オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WE120A 検めてラインアンプの必要性って?

2014年04月21日 09時07分05秒 | オーディオ

WEのイコライザー用コンデンサーを使って


LCRイコライザーアンプの更なる音質の改善を図りましたが



その結果は思ったほどではありませんでした


LCRユニットで使ったときはあんなに素晴らしい音色を奏でたのに


ラインアンプユニットでは期待外れ


いや


おもわしくない改良であった




部品の組み合わせは難しい、

何の部品を、何処に、どう使えば、どのような結果につながる、

それが分かる人がプロなんでしょうね



だからプロは部品で音色を調整できる


個性的なアンプの音創りは、結果ではなく


意図を持って制作した結果の音


そんな音色のアンプを今までもいくつか見てきたが



そんな知識も経験も技術ももちろん財力も皆無そんな

私どもでは、ちょっと高そうな部品を見つけてきて、それを使ってみるしかない

それがどのような結果になるかは、やってみなけりゃわからない




だからやってみる

次に変更するのは6SN7のカソード抵抗


ちょっと高さうなDALEの抵抗に変更してみた




音が良くなった?



いや、硬くなったんだ、締った音はするが


どうなんだろう、全体的なバランスで考えると良い方向なんだろか



低域は締った分さらに出てこない



音が締る、タイトになった分量が出ない?





今のセッティング、ラインアンプWE120Aを省いたシステムでは


音は非常に敏感だ


部品の音の違いが明らかに出る




だが全体のシステムで考えると、良い結果なのか悪い結果なのか分からない



良い音はする

音が良い、ほんとうに音が良い音がするのだが・・・・・




ボーカルもリアル、楽器や音像の定位感も素晴らしい


文句のない音だが、






何だか物足りない





やはり何かが足りない




どうしよう




今の音を例えるならば

無化調で能書きいっぱいだが、サッパリ味でイマイチなラーメンを食べているようだ

足りないのは、塩分?脂?スパイス?量?

そう何かが足りない

それを足すと素材の良さが崩れてしまうのは分かっていても

やはり足さずにはいられない

何か

その何かが足りない・・・




素材を吟味して素材にこだわれば拘るほど難しい

拘ればこだわるほど何か別の方向に行ってしまうような



拘りのコーヒーショップで豆の洗い方、煎り方、淹れ方

能書きと拘りの多さで、雑味や苦味もないがイマイチ美味しくないコーヒー

そんな味なんだろうか?




秘密のうまみたっぷり調味料

ラインアンプWE120Aレプリカを入れれば解決するのか?



でも、もう一台ラインアンプを使えば当然音が悪くなる

素材の良さを失う事になるのは分かっている




しかも一度シンプルな良い音を出してしまうと、元の機器に戻しても、


元の音にはなかなか戻らない、反作用をを超してどちらが良いのかさえ分からなくなり


路頭に迷うのがオーディオの常、


困ったものである





でも、やっぱり戻してみよう


魔法の調味料WE328Aと329Aを使った、なんちゃってWE120Aを入れよう

やっぱり、ラインアンプを1台増やすと音は悪い、


音が悪いだけではない


ぼける、滲む、膨らむ、締まりがない


音はひどい!






でも





問題は聞いていて「楽しい」



困ったものだ俺は



下品なオーディオで育ったものだから


上質な音にはなかなか馴染めない




このラインアンプWE120Aレプリカの迫力


力強さ、説得力はやっぱり凄い





音が悪くなった不満足度と


迫力と力強さの満足度



やはり俺は「良い音」より

迫力のある「楽しい音」が好きだ



美味より旨いほうがいい



もう一度、大盛りで、塩分、脂、スパイスたっぷりの、

ラインアンプ、なんちゃってWE120Aを使って




下品な、旨味たっぷりだが、「愉しい」音創りをやってみよう




だが一番の問題は

WE274Bが一本しかない事だ


2本あればいいのだが


我が財政状態は今や破綻寸前



WE120Aラインアンプがとるか

LCRイコライザーがとるか


274Bを巡る激しい攻防がありそうだ・・・