2012/01/18 ウナ・カンツォーネ
「いさらい香奈子 新春コンサート~Humming au printemps~」
今宵も誰かが覚悟する
世界中で、
どこかのシーンで、
誰かの胸の奥底で…
そんなわけで、いさらい香奈子さん。
いさらいさんのステージには、毎回「今宵も誰かが…」という出だしで、シリーズ化しています。…というのも毎回書いておりますが。
この日、早めに会社を退出しようとしたら、「今日は何処に行くの?」と聞かれ、「新春コンサート」と言おうとし、思わず、
「何処に?って、…え~と…、し、し、しんしゅん、しゃんしょん…そ、え~っと…しゃ?し、しょ?ー、……」
って、言えてませんから!!(笑)
どうやら私、とっさに「新春シャンソンショー」もしくは、「ソロコンサート」と言いたかったらしい(笑) ←わざわざ難しくしてどーする!
だって~、新春といえば、シャンソンショーでしょ、やっぱり。
でも、いさらいさんの歌う歌はシャンソンだけじゃありません。
この日は「IGNIS」も通しで聴けましたが、ドラマチックですごく好きだと思いました。
で、その新春にふさわしいコンサートのサブ・タイトルは、「Humming au printemps」(春のハミング)。
なので、1stステージは軽やかで楽しい曲もありましたが、2ndステージは、まあ~、ほんとに歌うに手ごわそうな難曲が続きましたね~!
がっつりと聴かせてもらいました。
その2ndの始まりに、いさらいさんが「これからの曲は覚悟して歌うので、みなさんも覚悟して聴いてください」と言ったので、「今宵も誰かが覚悟する」と書いたんですけどね、確かにね~、覚悟しなきゃ歌いこなせない歌だったのだろうな、と思いました。
いつもメモとかしていないので曲の題名はすぐに忘れてしまって何ですが、この日に聴いた曲は、どの曲も素人が歌えばボロボロになるか、それとも詰まらなくなるかのどちらかでしょうね。
やはりプロの歌は違いますよね。
なんたって、覚悟が違いますものね(笑)
それでこの期に及んで思うのですが、シャンソンは、まあ私は好きは好きですけど、だからといって、このジャンルにどっぷり嵌るということはないみたい。
では、何故に彼女のコンサートに行くのかというと、つまり、私は「いさらい香奈子の歌」が特に好きなのだろうと思います。
それに、いさらいさんの書くエディット・ピアフとかのシャンソンの訳詞もだけど、ご本人のオリジナルの歌詞はどうもハマる。
いさらいさんの人生と私のそれとは、きっと似ても似つかないものだろうとは思うけど、いさらいさんの書いた歌詞には何故だか自分と同じ匂いがするのが不思議だわ。
そんなわけで、ここ何年かは一月と言えば、お正月が過ぎたら友人の講談を聞きに行くのが恒例となりましたが、それともうひとつ、いさらいさんの新春コンサートが毎年あれば良いな~と思いました。
で、きっと毎年必ず言いたくなって噛むのよね?
「新春シャンソン・ソロコンサート」(笑)
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