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サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・MINOLTA TOYOTA 88C(1/24 H&R)

2015-07-12 16:00:46 | スロットカー
今回は、MINOLTA TOYOTA 88C(1/24 H&R)のお話です。

私は、HOスケールのスロットカーは、こちらにあるように、日本のスロットカーの黎明期から始め、HOスケールでは大雑把に分けて3世代のスロットカーを遊んでいました。
また、高校時代には1/24スケールのスロットカーもやっていて、近所のサーキットに通っていたほどでした。
当時の1/24スケールのスロットカーは、青柳金属工業のシャシーにクリアボディというのが(私が通っていたサーキットでは)一般的で、私もこの組み合わせで走らせていました。
また、シャシーを自作したこともあり、青柳金属工業のシャシー+クリアボディと合わせて、3台は持っていたように思います。
ただ、時期的なこともあり、1/24スケールのスロットカーはあまり長くはやっておらず、ずっとHOスケールのスロットカーをやっていました。
それも、日本ではスロットカーがコンスタントに販売されることがなく、昔は情報も限られていたため、どうしても細々と走らせざるを得ませんでした。
2007年7月20日には、世界でもトップクラスの規模の営業サーキット「スロットカーズ・ヨコハマ」が誕生し、それ以降は私も1/32スケールがメインになります。
2009年、いつものように海外のスロットカーショップのサイトを眺めていると、1/24スケールのスロットカーもシャシーのみですが、意外と安く買えることが分かりました。
H&Rのスロットカーで、日本ではあまり見ないにもかかわらず、$50以下で買えるというのが魅力で、それなりに本格的だったため、買うことに決めました。
私の中では、1/24スケールなら金属シャシーにクリアボディという概念もあったのですが、今回は日本では主流となっているプラモデルのボディにしようということで、価格的にも上限で、何度も生でレースを見ているMINOLTA TOYOTA 88Cに決めました。
このクルマは、「スロットカーズ・ヨコハマ」や「レーシングパラダイス町田」で少しだけ走らせたのですが、H&Rのタイヤはアメリカのウッドトラック用に作られていて、今ひとつマッチングしません。
そこで、「レーシングパラダイス町田」で日本のウッドトラック用のタイヤに履き替えると、それなりに安定した走りになりました。
それ以降は何年も走らせる機会がなかったのですが、「TYCOON サーキット 横浜」が1/24スケールのアメリカのウッドトラックを日本に持ち込んだこともあり、久々に走らせてみました。
さすがに、タイヤがどちらも硬化していてまともに走らせることができなかったのですが、アメリカのスロットカーショップで新品のタイヤを注文して履かせたところスムーズに走るようになりました。
もともと、アメリカのウッドトラック用に作られたシャシーとタイヤですし、水を得た魚のようにスイスイと走ってくれます。
また、日本では珍しいH&Rですが、「TYCOON サーキット 横浜」はクルマもセットで購入しているため、アメリカではオーソドックスなH&Rが当たり前のように何台もありました。
人が持っているH&Rという比較対象もできたため、タイムやコーナリング面で参考になるところもあり、より走らせる楽しみもできました。
しかし、タイムを詰めたり、レースで競ったりすると、コースアウトしてボディが破損するのはスロットカーの常です。
このクルマも、特殊な形状のボディに細工をしてシャシーを挟み込んでいたのですが、その一部が破損してシャシーを安定して挟み込むのが難しくなってしまいました。
そこで、新たにボディをアメリカのスロットカーショップに注文してあり、サイズや形状的に簡単に装着できるかどうかは分からないのですが、できれば新たなボディを取り付ける予定です。
H&Rがニューボディで円滑に再デビューできるかどうか、期待と不安が半々といったところです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・TYCOON サーキット 横浜走行リポート7.4

2015-07-05 16:00:41 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」走行リポートです。

