acc-j茨城 山岳会日記

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二口山塊・石橋(しゃっきょう)巡り(前編)

2011年09月29日 15時56分13秒 | 山行速報(沢)
二口山塊・石橋(しゃっきょう)巡り(前編)

二口山塊には、北石橋、南石橋、ムジナ森石橋、と3つの石橋がある。さらに二口山塊ではないが、近くにマンモス岩(天狗石橋)、谷山石橋、の2つの石橋があり、私はこれらを含めて二口山塊周辺の5石橋と呼ぶことにした。大行沢からカケス沢右俣を遡行したとき目にした北石橋の素晴らしさに、私はこれらの5石橋をすべて見てみたくなった。

1、カケス沢右俣から北石橋
8月28日に、N、G、S、ガストンの4名でカケス沢右俣を遡行したが、既にアップル君が書いているので、そちらを参照していただきたい。ここでは写真だけを掲載します。


大行沢の遡行


大行沢を行く


北石橋(石橋下はナメ滝になっており登れる)


登山道に北石橋の道標があった


2、ムジナ森沢からムジナ森石橋
9月17日、ガストン単独。山形自動車道古関Pで寝たあと、暗いうちに笹谷ICから一般道に降り、入山点近くの広場に駐車し、薄暗いうちに出発。出発直前一台の車が来て「どちらに行かれますか」と声をかけてきた。彼らは釣師のようで私が登山者とわかると安心したようだった。
ムジナ森沢に入るには尾根を一つ越すのだが、ルートを間違うと壁の上に出てしまう。よく見れば踏跡があるが、薄暗くてよくわからない。入渓後は、登れる滝は登り、単独なのでケガをしないように巻いた方が良いと思ったら巻き、石橋を目指す。
コンター950mあたりから右岸を注意していると思いのほか簡単に見つかった。石橋を潜ろうと斜面を登るが急で結構悪かった。北石橋より立派で岩も硬く、フリークライミングのルートになりそうである。石橋は沢に降りて下から見れば良い、との古い看板があったが、沢までどうのようにして降りればよいのか教えてもらいたいものである。


ムジナ森石橋(下から見上げた)


ムジナ森石橋(上から見下ろした)

小休止後1180mのコブを目指すが、これは辛かった。踏跡があるようなないような急斜面のヤブ漕ぎが続き、テッペンに着いたら座り込んでしまった。ダンコ平、仙台神室、山形神室が手の届きそうな所にある。


仙台神室岳


1180mの頭は刈払いがされていた

一般道に合流するまでヤブ漕ぎを覚悟していたが、あにはからんや切り開きがあり楽に出られた。


右のピークが仙台神室、その左のコブが1180m


途中、仙人沢大滝を見学に行くが水量がなく、見るに忍びない滝であった。


仙人沢大滝(水量が少なくて見るに忍びない)


あとは登山道を国道まで歩き、舗装道路を車に戻る。

車発5:00-ムジナ森沢入渓5:20-ムジナ森石橋7:50~8:00-1180mコブ8:50~9:00-登山道合流9:10-仙人沢大滝10:15-国道286号線登山口10:45~11:00-車着11:40

買出しに仙台のイオンスーパーセンターまで足をのばし、明日の鳴虫沢南石橋の登山基地となる二口キャンプ場にむかう。時間があるので秋保大滝を見学したが、この滝は立派で尾瀬の三条の滝をひと回り小さくしたような素晴らしい滝であった。


秋保大滝


秋保大滝(滝壺近くから)

                                               中編につづく
                                     ガストンガニマタ


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