今宵も劇場でお会いしましょう!

おおるりが赤裸々に綴る脱線転覆の感想記!(舞台やライブの感想です)

第45回サマージャズ

2013年08月25日 23時32分40秒 | ライブ/コンサート

2013/08/24 @日比谷公会堂

【出演者】ザ・ビッグバンド・オブ・ローグス | ルイス・バジェ(tp)|チャリート(vo)|菊池太光(p)|杉本智和(b)|大槻KALTA英宣(ds)|中島あきは(as)|加納奈実(as)|纐纈雅代(as)|meg(vo)|今田勝(p)|スペシャル・ゲスト 北村英治(cl)|花岡詠二(cl)|谷口英治(cl)|白石幸司(cl)|鈴木孝二(cl)|鈴木直樹(cl)|高野猶幸(cl)|高浜和英(p)|山口雄三(b)|八城邦義(ds)|スペシャル・ゲスト マーサ三宅(vo)| 川嶋哲郎(ts)| 田窪寛之(p)|安田幸司(b)|長谷川ガク(ds)|スペシャル・ゲスト 寺井尚子(vl)| 森 寿男とブルーコーツ | スペシャル・ゲスト 中川晃教(vo)|司会 牧岩雅夫

前にどこかで、「あっきーが歌うと、演歌は演歌らしくなく、シャンソンはシャンソンらしくない」と書いたことがありましたが、「あっきーはジャズを歌ってもジャズらしくならないんだろ~な」と予測したのは当然のこと。
だって、そられの道(←って、どんな道?)・・・もとい!(笑)、それらの道を一筋に極めている方たちとは違うもの。
どのジャンルでも短期間で彼らと同じ様に歌えるような、そんな小器用さがもしあったならば、それは中川晃教の歌にはならないんじゃないかしら?

この日、ジャズのスピリットが魂に、ジャズのリズムは骨の髄にまでしみこんでいるような、そんなジャズのスペシャリストたちが集う祭典で、我らがあっきーが大先輩達の胸を借りてどのようなジャズを聴かせてくれるのか・・・興味津々!、とても楽しみにして行ってきました。



日比谷公会堂はなんと!1929年(昭和4年)に完成した建物だとか。
昭和の、それもごく初期の昭和の風情が残るレトロな建物で開催されたこのコンサートは、おそらく開館当時ではあり得ないような猛暑の中を、今年で45回目を迎えた今もなお変わらずにジャズを愛する聴衆が集まって、ホール内はいっぱいでした。

まずは「日本音楽ポピュラー音楽協会さん、ありがとう!」と言いたいです。
チラシの写真の位置といい、大きさといい、ブログの「アッキーファンの皆様へ」という記事のきめ細やかさ、気遣いといい、何よりも、ジャズには門外漢のあっきーを招いてくださったことに感謝したいです。
それから、あっきー本人のみならず、ファンの私達もまた暖かく迎えてくださったことにも。
本当に、破格の扱いをして頂いたと思います。

司会者の方が、「今日は中川晃教さん目当てで若い女性がたくさん来ていらっしゃいます」と言ってくださった時には、思わず「ごめんない」と言いたくなった私ですが(笑)、なるほど、私の席の右隣も前の席の男性もですが、会場内は私の親の世代の方々が多かったので、45年前に青春時代を過ごした往年のジャズ・ファンの方々から見れば、もしかして私などもまるで娘のように若く見えたかもしれません。

…って、
え~っと、、、何時になく大真面目に書こうとしておりましたが(笑)

それというのも、この後の飲み会で、友達から私の感想記に「推敲とかしているの?(してないでしょ?)」「何でいつも、意外な方向に脱線するの?」「実力で書きなよ~」などと言われまして(笑)

え~っ、やだもぉ~! 仕事じゃあるまいし、ほら、もう肩こっちゃう~っ!(笑)
実力なんか、ない、ない! 
あたしはね、酔っ払いながら、ぐだくだ~っと脱線話を書くのが好きなのよ~!! 

なので、いつもの調子に戻るけど(笑)

私はジャズについて、なんか上手いことが書けるほどにはジャズを知りません。
ジャズというと、ナベサダとか山下洋輔さんとか、テレビやラジオで耳にしたな~、というくらい。
それから、中島梓さん(栗本薫さん)がお好きだったので、梓さん絡みのコンサートでほんの少しだけ触れることができたかも? とか、その程度なのね。

それでも、マーサ三宅さんは流石だな~と思いました。
何というか、人生そのものがジャズなんじゃないかというような、その体全体から滲み出るようなジャズ。
私でも知っている「Summertime」には酔わせてもらいました。

7本のクラリネット軍団は、次々とリレー式に披露されたソロが楽しかったです!
それぞれの奏者の個性もあるし、音色も違いますが、「これは前の人のソロと変化をつける狙いかしら?」とか、飽きの来ない展開。
「私は特にこの人のソロが好き!」とか思うのは、何だろな~、なんて思いながら、もちろん、ソロだけでなく全員で合わせた音も堪能。

「川嶋哲郎カルテット」は、なんたって、スペシャルゲストのジャズヴァイオリニスト・寺井尚子さんとの演奏が圧巻!
世界のトップと言われる寺井さんのヴァイオリンには、ジャズファンならずとも、ぐっと身を乗り出したくなるほどにエキサイティングでした。

などと、あ~、プログラムの途中から書いているのは、途中から参加したからなのね。
ここの建物はレトロだけど、座席もレトロなので心しろ!と人に言われたので。
でも、考えてみれば、この前の代々木体育館のアリーナ席だってパイプ椅子で五時間だったものね。
そりゃ~、他の劇場に比べて幅も狭いし、座り心地も良いとはお世辞にも言えないけれど、私は案外と平気でした。
それに、休憩時間になる度に、司会者の方が「何も御用がなくとも、どうぞ立って体を伸ばしてきてください」などと、お気遣いくださるので、遠慮なく休憩時間ごとに席を立たせてもらいました。

と、長くなったので、あっきーの話は次回へ続きます。


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