「TYCOON サーキット 横浜」は5月31日6月7日に紹介し、6月21日には入って左にあるメインとなるウッドトラックの走行リポートを掲載しました。今回は、入って右にあるサブとなるウッドトラックを走らせてきましたので、その走行リポートをお伝えします。
なお、サーキット紹介の記事も改訂していますが、オープン直後のみ、メインのサーキット同様、時計回り(右回り)になっていたのですが、すぐに反時計回り(左回り)に変更されています。
今回は、メインとなるウッドトラックとのタイム比較もしたかったため、前回とほぼ同様の25台を持ち込みました。レーンは、最も手前となるレッドです。
サブとなるウッドトラックもタイミングモニターがあるのですが、それに気がつかなかったため、スマートフォンのアプリ「Slot Car Trainer Pro」を持ち込んで計測しました。
スマートフォンを路面上に立てて置くため、他のレーンの邪魔にならず操作もしやすい最も手前のレーンを選んだというわけです。
タイミングモニターは後ろを振り返って見る必要があるので、結果的にはこれで良かったと思います。
計測は、各車、12周しか走らせていないのと、ここ専用のチューニングやセッティングも施していないため、タイムは参考程度です。
また、タイムの後ろのカッコ付きのタイムは、メインとなるウッドトラックでのタイムです。両トラックのタイム差の目安になると思います。

さて、トップタイムをマークしたのは、ニンコのアキュラLMP2XMライトニングの6.123秒でした。トップエンドのスピードがあるクルマで、高速サーキット向きなのですが、このウッドトラックも低速コーナーは限られるため、それなりにリズミカルに走って中速以上が維持できたため、このタイムになったようです。
1/24スケールのH&Rのミノルタ トヨタ88Cは、前回はタイヤが劣化していて全くグリップしなかったのですが、その間にタイヤをアメリカに注文して到着したため、今回は走らせることができました。タイムは6.445秒ですが、プラモデルのボディの破損が怖くてあまりアタックできていません。H&Rなら、6秒は切れると思います。
2位のNSRのRUNUP CORVETTEは、前回はタイヤがずれる現象があり、ほとんどアタックできませんでした。今回は、ホイールにタイヤを接着したため、その点は大丈夫でした。6.626秒なら、まずまずでしょう。
3位がニンコのTRIPLE A ムルシエラゴ RG-1の6.727秒です。ニンコライトニングのGTなので、ニンコでは同じくニンコライトニングのアキュラLMP2XMの次点のタイムをマークしています。
ニンコGTは、デンソー サードスープラ GTがタイヤが外れるトラブルがあって8.096秒とタイムを出せていませんが、全般には7秒前後のタイムを出せています。
ニンコ1は、速いクルマで7秒台半ば、遅いクルマで8秒台半ば、といったところです。
今回も、興味深い結果になりましたが、ウッドトラックの路面作りが完了していることもあり、ノーマグでもメインのウッドトラック以上にリズミカルに走らせることができました。
ウッドトラックは、1/24スケール用に作られているものの、サーキット側も1/32スケールの走行にも力を入れており、タイム的にも十分に楽しめると思います。
次回は、いろいろなメーカーのクルマも両方のウッドトラックで試してみたいと思いますが、持ち運べる台数にも限界があるため悩みどころです。

