XBOX ONE PLAY REPORT

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スロットカー・TYCOON サーキット 横浜(続き)

2015-06-07 16:00:08 | スロットカー
今回は、「TYCOON サーキット 横浜」のお話の続きです。

TYCOON サーキット 横浜」の概要については前回、紹介しました。今回は、3面ある各サーキットについて説明します。

入って左にあるのが、メインになるサーキットです。ロングストレートとバンクがあるアメリカの香りがプンプンと漂ってくる壮観で豪快なサーキットです。
1周どれぐらいあるのか、正確な長さは分からないそうですが、40m近くあるのではないかと思います。
そして、生で見るとすぐには分からなかったのですが、日本の営業サーキットで最も一般的な、いわゆる「SCJタイプIサーキット」とほぼ同じレイアウトであることが分かります。
すぐに分からなかったのは、全体の雰囲気がアメリカっぽく、路面の色が異なり、レーンごとにカラーでマーキングされていて、バックストレートが重なっているからです。
また、最大の違いは、日本の営業サーキットは左回り(反時計回り)になっていますが、このサーキットは右回り(時計回り)になっていることです。
そのため、日本の営業サーキットではバックストレートからタイトコーナーに入るところ、このサーキットではバックストレートからバンクと、バックストレートエンドでのブレーキング度合いが異なってきます。
同じサーキットでも、リバースになると雰囲気も勝手も全く違ってきますが、このサーキットでは多くの要素が日本の営業サーキットと異なっているため、似たようなレイアウトであることにすぐには気づかなかったのです。
肝心の走りは、1/24スケールなら豪快な走りが楽しめますが、1/32スケールだとストップ・アンド・ゴーな上に、大半のコーナーで繊細な立ち上がりが要求されるため、高速サーキットながらも、スロットルワークにも気を遣うテクニカルサーキット的な面も持ち合わせています。

入って右にあるのが、サブとなるサーキットです。8の字をストレッチしたようなレイアウトを持つテクニカルサーキットです。
サブと言っても、1周の長さは30mぐらいはあるように感じられ、メインに遜色ない大型のサーキットです。
また、路面の色がメインのサーキットよりも淡く、全体に低めにレイアウトされているため、アメリカンな雰囲気は十分に感じられるものの、少し敷居が低い印象を受けます。
私は、日本の営業サーキットでこれに近いレイアウトのサーキットを走ったことはないため、メインのサーキットのような威圧感は受けないものの、とても新鮮に感じることはできました。
このサーキットは、オープン直後のみ、メインのサーキット同様、時計回り(右回り)になっていたのですが、すぐに反時計回り(左回り)に変更されています。
スタートすると、すぐにS字になり、少しタイトな右コーナーを経て、唯一のロングストレートに入ります。Rの大きな最終コーナーを回り、切り替えしてホームストレートに戻ってきます。
このサーキットは、1/32スケールとの親和性は高く、ストップ・アンド・ゴーの要素が低く、リズミカルな走りが楽しめます。
前半のテクニカルセクションは指先の微妙な力加減によるパーシャルスロットルが堪能でき、唯一のロングストレートからRの大きな最終コーナーに飛び込み、切り返しで飛び出さないようにしてホームストレートに戻ってきます。
個人的には、ストップ・アンド・ゴーよりも、パーシャルスロットルの開度を指先で微妙にコントロールすることが、レースゲームでもスロットカーでも醍醐味に感じているので、このサーキットは見た目以上に楽しめます。

入ってすぐ左の四角いスペースに納まっているのが、1/32スケール用のカレラのサーキットです。
写真では、オーバルの4レーンになっていますが、とれはとりあえず組んだだけで、近々、しっかりとしたレイアウトで本格デビューする予定です。完成したら、また紹介したいと思います。

なお、駐車場についてですが、前回も書いたように、「YOKOHAMA BAY HALL」の隣で、その建物手前の向かい側になります。
分かりやすい写真が届いて、「トラックの横に順番に停めてください」とのことでしたので、掲載しておきます。

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