![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/84/ed3f68a22618cb2e0b752791598992aa.jpg)
LCRフォノイコライザーのゲイン不足と発信音を改善するために
再びT氏の元へ持ち込み手を入れて頂いた
LCRユニットは問題なくその前段アンプの改良
ゲインについては抵抗値を変えて少しだけあげてみた
只でさえハイゲインなこのラインアンプの、さらにゲインを上げるのはかなりきついようであった
発信音のノイズについてはやはり効果的なのは
DC点火、直流で12AY7と6SN7の点火が一番効果的であろうと思われるので
その改善をお行った
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/be/fd4ab9d34091687475c1c8b108d5f886.jpg)
再び設置して音出し
素晴らしい
ノイズが全くない
ボリュウムを上げてもあげても「ブー」のノイズが出ない
気分良く音楽を聴き始めた
ゲインは申し分ない
ほんとに気持ち良く音が抜けている
気持ちよく聞いていたのだが
何曲か聞いていると、次第に不満が出てきた
LCRフォノイコライザー独特の力強さは増したように感じるが
あの独特の空気感と言うかしなやかさ奥行き感が出ない
だから音楽を聴いた満足度が違う
ガツン、ズドン、ドシャーン等の迫力のある音は良いのだが
女性のボーカルや弦楽器などはかなり変わってしまった
これはまいった
交流点火と直流点火ではこんなにも音が違うのか
良く言えば張りが出てパリンとして迫力は増すと思う
ただ全体的に音が締ったと言うより硬くなってしまい
LIVE盤の空気感、ホール感が感じられた気がしたが
今は全くない、空気の壁がある
「ぶー」の発信音を自分の耳でフィルターをかけるか
この音の硬さを我慢するか
迷いどこだが
やはり、交流に戻そう・・・・