登山道を急いで下る。途中展望台で大滝を見るがちょつと遠いので迫力に欠ける。
ここからはザザ降りの雨となり完全にビショぬれに、下山後は滑川温泉に入って暖ったまり帰路につく。




入渓してすぐ表れる3段19m滝です。先行パーティで大渋滞してるので右からへつり直登。




お付合いいただいた大先輩です。後ろは2段に滝が掛かる長大なナメ床です。




滑川大滝です。水がすだれ状に流れる美瀑で落差は120mあるとのこと。




滑川大滝前で記念撮影しました。巻き道は滝の左の方から。




滝上も堰堤状に落ちる3m滝がある。そしてナメ床の連続です。




大きく左に回り込むカーブ全体がナメ床です。床が赤いのは鉄分が多い為。




4mとよナメ滝です。釜の右を水につかって取付き水流右を登ります。




8m幅広滝です。水流右から登りますフリクションが効くのでロープ不要。




10mスラブ状滝です。フリーで水流右より直登する。




12m滝です。水流右スラブを登りますがここもロープは不要でした。




5m凹状滝です。確か右から小さく巻いたと思う。




小滝の連続するナメ床です。どこで素麺するか思案中です。




上をみると昔の鉱山のなごりでしょうか古い吊橋があります。




ここの枝沢から流れる込み水で冷やし素麺のランチとした。




雨の中登山道を下山すると秘湯の滑川温泉の出ます。

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