1 アキュラLMP2XMライトニング(ACURA LMP2 XM LIGHTNING(NINCO)) 6.123秒
- ミノルタ トヨタ88C(MINOLTA TOYOTA 88C(H&R 1/24)) 6.445秒
2 RUNUP CORVETTE(RUNUP CORVETTE(NSR)) 6.626秒(9.882秒)
3 TRIPLE A ムルシエラゴ RG-1(TRIPLE A MURCIELAGO RG-1(NINCO)) 6.727秒
4 フォードGT40 MKII(FORD GT40 MKII LE MANS 1967 UK LIMITED EDITION(NSR)) 6.868秒(8.871秒)
4 TRIPLE A ガイヤルド RG-3(TRIPLE A GALLARDO RG-3(NINCO)) 6.868秒(9.401秒)
6 ホンダNSXクラブニンコN.3(HONDA NSX CLUB NINCO N.3(NINCO)) 6.908秒(9.021秒)
7 ポルシェ917K(PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)) 6.909秒(9.387秒)
8 ランボルギーニ・ガヤルド・チームS-BERG(LAMBORGHINI GALLARDO TEAM S-BERG(NINCO)) 6.928秒(8.879秒)
8 ポルシェ997 BLEEKEMOLEN(PORSCHE 997 BLEEKEMOLEN(NINCO)) 6.928秒(8.979秒)
10 ジャガーXJR-12ル・マン1990(JAGUAR XJR-12 LE MANS 1990(SLOT.IT)) 6.948秒(8.318秒)
11 ポルシェ997 INNOVATE(PORSCHE 997 INNOVATE(NINCO)) 6.989秒(9.252秒)
12 レイナード2KQテストカー(REYNARD 2KQ TEST CAR(SLOTING PLUS)) 7.069秒
13 アスカリKZ1(ASCARI KZ1 CLUB NINCO N.4(NINCO)) 7.110秒(10.22秒)
14 宝山 DUNLOP Z(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 7.170秒(9.297秒)
15 カルソニック IMPAL Z(CALSONIC IMPAL Z(NINCO)) 7.412秒(9.946秒)
16 ライトニングマックィーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 7.593秒(10.02秒)
16 シボレー・コルベットGT3 MALISPED(CHEVROLET CORVETTE GT3 MALISPED(NINCO)) 7.593秒(10.80秒)
18 ライトニングマックィーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 7.875秒(10.94秒)
19 ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリン(LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)) 7.895秒(10.24秒)
20 ZENT CERUMO SC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 7.976秒
21 ルノー・メガーヌ・トロフィー'09(RENAULT MEGANE TROPHY'09 CLUB NINCO N5(NINCO)) 7.996秒(10.80秒)
22 デンソー サードスープラ GT(DENSO SARD SUPRA GT(NINCO)) 8.096秒(8.694秒)
23 シボレーWTCCウルトラチャレンジ(CHEVROLET WTCC ULTRA CHALLENGE(NINCO)) 8.660秒(11.65秒)
24 フォード・マスタングDHL(FORD MUSTANG DHL(NINCO)) 8.680秒(12.11秒)

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グッドウッドフェスティバルのライブ中継

2015-06-28 08:58:45 | スロットカー
「グッドウッドフェスティバル・オブ・スピード2015」のライブ中継が6月26日から28日まで行われています。
様々なジャンルのおなじみの名車の走行や、参加ドライバーのインタビュー、イベントの模様などをたっぷりと見ることができます。
私も、私のメインサイトのモータースポーツのコンテンツのオフィシャルプログラムにあるように、長年、モータースポーツ観戦していますので、懐かしみながら見ることができます。
また、私があまり見ていないジャンルのクルマも走行するので、けっこう楽しめます。
私は、スロットカーもモータースポーツと同じぐらい長くやっているので、そういった面でも興味深く見られます。
ライブ中継をやっていない時間でも、録画したものが流されているため、今から見始めても大丈夫です。
さすがに、一日中、見ているわけにもいかないと思いますが、パソコンで流しておいてはいかがでしょうか?

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スロットカー・TYCOON サーキット 横浜走行リポート6.18

2015-06-21 16:00:56 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」走行リポートです。

2週前、3週前と連続して紹介した「TYCOON サーキット 横浜」の路面作りが完了しているのと、1/32スケールではほとんど走らせていなかったため、テスト走行に行ってきました。
今回は、このところのレギュラーメンバーを中心に、25台ほどを持ち込みました。2時間ほどしか走らせる時間がなかったため、入って左にあるメインとなるウッドトラックしか走らせていません。レーンは、右から3番目のイエローです。
各車、10周ほどしか走らせていないのと、ここ専用のチューニングやセッティングも施していないため、タイムは参考程度です。

