高岡能楽会総会~試しの舞台う
2/9(日)、高岡能楽会の定時総会が開かれた。会員謡曲大会もあり今年度の活動がスタートしたわけだ。他の会の方たちとは今年になり初めて会うわけで、「今年もどうぞよろしく」の挨拶の場......
👆は、私の昨年のブログです。 「試しの舞台」とありますが、今年も同じように「試しの舞台」としたいところです。これはあくまでも私個人の事で、昨年は年末の検査入院後の舞台、今年はコロナ禍中の外出自粛が続く中での舞台です。 体調が思わしくなく、途中で声が嗄れる、息切れがひどくなることがお稽古中しょっちゅうあるのです。本番でそうなれば?と、そんなことが私にとっては大問題でした。
高岡能楽会としては、昨年はコロナ感染予防のため、定例能、薪能、三派謡曲大会、市芸術祭などの中止が続き、会員も増えず、このままでは2,3年後には薪能も上演できない危機に陥るのでは、と懸念されるそうです。
👇は、総会の模様。ちょうど高橋市長(高岡能楽会会長)さんが挨拶に来られました。今期で市長を辞められるので記念品贈呈式もありました。
総会後も、仕舞、素謡、舞囃子と続き、最後に番外仕舞「半蔀(はじとみ)」を山崎健先生が舞われました。舞囃子「胡蝶」と「猩々」の写真だけ紹介します。
私がシテを務めた「蟻通」は、とても難しく、にもかかわらずしっかりとお稽古しないので、前日の申し合わせでまだミスを連発、本番で息が続くか途中止まらないか心配でしたが、出来栄えは別としてどうやら無事に終えられました。 👇は、高岡能楽会HPより「蟻通」。
素謡では「土蜘」が素晴らしかったです。5人のお役と地謡が皆さん、よく揃って力強く、特に若い方が全身で謡っておられる姿に感動しました。
直会は中止でしたが、合い間に他の会の皆さんと話せて楽しかった。特に職場で一緒だった若い友人が、市の「学游塾」で仕舞を習い始めたと見に来ておられ懐かしく話しました。以前福島先生の会でご一緒した方などとも親しく話せ、良い一日でした。今年最初の「能楽発表会」をどうやらクリアできたので、今年も体調に気をつけながらお稽古を続けたいと思っています。
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