フロントはWEのイコライザー用のコンデンサー
リアは同じくWEの抵抗、コンデンサーと抵抗の間のコイルは
T氏が拘りぬいた素材パーマロイのコアを使った手巻きのコイル
NF型のように何度も音が通らずに
一度しか音が通らないLCR型、シンプルな回路でもありそれだけに
その素材の厳選が重要なポイントとなる
そう言った意味でも、完ぺきなLCR型フォノイコライザーユニットだ
完成した前段ラインアンプにつながれたLCR型フォノイコライザーユニット
専用に作られた前段ラインアンプは、前作で失敗の原因のゲイン不足を補うために
かなりのハイゲインアンプとなっている
LCRユニットを、スルッと押し出すために出力にトランスを装着している
このトランスもT氏の拘りのコアを使って巻かれた特別製
前回のWE141を使って取り敢えずではなく、
T氏拘りの専用アンプ、これはかなり期待できるぞ
さあいよいよ視聴、どんな音だろう
すばらし!
まず音の鮮度が違う、サラっとした空気感で透明度が高い
だから遠くまで見渡せるような空気感
ライブ盤のレコードをかけると、その空気感の違いがよくわかる
これは気持ちいい
トランスが都合2個追加された為か、やや低域よりに音が下がった
低域のトランジェントはかなり良いのだが高域が不足気味
只でさえ高い高域のアッテネーターのレベルを、さらに上げほぼ全開状態
だが全然うるさくない
滲み曇りが全くないせいか、高域のギラツキがない
音も塗りつぶされた感は無いので、一つ一つの音に粒立ちの良い力があり
クッキリ聞こえる
弦楽器も、交響曲も人の声も官能的だ
ただ、気になるのは
「ブー」
発信音これが気になる
贅沢言って申し訳ないがゲインももう少しほしい
音質はこのままで
T氏にお願いしたところ、さらなる改良を引き受けて頂いた
ゲインをもう少しあげて頂くのと、発信音の対策
申し訳ないが再度調整をお願い致します・・・・・
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