さて、トップタイムをマークしたのは、スロット・イットのジャガーXJR-12ル・マン1990の8.318秒でした。
ここのウッドトラックは磁力が効かないのですが、サイズ的にはほぼ同等と思われる「ビッグバン」の磁力が効くウッドトラックで、当時はフルノーマル(マグネット付き)で走らせて7.533秒なので、約10%増しというところです。
ただ、「ビックバン」は左回り(反時計回り)、ここは右回り(時計回り)で、バックストレートエンドから、前者はタイトコーナーに入り、後者はバンクに突入するため、バックストレートエンドの最高速をそれなりにキープできます。
また、ホームストレートから2列目が、「ビッグバン」はスネークになっていますが、ここはストレートになっており、その通過速度も差が出てきます。
これらの要素もあり、マグ付きとノーマグでも、タイム差が約10%増しに止まっているのだと思います。
また、もう1台のスロット・イットであるミノルタトヨタ88C UKスロットカーフェスティバル2014は8.742秒ですが、フルノーマルでほとんど慣らしをしていないクルマと、少しは走らせてウエイトを積んでいるクルマとの差かと思います。
2位がニンコのデンソー サードスープラ GTの8.694秒で、このクルマを筆頭にニンコのGTがまずまずのタイムをマークしています。さすがにどこでも速いニンコで、安定した速さが見られます。
NSRは、思ったよりもタイムが伸びなくて、フォードGT40 MKIIが8.871秒で4番手、ポルシェ917Kが9.387秒で10番手、RUNUP CORVETTEが9.882秒で12番手、に止まっています。
NSRは、全車、フルノーマル、ノーウエイトで、ストレートエンドのタイトコーナーへの進入では、車体の軽さが災いするのか、安定感がなく、トリガーが引きづらいです。
RUNUP CORVETTEは、タイヤがずれる現象があり、ホイールに接着しないと難しいようです。
タイヤは、サーキットやレースによりレギュレーションに違いがあり、すぐに履き替えられるように基本的には接着していません。
そのサーキット専用のクルマを作るという考えもありますが、個人的には1台のクルマでどこでも走らせて楽しみたいという思いがあるからです。
ニンコ1は、スピードは控えめながら安定感があり、コントロールすることが面白く、初心者からベテランまで誰でも手軽に楽しめるクルマです。
今回は、ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリンの10.24秒を筆頭に、最初に走らせたフォード・マスタングDHLの12.11秒までとなりました。
ニンコ1の5台は、そのうち4台が「ビッグバン」でノーマグで走行していますが、タイムを比較すると、2台が速く、2台が遅く、という面白い結果になっています。ノーマグ同士で比較しているので、当然の結果かもしれません。
今回、興味深い結果になりましたが、ウッドトラックの路面作りが完了していることもあり、ノーマグでも総合的に見るとそれほどストレスなく走らせることができました。
ウッドトラックは、1/24スケール用に作られているものの、サーキット側も1/32スケールの走行にも力を入れており、タイム的にも十分に楽しめると思います。
今回、入って左にあるメインのウッドトラックで走らせましたが、次回、時間があれば入って右にあるサブとなるウッドトラックも走らせてみようと思います。

