acc-j茨城 山岳会日記

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阿武隈川南沢

2018年09月28日 21時02分14秒 | 山行速報(沢)

2018年9月23日(土曜日) 天候  : 晴のち曇り

メンバー: Kim、N艦長、りりぃ

甲子温泉手前空地(7:40)~南沢入口(8:10)~甲子山頂上(12:40)~甲子温泉(14:40)
 

9月の連休に明神岳西南稜から明神岳主峰まで縦走し、前穂高岳経由で岳沢に

下降する山行を計画したが9月は毎週のように週末になると雨模様になり、

今週末も土曜日が雨模様で日曜日のみ晴れ間が見える天気予報なので、キノコ採りを兼ねて

阿武隈川南沢に計画を変更した。

甲子温泉を過ぎて甲子トンネルを過ぎると『道の駅しもごう』がある。道の駅しもごう』には
木製のテーブルとベンチがあるので、これをお借りして小宴会を楽しんだ後、仮眠した。


バイパス橋下 この先右に曲がる】
 
 
朝、雲は多いが青空なので今日一は何とか天気が持ちそうだ。甲子温泉手前の空地に
車を駐車して身支度を整えて出発。
南沢入渓地点まではバイパスの橋を目指して旧道を戻り、旧道が橋を潜る手前で
右に分かれる小道を30mくらい下りると2台ほど駐車できる広場に出る。
広場の左手に手摺り柵のついたコンクリ護岸堤沿いを進み、直角にひだり右に曲がりバイパス橋
潜ると次第に道は広くなる。
道が左に曲がり下りだす手前で、右にある踏み跡を追って小尾根を下降すると阿武隈川本流河原に
下りることができるが、我々は小尾根を越したところの窪地を下り、阿武隈川本流に降りて、
下流に向かって少し下ると左側から一里塚沢が滝になって落ち込んでいる。
その少し下流に南沢が流れ込んでいるが、上部に幾つもの滝がある沢とは想像きないような出合である。

南沢出合

【南沢F1を攀じる】


【2人の年齢合計143歳の老々コンビ】


南沢F1(7m)は通常は流れを横断して水流の右側を登るのだが、今日は水量が多いので、
滝の左壁を越した。続くF2(10m)は右から取付き滝の落ち口を目指して左上して越すが、
一部分岩の脆いところがあった。
次々と現れてくる滝を攀じ登りながら、沢中には古い倒木があり、ナラタケ、ブナハリタケ、
ムキタケ、ナメコ等のキノコを収穫しながら、遡行していくと、二股を過ぎて両岸が狭くなった
ゴルジュ状の出口に30mの南沢大滝が『ドーン』と出現。
大滝は左の草付き斜面から巻き気味に登り、傾斜が急になったところの岩壁のバンドを
右にトラバースして岩のカンテ状の所を廻り込むと高度感が出てくるが、ホールド、スタンスが豊富なので
快適に越すことが出来る。

【南沢大滝30m】


大滝に打たれて反省するおじさん2人


【合計143歳の老々コンビ】


大滝上で休憩して、上部の二股は右に入り更に進むと水の流れも細くなり源流部の様相になってくる。
上部の窪地には倒木&土砂崩れがあるので、右の斜面から尾根状に
上がったが、ここは右股上部の小尾根にらしい。小尾根の藪を漕ぎながら30分ほど登ると甲子山の直下に出た。
甲子山の下降路にはキノコが少なく、ムラサキシメジが少し収穫して甲子温泉に下降した。

Kim



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