1 ジャガーXJR-12ル・マン1990(JAGUAR XJR-12 LE MANS 1990(SLOT.IT)) 8.318秒
2 デンソー サードスープラ GT(DENSO SARD SUPRA GT(NINCO)) 8.694秒
3 ミノルタトヨタ88C UKスロットカーフェスティバル2014(MINOLTA TOYOTA 88C UK Slot Car Festival 2014(SLOT.IT)) 8.742秒
4 フォードGT40 MKII(FORD GT40 MKII LE MANS 1967 UK LIMITED EDITION(NSR)) 8.871秒
5 ランボルギーニ・ガヤルド・チームS-BERG(LAMBORGHINI GALLARDO TEAM S-BERG(NINCO)) 8.879秒
6 ポルシェ997 BLEEKEMOLEN(PORSCHE 997 BLEEKEMOLEN(NINCO)) 8.979秒
7 ホンダNSXクラブニンコN.3(HONDA NSX CLUB NINCO N.3(NINCO)) 9.021秒
8 ポルシェ997 INNOVATE(PORSCHE 997 INNOVATE(NINCO)) 9.252秒
9 宝山 DUNLOP Z(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 9.297秒
10 ポルシェ917K(PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)) 9.387秒
11 TRIPLE A ガイヤルド RG-3(TRIPLE A GALLARDO RG-3(NINCO)) 9.401秒
12 RUNUP CORVETTE(RUNUP CORVETTE(NSR)) 9.882秒
13 カルソニック IMPAL Z(CALSONIC IMPAL Z(NINCO)) 9.946秒
14 ライトニングマックィーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 10.02秒
15 フォード・フュージョンNASCARグレッグ・ビッフル(FORD FUSION GREG BIFFLE(SCX)) 10.17秒
16 アスカリKZ1(ASCARI KZ1 CLUB NINCO N.4(NINCO)) 10.22秒
17 ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリン(LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)) 10.24秒
18 シボレー・インパラNASCARケビン・ハーヴィック(CHEVROLET IMPALA KEVIN HARVICK(SCX)) 10.54秒
19 ルノー・メガーヌ・トロフィー'09(RENAULT MEGANE TROPHY'09 CLUB NINCO N5(NINCO)) 10.80秒
20 シボレー・コルベットGT3 MALISPED(CHEVROLET CORVETTE GT3 MALISPED(NINCO)) 10.80秒
21 トヨタ・カムリNASCARデニー・ハムリン(TOYOTA CAMRY DENNY HAMLIN(SCX)) 10.86秒
22 ライトニングマックィーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 10.94秒
23 シボレーWTCCウルトラチャレンジ(CHEVROLET WTCC ULTRA CHALLENGE(NINCO)) 11.65秒
24 フォード・マスタングDHL(FORD MUSTANG DHL(NINCO)) 12.11秒

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スロットカー・2015年仕様のポルシェとニッサンのLMP1が1/24でスロットカー化

2015-06-14 15:30:29 | スロットカー
今回は、2015年仕様のポルシェ919ハイブリッドとニッサンGT-R LMニスモが1/24スケールでスロットカー化されるというお話です。

2015年の「ル・マン24時間レース」もいよいよゴールが近づいてきて、アウディとポルシェによる優勝争いや、トヨタとニッサンの日本車勢の動向にも注目が集まります。
そして、スロットカー好きなら気になるのが、既にスロットカー化されているアウディR18に続き、トヨタ、ポルシェ、ニッサンのスロットカー化です。
そんな中、ドイツのスロットカーメーカーが1/24スケールでポルシェとニッサンをスロットカー化するというニュースが、既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、出ています。
ポルシェ919ハイブリッドをスロットカー化するのは、ドイツのジョーカーで、ラミネートGRPで製作したボディを発売するそうです。
ボディは、ノーマル、エキストラライト、エキストラステーブルがあり、フロントスポイラー、リアスポイラー、ディフューザーは0.5mm厚のカーボンで作られ、スポイラーホルダーは1mm厚のフレキシブルラバーで作られるそうです。
ニッサンGT-R LMニスモをスロットカー化するのは、同じくドイツのスロットファブリックで、こちらもGRPで製作されます。
スロットファブリックはまた、ポルシェ919ハイブリッドもリリースしており、ニッサンGT-R LMニスモともども75ユーロで販売しています。
日本円で、ボディだけで1万円を越える価格はプラモデルに比べるとはるかに高いものの、新し物好きなら買う価値はありそうです。
1/32スケールの完成車は、ミニカーやラジコンに比べると発売が遅いのですが、スロット・イット、ニンコ、カレラ、NSRあたりからリリースの可能性があり、4メーカーでレースできるように朗報を待ちたいところです。
ニッサンGT-R LMニスモのモーター搭載位置や駆動形式も気になるところです。

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スロットカー・TYCOON サーキット 横浜(続き)

2015-06-07 16:00:08 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」のお話の続きです。

TYCOON サーキット 横浜」の概要については前回、紹介しました。今回は、3面ある各サーキットについて説明します。

入って左にあるのが、メインになるサーキットです。ロングストレートとバンクがあるアメリカの香りがプンプンと漂ってくる壮観で豪快なサーキットです。
1周どれぐらいあるのか、正確な長さは分からないそうですが、40m近くあるのではないかと思います。
そして、生で見るとすぐには分からなかったのですが、日本の営業サーキットで最も一般的な、いわゆる「SCJタイプIサーキット」とほぼ同じレイアウトであることが分かります。
すぐに分からなかったのは、全体の雰囲気がアメリカっぽく、路面の色が異なり、レーンごとにカラーでマーキングされていて、バックストレートが重なっているからです。
また、最大の違いは、日本の営業サーキットは左回り(反時計回り)になっていますが、このサーキットは右回り(時計回り)になっていることです。
そのため、日本の営業サーキットではバックストレートからタイトコーナーに入るところ、このサーキットではバックストレートからバンクと、バックストレートエンドでのブレーキング度合いが異なってきます。
同じサーキットでも、リバースになると雰囲気も勝手も全く違ってきますが、このサーキットでは多くの要素が日本の営業サーキットと異なっているため、似たようなレイアウトであることにすぐには気づかなかったのです。
肝心の走りは、1/24スケールなら豪快な走りが楽しめますが、1/32スケールだとストップ・アンド・ゴーな上に、大半のコーナーで繊細な立ち上がりが要求されるため、高速サーキットながらも、スロットルワークにも気を遣うテクニカルサーキット的な面も持ち合わせています。

入って右にあるのが、サブとなるサーキットです。8の字をストレッチしたようなレイアウトを持つテクニカルサーキットです。
サブと言っても、1周の長さは30mぐらいはあるように感じられ、メインに遜色ない大型のサーキットです。
また、路面の色がメインのサーキットよりも淡く、全体に低めにレイアウトされているため、アメリカンな雰囲気は十分に感じられるものの、少し敷居が低い印象を受けます。
私は、日本の営業サーキットでこれに近いレイアウトのサーキットを走ったことはないため、メインのサーキットのような威圧感は受けないものの、とても新鮮に感じることはできました。
このサーキットは、オープン直後のみ、メインのサーキット同様、時計回り(右回り)になっていたのですが、すぐに反時計回り(左回り)に変更されています。
スタートすると、すぐにS字になり、少しタイトな右コーナーを経て、唯一のロングストレートに入ります。Rの大きな最終コーナーを回り、切り替えしてホームストレートに戻ってきます。
このサーキットは、1/32スケールとの親和性は高く、ストップ・アンド・ゴーの要素が低く、リズミカルな走りが楽しめます。
前半のテクニカルセクションは指先の微妙な力加減によるパーシャルスロットルが堪能でき、唯一のロングストレートからRの大きな最終コーナーに飛び込み、切り返しで飛び出さないようにしてホームストレートに戻ってきます。
個人的には、ストップ・アンド・ゴーよりも、パーシャルスロットルの開度を指先で微妙にコントロールすることが、レースゲームでもスロットカーでも醍醐味に感じているので、このサーキットは見た目以上に楽しめます。

入ってすぐ左の四角いスペースに納まっているのが、1/32スケール用のカレラのサーキットです。
写真では、オーバルの4レーンになっていますが、とれはとりあえず組んだだけで、近々、しっかりとしたレイアウトで本格デビューする予定です。完成したら、また紹介したいと思います。

なお、駐車場についてですが、前回も書いたように、「YOKOHAMA BAY HALL」の隣で、その建物手前の向かい側になります。
分かりやすい写真が届いて、「トラックの横に順番に停めてください」とのことでしたので、掲載しておきます。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・TYCOON サーキット 横浜

2015-05-31 16:00:41 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」のお話です。

TYCOON サーキット 横浜」が横浜・新山下にオープンしました。
新山下の倉庫街にある1989年に誕生した巨大レストラン「レストラン・タイクーン」が2015年5月10日に閉店し、その跡地にオープンしたのが「TYCOON サーキット 横浜」です。
同サーキットは、シェルビー・コブラ、GT40、マスタングなどシェルビー製品の日本総代理店「シェルビーアジア」によって運営されています。
「レストラン・タイクーン」がバブル期に誕生し、バブリーな装いでしばらくは賑わっていたことや、「シェルビーアジア」が運営しているということもあり、アメリカンな香りがプンプンと漂ってくるサーキットです。
それは、3面あるサーキットのうち、2面がアメリカ製のサーキットであることとも関係しています。
3面のうち2面は1/24スケールのウッド製サーキットなのですが、いずれも、アメリカで買いつけたサーキットなのです。
片道7時間かかるトノパというネバダ州にある銀の鉱山で有名なところから、500 ピースの部材をすべてばらして同社スタッフがコンテナで日本に輸入したもので、場所柄スロットカーをやる人が少なくユーズドでもきれいな状態で保たれていました。
さすがに、そのまま持ち込んだだけで快適に走れるというわけでもなく、私も本格オープン前に路面作りのお手伝いをしてきました。
各8レーン計16レーンをそれぞれ1000周を目標に、1/24スケールのスロットカーでひたすら走るというものです。
私は、1日だけで3時間弱しか走らせてはいないのですが、それでも500周近くは走らせたと思います。
現在では、それぞれ1000周は走らせているそうで、組み立てた当初から比べると、かなり走りやすくなっているようです。
ちなみに、1/24スケールのウッド製サーキットですが、どちらもマグネットは効かないものの、1/32スケールでも問題なく走らせることができます。
また、写真の隅に少し写っているプラスチック製のサーキットは1/32スケール用のカレラですが、こちらはとりあえずオーバルに組んだだけで、レイアウトは変更されることになっています。
場所は、首都高速神奈川3号狩場線新山下出口から倉庫街に向かって1分のところです。「YOKOHAMA BAY HALL」の隣で、駐車場はその建物手前の向かい側になります。
また、新山下出口前には、ヤマダ電機、イエローハット、HOME'S、OK(オーケー)、しまむら、などもあります。
営業時間は、平日は14時~21時、土曜日・日曜祭日は12時~21時、混雑時は20分交代、となっていますが、詳しくは上記リンク先をご覧ください。
料金は、30分500円、2時間2000円、2時間以上終日2500円、となっています。
各サーキットの特徴など詳細は、次回、紹介します。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・コストコのスロットカーケース

2015-05-17 18:18:01 | スロットカー
今回は、コストコのスロットカーケースのお話です。

前にも書いたことがありますが、私はコストコで買った総菜のプラスチックケースをきれいに洗ってスロットカーのケースに流用しています。
このケース、総菜用のプラスチックケースとはいえ、適度な硬さがあり、底も溝こそ彫ってあるもののフラットで、高さと形状面での使い勝手は良好です。
内寸が約16cm×28cmで、高さも、透明のフタを含めると、低すぎもせず、高すぎもせず、ちょうど良い高さがあります。
そのため、2番目の写真にあるように、スロットカーを横に置いて並べると、ちょうど4台入れることができます。
写真の場合は、CカーとGTカーで車幅が広く、全長も長いため、いっぱいいっぱいに入っていますが、1台でも旧車やコンパクトカーを含めると、それなりに余裕が出ます。
また、3番目の写真にあるように、スロットカーを縦に置いて並べると、車高によって6~7台入れることができます。オープンタイプのスポーツプロトタイプカーばかりだと、8台入れることもできそうです。
私は、底にプチプチを敷くとともに、クルマとクルマの間にもプチプチを挟んで、クルマに傷がつかないようにしています。
また、アンテナがついているクルマもあるので、そういったクルマは必然的に横置きになります。
このコストコのプラスチックケースも、コツコツと集めて17個にまで増えています。クルマを入れるのに便利なのはもちろんのこと、重ねて置いておくこともでき、走らせる際にまとめて移動させることもできるため、とても重宝しています。

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スロットカー・サッキーズ・コレクションズ15thアニバーサリー記念特別レース

2015-05-10 16:00:54 | スロットカー
今回は、「サッキーズ・コレクションズ15thアニバーサリー記念特別レース」のお話です。

大阪の「サッキーズ・コレクションズ」が、ホットウィールやNASCARモデルの専門店として、オープンしてから5月5日で15周年を迎えました。
それを記念して開催された「サッキーズ・コレクションズ15thアニバーサリー記念特別レース」に参加してきました。
もっとも、この日を狙って行ったというわけではなく、関西に行くスケジュールを調整する中で、復路の途中で寄るのがベストだったため、たまたま記念レースの日になったということです。
事前に、NASCARのレースが開催されるのは知っていたのですが、私が持っているNSACAR3台は、単純にスピードがなくて勝負にならないため、スケーレクストリックのGTでもOKとのことだったので、NASCARに近い大柄なアストンマーティンDBR9とV8スーパーカーのフォード・ファルコンを持っていきました。
アストンマーティンDBR9は、スケーレクストリックGTのレギュレーションが分からなかったため、磁石を外しただけのフルノーマルの状態でした。
当日、スケーレクストリックのファンレース「スケレ・アメリカンカップ」も併催されることになり、また、NASCARは参加者全員がクルマを持っていたため、私もS☆Bさんからのご厚意でクルマを借りて参加することになりました。
そのため、ファンレースはアストンマーティンDBR9で参加することにしたのですが、ホイールのインナーに亀裂が入った上、それを修復してもらっても、今度はギアになぜか接着剤が詰まり、除去してもカタカタと走行するため、急遽、ニンコ1のシボレー・コルベット GT3で参戦することにしました。
当然、ニンコ1だとスピードもラップタイムもスケーレクストリックには及ばないのですが、外れないで堅実に走れば勝負にはなるはずです。
その思惑通り、予選は2位で通過、決勝も3位となりました。さすがに、スケーレクストリックで堅実に走られると、大きくは離されないものの負かすまではいきませんでした。
NASCARは、レンタル車両でメンテナンスミスしたり、レース中に複数回外れたりして、ポイント的には接戦だったものの最下位でした。
NASCARは3台持っているだけに、タイム的に遜色ないところまで仕上げられれば自分のクルマで走れるのですが、なかなか難しいところです。

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スロットカー・カルソニック IMPAL Z(NINCO)

2015-04-19 17:18:13 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私のスロットカーの169号車は、カルソニック IMPAL Z(NINCO)です。
私は、長年、国内モータースポーツを、サーキットまで足を運んだり、テレビを見たりして、リアルタイムで観戦しています。
グループAや全日本GT選手権、SUPER GTなど、その時点でのツーリングカー、GTカーのトップカテゴリーも、当然のことながら、楽しく見ています。
こうしたカテゴリーの中で、長らくスポンサー活動を行い、サーキットではおなじみのカラーリングとなっているのが、カルソニックです。
それだけに、カルソニックカラーのスカイラインGT-RやフェアレディZなどのスロットカーは、ずっとほしいとは思っていたのですが、たまたま所有するまでには至っていませんでした。
それが、eBayで過去にも買ったことのあるセラーから、このクルマの新車が出品され、オークションながら意外と競り上がっていなかったため、締め切り直前に22ポンドをめどに入札してみました。
幸い、誰もそれ以上の価格で入札することもなく、わずか20ポンドで落札することができてしまいました。
送料が6.60ポンドで合わせて26.60ポンドとなり、日本円で送料込みで4888円というバジェットプライスで買うことができたのです。
ニンコのスープラ、フェアレディZ、NSXなどは、eBayで出品されることは珍しくはないのですが、常軌を逸した円安となっている今だと、新車なら送料込みで安くても8000円ぐらいはするため、これがいかに安かったかが分かります。
そんなクルマは、4月14日に発送され、4月18日に到着しました。わずか4日で到着してしまうのは、さすがはロイヤルメールです。
クルマは、2004年の全日本GT選手権に、ブノワ・トレルイエと井出有治のドライブで参戦しており、最終戦で優勝したものの、シリーズランキングは11位に終わっています。
ボディは、ニンコから2006年にリリースされたGTとあって、少し大柄ではあるものの、ディテール、ペイント、タンポ、クリアともに申し分ありません。
シャシーも、ニンコGTではおなじみのNC-5モーターをアングルワインダーに搭載し、その前方にボタンマグネットを配し、タイヤもノーマルでも十分にグリップします。
私は、同じニンコの宝山 DUNLOP Zも持っているので、色違いということで内容的には全く同じです。個体差はあるでしょうが、どこでも速いニンコとして、存分に楽しむことができる1台です。

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